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不条理音盤委員会 562 Jesca Hoop 「Kismet」
- 2008/03/26(Wed) -
何か美味いものがないか始終探し回っている片桐と言います。
で、気になっているのがホルモンうどん(あるいはホルモン焼きうどん)なるもの。元々は西播磨地方の郷土料理だったようですが、
http://www.hm.h555.net/~sayou/sayoutyoukankou-horumon.html
岡山県津山市でも名物になりつつあるとのこと。
こういうのは簡単そうに見えても、やはりお店で食べるのが一番なのは言うまでもないのですが、さすがにそれも無理なので結局自分で作ってあれやこれや本場の味を連想することになりそうです。

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と、いうわけでmattsmoodさんのところでも紹介されていたJesca Hoopさんの1stアルバム「Kismit」です。「トム・ウェイツが絶賛する米の新人女性歌手」という鳴り物入りの彼女のこの作品は先日の小泉やよいさんの「SOLA」と並んで何とも不思議な魅力に富んだものになっていて、最近の片桐的ヘビ・ロテになっております。
自分の音楽を“mad music”と称しているJescaさんなのですが、ジャケット通りの小悪魔的な印象&気まぐれ仔猫そのままに、1曲の中に喜怒哀楽や静と動、そして陰と陽を同時につめこみながら時にはシリアスに、時には無邪気にと極めてナチュラルなスタンスを保ったどこかにありそうで、どこにもないといったマジカル・ポップ・ワールドを繰り広げています。
牧歌的でロマンチックな世界とほの暗さが同居している「Summertime」からただ事でない雰囲気を存分に感じさせるのですが、続いて不安感を煽るような実験的な音作りの「Seed Of Wonder」、多重録音されたヴォーカルと爪弾かれるアコ・ギの音色が美しい「Enemy」、Kate BushやDagmer Krauseを連想してしまう古い映画の主題歌のような「Silverscreen」、乾いたギターの音が奇妙なエキゾチック感を演出している「Money」、やはりアコ・ギの弾き語りで天使降臨系のハイ・トーンのヴォーカルに心が揺り動かされる「Love Is All We Have」、レゲエ風のリズムを借用しながら、変幻自在のヴォーカル・ワークを聴かせる「Dreams In The Hollow」。津軽三味線の吉田兄弟も参加したちょっと沖縄風の感じもする「Intelligentactile 101」、ドリーミーなポップ・ソング「Havoc In Heaven」、ヒップホップ風のバック・トラックにラップというかトーキング・ヴォーカルというか、リズミカルな声が楽しめる「Out The Back Door」、しなやかに歌い上げるような「Love And Love Again」まで、まさにポップの宝箱といった感覚の親しみやすいメロディーと絡みつくような凝りに凝ったアレンジメントが施されたカラフルな一枚です。で、これだけ楽しいのに微妙な陰影を感じさせてくれる部分にまたついつい魅力を感じてしまう片桐なのでありました。
最後に一言、もちろん美人です……(-。-) ボソッ。

試聴音源はこちらから
http://www.myspace.com/jescahoop
http://www.amazon.co.jp/Kismet-Jesca-Hoop/dp/B000T4SXCY
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