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不条理音盤委員会 297 Pineforest Crunch 「Make Believe」
- 2006/02/12(Sun) -
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スウェディッシュ・ポップが好きな片桐です。
Ben&Jerryのアイスクリームのテイストにバンド名の由来があるというPineforest Crunchが1996年に発表した1stアルバムです。Åsa Eklund、Olle Söderström、Mats Lundgren、Mattias Olsson、Jonas Pettersonの5人が繰り広げる音楽はギター・ポップをその音楽の基盤としながらも、所々で職人芸的な構築美を感じる瞬間があります。ポップ・センスに彩られたメロディーがコード・チェンジを執拗に繰り返す展開、メロトロンやフルートまで導入するといった多彩なアレンジメントという具合に、単なるポップ・バンドとしては音の凝り具合が尋常ではないのです。その理由は。。。このバンドのドラマーのMattias OlssonはKing Crimsonフォロワーとして名高いAnglagardのメンバーでもあり、またキーボードのMats Lundgrenも自身のメロトロンを所有するというように、プログレの素養を持つメンバーがいることで音楽性に深みをもたらしているという事実があります。無論そういったことを抜きしてもÅsa Eklundの爽やかなソプラノ・ヴォイスは耳について離れませんが……(-。-) ボソッ。オルゴールに導かれるかのようにアコ・ギのミニマル的なアルペジオが耳に残る「Cup Noodle Song」、重層的なギター・ノイズと呟くようなヴォーカルが印象的な「Unleashed」、フルート、クラリネット、メロトロン?の音が交錯するドリーミーな感覚の「General Carter Accordingly」、Beach Boys風のコーラスも聴かれる一方で、曲の中盤から突如としてリズムが大胆に変化するポップ・ナンバー「Teenage Alex」、エスニックなパーカッションやヴァイオリン(サンプリング?)、サックス?のジャジーなソロがフューチャーされたメランコリックな「Barbie」、フラメンコ風のギター・ソロも挿入されたフォーク・ロック風の「Poor Little Man」、北欧トラッド通じるような柔らかいメロディーがギター・ポップのアンサンブルに組み込まれていく「Marklin」、シンプルなビートに乗せて軽やかなコーラスが宙を舞う「Lines」、Åsa EklundとOlle Söderströmの奇妙なダブル・ヴォーカルのメロディーがタイトル通りにヨーロピアンな雰囲気の「French Connection」、まるでCamelの曲に歌詞をつけたような繊細なイメージのプログレ・ポップの「Smile, Flash, Snap」、やはりCamel+シューゲイザーといった6分にも及ぶ摩訶不思議な展開の「Trees」、疾走感あふれるロック・ナンバーの「Starfish」、The Beatlesの某曲を思わせるメロトロンに導かれる極彩色のポップ・サイケ・ナンバー「Very Special Date」まで、一つの曲の中に色々な音の仕掛けが込められた楽しさ満載のアルバムだと思います。
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