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不条理音盤委員会 283 Kyle Eastwood 「Paris Blue」
- 2006/01/29(Sun) -
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このKyle Eastwoodの「Paris Blue」は雑誌の新譜欄で紹介されていて気になっていました。名前から推察されるとおり、映画俳優のClint Eastwoodの息子であるベーシストの彼は、グルーヴィーでクラブ向けのプレイとオーソドックスなプレイの両面を兼備するプレイヤーではないかと思います。未熟者にとってこの作品での彼の作り出す歌心あふれるメロディーは緊張を強いられることもないリラックスした雰囲気を感じるのですが、その一方でテンションそのものは非常に高く、また洗練された心地よい音が流れてくるという意味で、ナチュラルなセンスに裏打ちされた音のエッセンスが凝縮された作品に仕立て上げているという印象があります。縦横無尽に駆け回るKyleのベースが父親のClint Eastwoodの口笛との掛け合いを聴かせる「Big Noise」、ピアノとサックスの官能的なメロディーが印象的な「Marrakech」、アシッド・ジャズ風のリズムの上を歌メロが自由に舞う「Muse」、どこかで聞き覚えのあるようなサックスのメロとウッド・ベースの重厚な響きが耳に残る「Le Pont Royal」、ゆったりとしたサックスの歌メロの「Solferino」、テープ・ループのようなグルーブ感あふれるリズムの上をサックス、トランペットが交錯する「Cosmo」、やはりクラブ風ビートを基盤としながらも、都会的な香りがするAOR風の「Paris Blue」、オリジナルよりもダブのエッセンスを加味し、ハンド・クラップやティンバレスも付加されて、ダンス・ナンバーに変貌した「Big Noise - (remix)」、同じようにヒップ・ホップ風のリミックスが施されて、より官能的な部分を強調したかのような「Marrakech - (remix)」までイマジネーションに富んだソリッドで切れ味鋭い音の数々が流れ出てくる作品だという感があります。当然のことながらボトムを存分に効かせたKyle Eastwoodの腰の据わった骨のあるベース・プレイもまた聴きものの一つです。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/20063000/summary.html

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