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不条理音盤委員会 269 Nicola Hitchcock 「Passive Aggressive」
- 2006/01/14(Sat) -
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Trip Hop系のユニットであるMandalayのヴォーカリストとして知られているNicola Hitchcockが2005年に発表した2ndアルバムです。キュートさに秘めたちょっと芯の強そうな魅力的な歌声の持ち主の彼女は1993年の「A Bowl Of Chalk」では陰影に富んだメロディーをアコースティックなタッチで表現したブリティッシュ・ロック感覚あふれる作品を作り上げたのですが、このアルバムではサンプリングやエレクトロニクスをフルに使用したミステリアスで幽玄な音の世界を展開しています。ちょっとねじくれた音の組み立て方と独特のセンスはKate BushやImogen Heapに相通じるような気がします。ちょっとレトロな感じなサウンドに囁くようなヴォーカルがのる「You Will Feel Like This」、アンビエントなピアノをメインにフューチャーした「All or Nothing」、浮遊感あふれるエレクトロニクスが印象的な「Moving Into A New Space」、やはりピアノとエレクトロニクスが交錯する中を呟くようにNicolaが歌うラブソングの「Heart」、ハウスっぽい音作りの「I Forgive You」、エスノ・ジャズ風の「Cloudy Skies & Rain」、ギター・ポップ風の軽やかな音が耳に残る「Feel」、Depeche Modeがアシッド・ジャズを演っているような「Ordinary Day」、このアルバムの中では一番Trip Hopっぽい「Because」、クラシカルなピアノと室内楽を思わせる静かなサウンドの「Morning」まで曲そのものは抑制された静かなものが多いのですが、そこにNicolaの歌声が重なるとクールでありながらも狂気のようなものを感じさせるような瞬間を覚えます。そういった意味で研ぎ澄まされた刃のようなアルバムという印象があります。

公式HPはこちらから
http://www.nicolahitchcock.com/home.php
試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/20015663/summary.html

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