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不条理音盤委員会 307 Pram 「Dark Island」
- 2006/02/22(Wed) -
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気だるい女性ヴォーカルに弱い片桐です……(-。-) ボソッ。
イギリス・バーミンガム出身のRosie Cuckston、Matt Eaton、Sam Owen、Max Simpsonの4人組のポスト・ロック~音響系ユニットのPramが2003年に発表した7枚目のアルバムです。初期の作品ではクラウト・ロックに通じるプログレっぽいアプローチやジャズ風のテイストを散りばめたサウンドでしたが、徐々にエレクトロニクスの使用度が高まり、同時にサイケデリックな要素を組み合わせた実験的な浮遊感のある独特の音で親しみやすくポップなメロディーを奏でるといった脱力系へと変身していきました。またRosie Cuckstonのアンニュイなヴォーカルが絶妙にブレンドされているといった点でも聴きごたえがある作品だと思います。隙間だらけのギターとベースを背後に奇妙な電子音(テルミン?Arp Oddesay?)が流れる「Track of the Cat」、 トランペットをフューチャーした「Penny Arcade」、ヴァイヴとギターが重層的に音を重ねる中でRosieが気だるく歌う「The Pawnbroker」、ちょっと昔のキャバレー・ソングのような雰囲気が漂う「Paper Hats」、トランペット、アナログ・シンセが猥雑なムードを演出する「Peepshow」、中近東的なサウンドを使った極上のサイケ・ナンバー「Sirocco」、トイ・ピアノや玩具の太鼓?それに単音のギターの呟きを背景にした奇妙な童謡風の「The Archivist」、古風なシンセ音にスティール・ギター?マリンバ?を従えたスローなヴォーカル・ナンバー「Goodbye」、メロトロン?をはじめとする正体不明の音がいくつも組み合わされた「Leeward」、不思議なループ・サウンドにのせてちょっとトロピカル風味の「Distant Islands」まで、モノクロームながらも迷宮に入り込んだような不安感と眩暈感を抱かせる作品に仕上がっているのではないかという印象があります。以前紹介したMeret Becker「Nachtmahr」に共通するようなアンビエント・ゴシック的な雰囲気も感じます。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/571098/summary.html
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