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不条理音盤委員会 558 のいづんずり 「人間は金の為に死ねるか」
- 2008/03/12(Wed) -
よく「天然ボケ」と称される人がいますが、アシスタントの美由紀ちゃんも絶対そういうジャンルに分類されるのには間違いなく、それでいて本人はそれを認めたがらずに、「今のボケは計算して言ったので、天然ではなく人工化合物ボケです」とか「いつか、これを言おうと思っていたので、これは養殖ボケです」とか、強気な発言を繰り返しているのですが(笑)。。。。。。。

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と、いうわけで京都を拠点として活動していたのいづんずりが1986年に発表した2ndアルバム「人間は金の為に死ねるか」でございます。こののいづんずりというバンドというかユニットは、初期は「日本のノイバウテン」とかいう異名を持つ過激なステージングで有名だったそうですが、85年にテレグラフから出した「抱擁」の頃には、ゲストに戸川純を迎えて日本的・土俗的な民謡や祭囃子風の音にインドリ・イガミのハイトーンの奇妙奇天烈なヴォーカルが被るという音になっていました。この2ndアルバムでは若干のメンバー・チェンジがあり、インドリ・イガミ(Vo)、福田研(B)、鰐好吾郎(管楽器)、田馬田-M(G)、マーガレット・サガネ(Dr)という5人にお囃子連と称するこのグループのファンの女の子3人がコーラスで入るという編成になっていて、サガネさんのフロア・タムを中心とする重苦しくも土俗的なビートを中心にギターと各種管楽器が乱れ舞う中で、どうでもいいようなナンセンスさあふれる(時にはエロエロも)歌詞が歌われるといった具合のいかにも関西アンダーグラウンドの一翼を担っていたというこのバンドの面目躍如たる部分が全開になっています。ヴォーカル・パートが実は一番面白くないのですが、バックで思う存分不可思議なフレーズで暴れまくる田馬田-M氏のギターのアヴァンギャルドさはGang Of FourのAndy Gillに匹敵すると思いますし、フリーキーに吹きまくる鰐好さんのサックスもまた当時のインディーズ界にあっては異色のものだったのではないでしょうか?このバンド、田馬田氏の話によれば、「イガミくんがバンドを去る前の最後のライヴは印象に残っている。あれは京都芸大の学園祭でのこと。学生達が模擬店をやってたんやが、そこでイガミくんは酒を呑みまくってベロンベロン。のいづんずりの演奏中、全く歌えずステ−ジ上で眠りこけてしまった。僕らの後で少年ナイフが演奏したんやけど、イガミ君はその間中ステ−ジ上で眠ったまま(笑)。全員一致で「これはクビにするしかない」と。ベースの福田君がリード・ヴォーカルを担当して、そのまま活動を継続したんやけど、しばらくしてドラムのサガネさんも辞めてしまった。すべてがバラバラになりつつあって、僕も結局辞めた」とのことで空中分解してしまいました。
当時、インディーズ系では色々と面白いバンドがいましたね。Fool’s Mateとか宝島を見て三軒茶屋の「フジヤマ」に走ったものです(笑)。今となっては懐かしい時代かも……(-。-) ボソッ。
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