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不条理音盤委員会 273 The Ecstasy Of Saint Theresa
- 2006/01/18(Wed) -
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チェコ出身の音響系ユニットのThe Ecstasy Of Saint Theresaが2002年に発表した3rdアルバム?です。オリジナル盤はもうちょっと前に出ていたと記憶しているのですが、チェコ国内での流通に限定されていたということもあって入手しにくかったのですが、このアルバムからはUKでもリリースされるようになりました(自分もUK盤です)。Muteから発売された過去音源の4枚組のBox Set「4B4」ではMy Bloody ValentineとWireが交錯したような空間を埋めつくすようなノイズ系のサウンドで、シューゲイザー・フォロワーの一つという印象が強かったのですが、徐々にその音楽性をアンビエント、エレクトロニカ方面にシフトしていったようで、電子音を全面的にフューチャーして制作されたのがこの「Slowthinking」です。単音の電子音と呟くようなヴォーカルにノイズが切りこんでくる「Sychro」から始まり、スイング風のサウンドと奇妙なコラージュが融合した「Local Distortion」、吐息のような電子音が気になる「I’m (Not Really) Optimistic」、Wireのような音響実験的な小品「Miss Underloops Ⅰ」、タイトル通りにベースの音がフューチャーされた不安な感覚を煽るような「Bass 2」、広がりを感じさせるエレクトロニカの使い方が効果的な「Good At Frost」、ボサノヴァ+電子音といった趣きの「Plain.Com」「Happy R」、戦前のキャバレー・ソングを現代的に再構成したような「Than I'd Have Less Time For Myself」「www.eost.pluto」、ゆったりとしたヴォーカルの背後を自由に音が駆けめぐるといった感触の「Sensor」までオーガニックな手作り感あふれるサウンドに仕上がっているというような気がします。単純にポスト・ロックとかエレクトロニカというジャンルに拘束されずに、特に後半の曲で顕著なようにノスタルジックな雰囲気も併せ持った、極楽的極致のアルバムだというような気がします。

公式HPはこちらから(試聴もできます)
http://www.eost.cz/disko.php?cd=slowthinking


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