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不条理音盤委員会 309 Warsaw Village Band 「Uprooting」
- 2006/02/24(Fri) -
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最近何かと世間の評判も高い1997年にポーランドにて結成された男女混合6人のトラディショナル・ミュージック・バンドの最新アルバムです。1997年に結成されたこのWarsaw Village Bandは伝統的な楽器を使用しながらスラブ系民族の音楽を色彩豊かに演奏しているのですが、英国プレスでは「ポーランドのThe Pogues」と評したようにレゲエ、ダブやジャズの要素がブレンドされた「ハード・コア・フォーク」「バイオ・テクノ」と称される独特のスタイルは時代を超越したようなディープで味わい深いサウンド世界を展開しています。素朴な太鼓と男性の歌の「Roots: Jozef Lipinskiに続いて、スクラッチを含むダブ的な音処理とパンク風のヴォーカルが組み合わされた「In The Forest」、レゲエ風のリズムに女性ヴォーカルが伸びやかな声で歌う「Woman In Hell」、マジャール~ブルガリア方面のアジア的な雰囲気も漂うスローな3拍子の「At The Front Of The Gates」、フィドルを前面に打ち出したギリシア的な感覚も感じられる「Polka From Sieradz Region」、ヴァイオリンがレゲエ風の跳ねるようなリズムを刻む中を、ユーモラスな掛け合い風の女性ヴォーカルが楽しい「Matthew」、現地録音?による短いトラッド曲をはさんで、幽玄な女性ヴォーカル・ナンバーの「Let's Play, Musicians!」、鳴り物も賑やかに疾走するバルカン風の「he Owl」、チェロをフューチャーした「」Grey Horse (intro: Kazimierz Zdzralik)」、アコと歌による伝承曲の「Roots: Kapela Mariana Palki」に続いてジャズとキャバレー・ソングが合体したような風変わりな曲にスクラッチが絡む「When Johnny Went To Fight In The War」、無伴奏トラッド曲?の「Lament」、クラシカル~プログレ的な弦楽合奏がスリリングな「I Slayed The Rye」、ギコギコというフィドルの音が微笑ましい「Roots: Kazimierz Zdzralik」から、ピチカートに導かれてポップなメロディーが歌われる「Fishie」まで凛とした響きが楽しめるアルバムになっているような気がします。個人的にはアコーディオンやクラリネット系のリード楽器が入ればもっと盛り上がるのではないかとも思ったのですが、何はともあれ今後に活動に大いに期待したいバンドの一つではあります。

試聴音源はこちらから
http://www.sternsmusic.com/disk_info/468036

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