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不条理音盤委員会 280 Thievery Corporation
- 2006/01/26(Thu) -
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気分は音響系というときがあります。音響系というジャンルでもいろいろとあるのはご承知の通りで、アンビエント系やエレクトロニクス系、そしてラウンジ系とその時の気分によって音盤を選ぶのもまた楽しいものです。ワシントンD.Cを拠点に活動を展開しているRob Garzaと Eric Hiltonの2人組のユニット Thievery Corporationが2002年に発表したこの「The Richest Man in Babylon」は不思議な音響空間に聴く者を導いてくれるような気がします。打ち込みとサンプラーを駆使した濃密で贅沢なダブといった様相なのですが、フューチャー・ジャズに通じるようなインテリジェンスな香りも漂わせているといった感触があります。ゲストのEmiliana Torriniの涼しげなヴォーカルの「Heaven's Gonna Burn Your Eyes」から始まり、中近東風ダブ・サウンドの「Facing East」、サウンド・システム風のダブの「The Outernationalist」、シタールを配したインド風の「Interlude」、タブラとエレクトロニクスの相乗効果でサイケ色が濃い「Omid (Hope)」、ソウルっぽいブラスが聴かれる「All That We Perceive」「Liberation Front」、AOR風のサウンドにシタールがかぶる「Un Simple Histoire (A Simple Story)」、アフリカっぽいヴォーカルとフラメンコ調のギターの組み合わせがDeep Forestを連想させる「Meu Destino (My Destiny)」、アフロ・キューバン色が濃い「Exilio (Exile)」「The Richest Man In Babylon」、ハウス・ビートにShineheadアジテーションのようなトースティングがのる「From Creation」、強烈なダブ・サウンドの「The State of the Union」、切なさを感じるジャジーなヴォーカル・ナンバーの「Until the Morning」、浮遊感あふれる「Resolution」まで、サウンドそのものは人工的な要素が強いのですが、各曲でフューチャーされているヴォーカル(サンプリング?)の強烈な声が、ややもすれば浮き足立ちそうで軽薄な印象を与えてしまうようなこのアルバムの要所を締めているような印象もあります。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/542227/summary.html

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