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不条理音盤委員会 258 O Terco 「Casa Encandata」
- 2006/01/02(Mon) -
casaencantadaoterco-image007.jpg

ブラジルのシンフォニック系バンドO Tecoが1976年に発表した4枚目のアルバムです。未熟者なのでこのバンドの作品はこの一枚しか持っていないのでありますが、彼らのHPや海外のサイトを検索すると10枚前後の作品を発表しているようです。LOCANDA DELLE FATE、 QUELLA VECCHIA LOCANDAあるいはPREMIATA FORNERIA MARCONといったイタリアン・プログレッシヴの系譜に連なる音と紹介されているように、メロディアスでリリティシズムあふれるサウンドと歌心に富む表情豊かなヴォーカルとのバランスがよくとれた作品という印象があります。メランコリックなアコ・ギに伴われたコーラスのイントロから、サイケ風のオルガンが活躍するちょっとYesを連想させるような展開のポップなナンバーの「Flor de la noche」から始まり、コロコロと転がるピアノとブラス・サウンド、それに粘っこいギターをフューチャーした「Luz de vela」、天空に舞い上がるかの如くギター・ソロにオルガンが絡み、中盤以降はサンバのリズムをベースとしたラテン・フュージョン的に展開されるインスト・ナンバーの「Guitarras」、ハイ・トーンで鼻歌っぽい歌メロのフォーク・ロック風の「Foi quando eu vi aquela lua passar」、流れるようなストリングに彩りを添える木管楽器という室内楽風のオーケストラをバックに切々と愛を歌い上げる「Sentinela do abismo」、冒頭曲のモチーフをアコースティックに再現した「Flor de la noche II」、アコ・ギとフルートのシンプルで繊細な演奏(ちょっと地中海的な感覚も感じますが・・・)と美しいハーモニーが印象的なタイトル・ナンバーの「Casa encantada」、静/動のパートを効果的に対比させながら、ギターが情熱的なフレーズを弾き、ニョロニョロとしたオルガンとシンセが各モチーフに絡みつく、このアルバムの中では最もプログレ的な展開を聴かせる「Cabala」、クラシカルでエレガントなピアノを中心に断片的なモチーフをつなぎ合わせながら少々大仰な展開をみせる「Solaris」、SEも含めて全体的にコミカルな演奏が徐々に加速しながらサンバに変貌していく、軽やかなポップ・ヴォーカル・ナンバーの「Vôo da fenix」、アコーディオン(シンセ?)を前面に打ち出したPFM風のコーラスが美しい「Passaro」まで、前述したバンドの如くきっちりとした構成美こそはあまり感じられないのですが、ラテン系ということで共通するのでしょうか?ヴォーカルのクリアな声質もあってどこか吹っ切れたような明るさを伴った作品といった気がします。

O Tercoの公式?HPはこちらから(ポルトガル語です)
http://orbita.starmedia.com/~martintj/tercosm.html

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