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不条理音盤委員会 315 Psychic Ills 「Dins」
- 2006/03/02(Thu) -
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パイクマンさんの「Antenna Blog」でも紹介されていたNY出身の4人組のサイケデリック・ユニットPsychic Illsの1stアルバムです。ノイズ・エフェクトをふんだんに使った轟音ギターをメインに、アシッド・フォーク、民族音楽、スペイシーなシンセやクラウト・ロックの要素とおよそサイケデリックという名が冠された音楽のあらゆる部分をミックスさせて提示されたその音は、とても現代のものとは思えないほどプリミティヴな感性と研ぎ澄まされたコラージュ・ワークの勝利でしょう。どこの国とも思えない(オリエンタルな色彩は濃いのはタイトルから連想されますが・・・)民族音楽を模倣した「East」、奇妙な鐘?等の鳴り物が混沌としたドローン的に響く「Electric Life」、電子音が歪み空中に拡散するフリー・フォームの「Unititled Track」、ソリッドなギターをフューチャーしながらもフィードバック・ノイズが駆け回り、白昼夢のように現実感を喪失したヴォーカルがドラッギーな「January Rain」、エレクトロニクス音が舞い、インプロとエクスペリメンタルが融合した「Inauration」「Witchcraft Breaker」、シンプルな反復リズムに民族風のメロが交錯する「I Knew My Name」、重層的なギター・ノイズの彼方から虚ろな歌声が響く「Another Day Another Night」まで、音同士が溶け合って流れ出てくるような錯覚すら覚えます。ギターの音処理はシューゲイザーに近いような気もするのですが、エレクトロニクスとの組み合わせ方やエスノ的・呪術的な音の取り入れ方はやはりどうしてもAmon DuulⅡを思い出してしまいます。果たして彼らがどこまで自覚的にこのような見事なまでのサイケデリック世界を構築したのかは理解りませんが、こうした音が突如として出てくるというところに面白さとアメリカの混沌とした状況を感じます。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/20090399/summary.html


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