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不条理音盤委員会 266 Madder Rose 「Bring It Down」
- 2006/01/11(Wed) -
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Billy Coté(G)、Johnny Kick,(Dr)、Matt Verta-Ray(B)の男3人と紅一点のMary Lorson(G、Vo)の4人で構成されたNY出身のMadder Roseが1993年に発表したデビュー・アルバムです。メランコリックな2本のギターをメインとするガレージ・ギター・ロックなのですが、サイケ風味やフォーク・ロックという要素を取り入れたアプローチもあって、その微妙なスタンスは妙に醒めたような諦めにも似た無常観を内包しているかのようです。乾いたギターの音色が曲をリードする「Beautiful John」から始まり、ノイズっぽいギターがSlowdiveのように重層的にサウンドを支配する「While Away」、ドラムの音がインダストリアルっぽく金属的で、気だるいヴォーカルが魅力的な「Bring It Down」、サイケデリックなギターをフューチャーした「20 Foot Road」「Swim」、疾走するロック・ナンバーの「Lay Down Low」Living In A Daydream」、ひしゃげたリズムに絡みつくノイジーなギターが耳に残る「Alter Boy」、ネオ・サイケとグランジが合体したような「Sugarsweet」、フォーク・ロック風の軽やかなMary Lorsonのヴォーカルが心地よい「Razorpilot」、アコ・ギを効果的に使用した「Waiting For Engines」カントリー+ジャズといった様相も垣間見せる「Pocket Fulla Medicine」まで割とシンプルなギター・ポップが展開されていきます。ただBilly Cotéが全ての曲を手がけているようですが、彼の書くメロディがやや一本調子な点は否定できないと思われますが、それを補うようなギター・ワークのセンスの良さと、表情を使い分けながら懸命に歌っているMary Lorsonの声がこのアルバムを他のバンドの作品より一歩抜きんでているという印象があります。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/madder-rose/artists/31691/summary.html

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