不条理音盤委員会 

 即物的快楽を追及するBlog
 


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たまにはプログレッシヴ・ロックなどを。。。。
ブラジルのRECORDANDO O VALE DAS MAÇÃSが1993年に発表した、このリンゴのジャケットのアルバム「As Crianças Da Nova Floresta」はシンフォニックな要素とギター、キーボード、フルートが絡みあうインター・プレイに富むジャズ・ロック風のアルバムとして高い評価を得ていると思います。
フルートとヴァイオリンが軽やかに絡みながらのアコースティックなリリシズムの前半部ととラテン風味も感じられるアコ・ギとシンセがドリーミーな展開をみせる後半部の素晴らしい前後のコントラストによく歌うギターが要所を締めたプレーを聴かせる 「Remembering Apples Valley II」、ファンタスティックなイントロからフュージョン・タッチのギターが心地よいメロディーを奏でるパートに引き継がれ、その後にフルート、ストリング・シンセ、ギターといったカラフルなアンサンブルがちょっと性急とも思えるリズム隊に煽られるかのように様々に表情を変えていくオリジナルLPからの再演らしい 「The Children Of The New World」、 前半の都会的なセンスを兼ね備えたロマンティックなフレーズから一転してアンビエント系に通じるようなシンセのソロを挟んでドラムのロールと共にエモーショナルに頂点を目指していくきわめて映像的な「Water」、ノスタルジックな印象のあるフレーズを丹念に組み合わせながら、そこにラテン風味やエスノ風味を加味した表現力の広がりが印象的な「The Hermit」、フォルクローレを連想させるフルートのソロから、ムーディーなホーンやフュージョン寄りのギターといったジャズ・ロック的な感覚に満ちたギタリストFernando Pachecoのソロからの収録ナンバー「Himalaia」、アコ・ギのアルペジオにのせて、静謐なメロをフルートが紡いでいく小品 「Seeds Of Light」まで、全編インスト曲ながら繊細さを感じさせる快いメロディーが次々に現れては次のフレーズに継承されていくというスリリングな一面もある曲ばかりが収められています。
このアルバム、実はオリジナルではなく編集盤なのですが、そういったことを一切感じさせない統一されたヴィジョンのようなものが提示されているような気になってきます。演奏そのものは決してテクニカルなことをやっているというわけでもないのですが、そんな自分たちの世界観をデリケートにナチュラルな姿勢で表現したような印象を覚えます。
個人的にはお気に入りの1枚で、常に車に積んでおります(笑)。

彼らの公式HPからちょっとだけ試聴できます(モノ音源ですが。。。)
http://www.progressiverockbr.com/recaudio.htm

     


アンビエント・ダブ・ミックスでお願いします
とは、言えなかった。

さすがにExtend Mixは無理のようです(笑)。


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究極の反則技である。
Susanna and The Magical Orchestraと並んでまさにブリリアント!




     
言わずと知れたMacBook AirのCMの曲である。
歌っているのはパリ在住(育ちはイスラエルとのこと)のセファルディー系SSWのYael Naimさん。
ちょっとトラッド風味を帯びたポップな歌メロと素敵な「ラララ」コーラス。
ファンタスティックなPVもお気に入り。。。。





     
何か美味いものがないか始終探し回っている片桐と言います。
で、気になっているのがホルモンうどん(あるいはホルモン焼きうどん)なるもの。元々は西播磨地方の郷土料理だったようですが、
http://www.hm.h555.net/~sayou/sayoutyoukankou-horumon.html
岡山県津山市でも名物になりつつあるとのこと。
こういうのは簡単そうに見えても、やはりお店で食べるのが一番なのは言うまでもないのですが、さすがにそれも無理なので結局自分で作ってあれやこれや本場の味を連想することになりそうです。

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と、いうわけでmattsmoodさんのところでも紹介されていたJesca Hoopさんの1stアルバム「Kismit」です。「トム・ウェイツが絶賛する米の新人女性歌手」という鳴り物入りの彼女のこの作品は先日の小泉やよいさんの「SOLA」と並んで何とも不思議な魅力に富んだものになっていて、最近の片桐的ヘビ・ロテになっております。
自分の音楽を“mad music”と称しているJescaさんなのですが、ジャケット通りの小悪魔的な印象&気まぐれ仔猫そのままに、1曲の中に喜怒哀楽や静と動、そして陰と陽を同時につめこみながら時にはシリアスに、時には無邪気にと極めてナチュラルなスタンスを保ったどこかにありそうで、どこにもないといったマジカル・ポップ・ワールドを繰り広げています。
牧歌的でロマンチックな世界とほの暗さが同居している「Summertime」からただ事でない雰囲気を存分に感じさせるのですが、続いて不安感を煽るような実験的な音作りの「Seed Of Wonder」、多重録音されたヴォーカルと爪弾かれるアコ・ギの音色が美しい「Enemy」、Kate BushやDagmer Krauseを連想してしまう古い映画の主題歌のような「Silverscreen」、乾いたギターの音が奇妙なエキゾチック感を演出している「Money」、やはりアコ・ギの弾き語りで天使降臨系のハイ・トーンのヴォーカルに心が揺り動かされる「Love Is All We Have」、レゲエ風のリズムを借用しながら、変幻自在のヴォーカル・ワークを聴かせる「Dreams In The Hollow」。津軽三味線の吉田兄弟も参加したちょっと沖縄風の感じもする「Intelligentactile 101」、ドリーミーなポップ・ソング「Havoc In Heaven」、ヒップホップ風のバック・トラックにラップというかトーキング・ヴォーカルというか、リズミカルな声が楽しめる「Out The Back Door」、しなやかに歌い上げるような「Love And Love Again」まで、まさにポップの宝箱といった感覚の親しみやすいメロディーと絡みつくような凝りに凝ったアレンジメントが施されたカラフルな一枚です。で、これだけ楽しいのに微妙な陰影を感じさせてくれる部分にまたついつい魅力を感じてしまう片桐なのでありました。
最後に一言、もちろん美人です……(-。-) ボソッ。

試聴音源はこちらから
http://www.myspace.com/jescahoop
http://www.amazon.co.jp/Kismet-Jesca-Hoop/dp/B000T4SXCY

     
STVの宮田愛子さんのファンの片桐と言います。
もちろん、北海道の放送局の方なので「おはよう北海道」での声しか聴けないわけなのですが、ちょっと前の「グルナイ」に出ておりました。もっともスポットを浴びたのはSTVの同僚の急式裕美さんと高山幸代さんで、宮田さんはほんのちょっと映っただけでした(涙)。更に不幸なことに何か眠そうな顔でした。。。。

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というわけで、最近片桐がはまっているのが仙台在住の女性SSWの小泉やよいさんの1stアルバム「SOLA」だったりします。偶然立ち寄った店で流れていて、このCDも置かれていたので速攻で購入したわけなのですが、それ以来何度も繰り返して聴いております。基本的にはボサノヴァやフォークに影響を受けたオリジナル曲なのですが、少ない音数から紡がれるイマジネーション豊かな言葉がほのかな温かみと優しさを含んで流れてきます。Kate Bush直系というべきか、After DinnerのHACOさんとかを連想してしまうような小泉さんの独特の性質がまた不可思議な魅力にもなっていて、当然のごとくこの手の声に弱いので一発でKOされしまいました。
鍵盤ハーモニカがちょっとエレガントかつヨーロピアンな響きにも聴こえる「月のワルツ」、ジョビンの「三月の雨」への個人的なアンサー・ソングという、オルガンのフレーズが独特の「三月の雪」、次作への予告編らしいインストのミニマル風の小品「イントロル・ゴール」、拡声器を利用したダブル・ヴォーカルやSE風の電子音といった実験的な音作りとは正反対の柔らかい歌メロが印象的な「ほうき星 記憶の旅」、ボサノヴァ・タッチの佳曲「みずいろ」、小刻みなアコ・ギのカッティングの上に浮遊感あふれるヴォーカルがのる「カーテン」、かなしいことを歌ったという、風の音をSEに使った「風車」、小泉さんが生まれて初めて作ったという「なつのよる」まで本当にシンプルで飾り気のない音の組み合わせの中からハート・ウォームなメロディーがゆったりとした時間と共に流れてくるといったアルバムで、ノスタルジックだけど新しいという過去と現在が錯綜するような時間軸の中央で、ふと自分というものを振りかえってしまいたくなるような、そんなセルフ・セラピーのようなアルバムではないかと個人的には思っています。単なる“癒し”ではなく、聴く人の心の底にしまいこんだ思い出を掘り起こしてくれるような作品ではないかと思います。

試聴音源はこちらから
http://album-sola.seesaa.net/category/2022138-1.html

     



不調なときでもこういうものにはすぐに目が行ってしまう。


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イギリスのSF作家Arthur Charles Clarke氏が亡くなった。
享年90歳とのこと。
アーサー.C.クラーク氏といえば、ハインライン、アシモフと並ぶビッグ3と称されるSF作家で、一般的には「2001年宇宙の旅」で名前が知られていると思う。

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もっとも、この作品よりもスタンリー・キューブリックの映画の方が知名度が高いのは彼にとっては一種の不幸なのかもしれない。初めてこれを読んで以来、最後の「スター・チャイルド」の意味がわからずに(映画でも同様)、長年思索を繰り返していたのだが、氏の思考の背景に仏教が存在しているということで、「宇宙的な意味をもつ輪廻」と納得したつもりでいた。もっとも、それは後年になっての「2010年」「2061年」、そして「3001年」で謎が解かれるのと同時に見事なまでに矮小化されてしまって、自分としては失望させられたものである。

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氏の作品の中ではやはり「幼年期の終わり」が好きである。そこに描かれた新旧人類の断絶や地球が滅ぶ姿は、あまりにも美しくそして恐怖を伴っている。そしてそのリアルさに心を打たれるのである。

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「宇宙のランデブー」もまた氏の想像力と科学的な知識を駆使したハードSF的な作品である。巨大なスペース・コロニーを舞台に知的地球外生命体の世界を提示しているわけなのだが、発表された1973という年を考えると氏の先見性に驚かざるを得ない。

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「遥かなる地球の歌」はある惑星を舞台に、遠い未来の人類の姿をロマンティックな文章で綴っている。哲学的な意味も込められた壮大なファンタジーといってもよいのかもしれない。この作品のオマージュとしてMike Oldfieldが同名のアルバムを出したのは有名な事実である。

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一時期SFばかり読んでいた時期があり、喜ばしいことに氏の作品はほぼ邦訳されているので大抵の作品は読んでいる。また氏の短編集に収録された作品の中には後に長編の原型となるものも含まれていて、そういうものを探す楽しみというものもあったのだ。

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近年の作品では共作という形態が多く、氏の純粋なオリジナルというよりは、氏のアイデアをベースに共作者がどんどんイメージを膨らましていったかと思われ、その分従来の作品よりは人間ドラマに主眼がおかれているようなきらいもあるのだが、何にしても氏の新しい作品を読むことができないというのには一抹の寂しさを覚えてしまうのである。

合掌。

     
個人的に突如としてラーメンが食べたくなるときがあって、そういう場合に限って仕事がなかなか終わらずにイライラしてしまうのですが、何とか片付け終えてお目当てのラーメン屋に向かったところ、夜もいい時間なのにでら行列が出来ていて、しかもカップルばっかでめちゃ悲しい気持ちになった挙句に、実はそのラーメンそのものがあまり美味しくなかったのに加えて駐車場が営業時間を過ぎていて車も出せず、電車で帰って翌朝車のお泊り料金を支払う羽目になってしまった片桐と言います。

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と、いうわけでウェールズのトラッド・ユニットAberjaberが1985年に発表した1stアルバムです。フィドルやハーディー・ガーディー、それにウェールズ固有の民族楽器でヴァイオリンの原型とも言われるクルースが担当のStevie Wishart、独学でハープを学んだというDelyth Evansという女性2人に、フルート、バグパイプ、ボーランを担当しているPeter Staceyという男性1人からなるこのAberjaberは広くケルト文化圏にその音楽的な素材を求めているようですが、そもそもウェールズにはアイリッシュのリールのような疾走するようなチューンは存在しないそうで、彼らの音楽からは中世ルネサンスの音楽の如き煌びやかでありながら、ゆったりとした穏やかな雰囲気を感じ取ることが出来ると思います。また、単に華麗のみならず、ケルトの中でもハープの伝統が唯一守られてきた土地柄、土着的な響きの中にも幽玄さを兼ね備えた美しいアルバムに仕上がっているという印象があります。
Stevieの誕生日にPeterが贈ったというティン・ホイッスルの澄んだ響きが美しい前半と、バグ・パイプとハープ、ハーディー・ガーディーの3者が楽しげにコラボする「Hoffed Meisters Wishart/Aires De Pontevedra」、伝説の王Gruffudo Ap Cynanを題材にした優雅なトラッド曲「Diddanwch Gruffudo Ap Cynan」、タイトル通りにアイルランド、スコットランド、ブリタニィのダンス曲をメドレーしていく「Celtic Journey」、Delythが亡父の記憶に捧げたという深遠なメロディーをPeterがフルートで奏でる「Berwyn」(後半はウェールズのトラッド・ジグへとメドレー)、伝承曲のモチーフをベースにPeterが作曲したオリジナル曲とブリタニィの有名トラッド曲をミックスさせた「Three Fires/An Dro」、吟遊詩人たちの間では誰でも知っているとされる可愛らしいメロディーが幾度となく変奏を繰り返す「Cynghansail Cymru」、Stevieのオリジナル曲でケルト文化圏それぞれの独特のフレーズが織り込まれたような「Stevie’s Tune」、アイリッシュ・トラッドのハープ独奏「The Ale Woman」、ウェールズでは有名らしいダンス曲がメドレーされていく「Machynleth/Pwt Ar Y Bys/Llanofer Reel」まで本当に端正なケルト世界を垣間見ることができるような気がします。そもそもウェールズのトラッド自体日本であまり紹介されることは少ないと思うのですが、このアルバムはユーロ・トラッド・コレクションの一枚として国内盤で発売されました。そもそもこのアルバム自体、メンバーの一人であるStevie Wishartがオーストラリアのラジカル・トラッド・グループMARAのJim Denlyと結婚して以後、ユニットの存続をめぐってトラブルになったようで原盤のSein RecordsのWebにも掲載されていないという今となっては幻に近い作品になっているのです(ヤフオクやE-Bayでは比較的普通の値段で出ていますが。。。。)。

     

「Fly Me To The Moon」

この曲を語るとこの方に突っ込まれそうな気がしますが。。。。。

深い意味はありません。
単にFMから宇多田ヒカル のVerが流れていただけです。


Fly me to the moon,and let me play among the stars;
Let me see what spring is like on Jupiter and Mars.
In Other Words; hold my hand!
In Other Words;darling kiss me!

Fill my heart with song,and let me sing forever more;
You are all I long for,all I worship and a dore.
In Other Words;please be true
In Other Words;I love you!



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相変わらず不調ですが、とりあえず生きております。

と、いうわけでEleftheria Arvanitakiさんが歌う「Dinata Dinata」 。
この人を語るとなるとこの方に怒られそうなので止めておきますが(爆)

一言だけ

ええ女やなぁ〜〜





     

不調です。
どれだけ不調かと言えば、
Seven Starsを吸う気力がありません。
珈琲を飲む気力もなく、仕方なしにハーブ・ティーに白ワイン入れてます。

と、いうわけで片桐の近くの団地のバス停。

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寒い話。
某博物館のQ氏(特に名前を秘す)はとても気前のよろしい方で、遊びに行くと必ず昼食や夕食をご馳走してくれるという大変奇特な方なのですが、彼の唯一?の欠点が親父ギャグでありまして、どうでもいい駄洒落のようなものを発しては一人でウケていて、その対応には苦慮してしまうときもままあったりするのですが、そのQ氏のこれまた美人の誉れ高い奥様が先日流行性感冒で床に伏せていた折に、しきりに「寒い、寒い」を連発させていたそうで、愛妻家としても名高いQ氏のこと、背中をさすってあげたり、ヒーターを点けてあげたりと甲斐甲斐しく面倒をみてあげた挙句に、最後に奥様が一言「あんたのギャグは寒い。。。」とのたまったそうで、この一言は意識的ではなく寝言だったと奥様は主張しているようなのですが、そんなところにも目に見えない夫婦の深い亀裂が潜んでいるものだと肝に銘じた片桐と言います。

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と、いうわけでシタール奏者のHarry PayutaさんがMatthias Monka(Vocals、 Piano、Organ)、Michi Schmidt(Percussion)、Frank Mattutat(Drums)というメンバーと作ったセッション・アルバム「Departure」です。この人はDissidentenのパーカッショニストであるMarlon Kleinさんから教えてもらい、またTuva出身のHUUN – HUUR –Tu’sのアルバムにもクレジットされていたので気にはなっていました。PayutaさんのHPによれば、そもそも70年代からジャズやロックのフィールドでギター、ベースを演奏していたようですが、1993年になって突如としてシャーマニズムや精神世界に傾倒してしまい、同時にシタールを学び始めて今日に至っているとのことで、そういった経歴もあって彼の音楽は「World Beat」と自称していも、ガチガチのインド音楽というわけではなく、あくまでも西欧的なポップ・ミュージックの枠組みの中でシタールで演奏しているのですが、そのシタールの独特の響かせ方も相俟って単なるエスノ・ポップものにとどまらない面白さを孕んでいます。
ロカビリー風の「What Wii Be There」、ラーガ・ロックを感じさせる(当たり前ですが。。。)サイケデリック感覚あふれる「Another Land」、カントリー・ロック・タッチで雄大な飛翔感を伴った「Like An Eagle」、2部に分けられ、Part2ではスペース・ロックに通じるような印象もある文明批判(Kraftwerkの同名曲を引用しています)の「Man Machine」、ブルースっぽい「Feeling Blue」、伸びやかなMatthiasさんのヴォーカルが耳に残る「Tell Me」、黒っぽいフレーズをシタールで弾いただけでこれだけ印象が変わるものかとしみじみ思うCanned Heatのカバーでもある「On The Road Again」、バックのシンセのフレーズや中盤の歌メロがDepeche Modeの某曲の完全なパクリな「It」、アフリカンっぽい雰囲気の「Who Are You」、フォーク・ロックっぽい歌メロの「My Way」、トロピカル気分が満喫できるZappaのカバー曲「Watermelon In Easter Hay」まで、ちょこちょこと有名曲のリフを織り込みながらのPayuta Worldが展開されていきます。おそらくはギターで演奏したら割と平凡に聞こえるのかもしれませんが、それをシタールで演奏することによってミクスチュア感覚が倍増するのでは?とも思います。またMatthias Monkaさんの朴訥なヴォーカルが心に響くのです。

試聴音源はこちらから
http://www.payuta.de/index.html
http://www.russiandvd.com/store/product.asp?sku=47710&genreid

     
よく「天然ボケ」と称される人がいますが、アシスタントの美由紀ちゃんも絶対そういうジャンルに分類されるのには間違いなく、それでいて本人はそれを認めたがらずに、「今のボケは計算して言ったので、天然ではなく人工化合物ボケです」とか「いつか、これを言おうと思っていたので、これは養殖ボケです」とか、強気な発言を繰り返しているのですが(笑)。。。。。。。

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と、いうわけで京都を拠点として活動していたのいづんずりが1986年に発表した2ndアルバム「人間は金の為に死ねるか」でございます。こののいづんずりというバンドというかユニットは、初期は「日本のノイバウテン」とかいう異名を持つ過激なステージングで有名だったそうですが、85年にテレグラフから出した「抱擁」の頃には、ゲストに戸川純を迎えて日本的・土俗的な民謡や祭囃子風の音にインドリ・イガミのハイトーンの奇妙奇天烈なヴォーカルが被るという音になっていました。この2ndアルバムでは若干のメンバー・チェンジがあり、インドリ・イガミ(Vo)、福田研(B)、鰐好吾郎(管楽器)、田馬田-M(G)、マーガレット・サガネ(Dr)という5人にお囃子連と称するこのグループのファンの女の子3人がコーラスで入るという編成になっていて、サガネさんのフロア・タムを中心とする重苦しくも土俗的なビートを中心にギターと各種管楽器が乱れ舞う中で、どうでもいいようなナンセンスさあふれる(時にはエロエロも)歌詞が歌われるといった具合のいかにも関西アンダーグラウンドの一翼を担っていたというこのバンドの面目躍如たる部分が全開になっています。ヴォーカル・パートが実は一番面白くないのですが、バックで思う存分不可思議なフレーズで暴れまくる田馬田-M氏のギターのアヴァンギャルドさはGang Of FourのAndy Gillに匹敵すると思いますし、フリーキーに吹きまくる鰐好さんのサックスもまた当時のインディーズ界にあっては異色のものだったのではないでしょうか?このバンド、田馬田氏の話によれば、「イガミくんがバンドを去る前の最後のライヴは印象に残っている。あれは京都芸大の学園祭でのこと。学生達が模擬店をやってたんやが、そこでイガミくんは酒を呑みまくってベロンベロン。のいづんずりの演奏中、全く歌えずステ−ジ上で眠りこけてしまった。僕らの後で少年ナイフが演奏したんやけど、イガミ君はその間中ステ−ジ上で眠ったまま(笑)。全員一致で「これはクビにするしかない」と。ベースの福田君がリード・ヴォーカルを担当して、そのまま活動を継続したんやけど、しばらくしてドラムのサガネさんも辞めてしまった。すべてがバラバラになりつつあって、僕も結局辞めた」とのことで空中分解してしまいました。
当時、インディーズ系では色々と面白いバンドがいましたね。Fool’s Mateとか宝島を見て三軒茶屋の「フジヤマ」に走ったものです(笑)。今となっては懐かしい時代かも……(-。-) ボソッ。

     
ATMでの出来事の話。
週末なのでちょっと余分にお金を下ろしておこうかと思い、3万5千円もあれば大丈夫だろうと、タッチ・パネルを無造作に押しました。
「でででで、ざざざざーーーーーーっ」
んん?やけにお札が数えられてるみたいだけど・・・、まぁ、いいか。懐が温かくなる気分を満喫できるからなぁ。。。。とちょっと気分が高揚していた片桐を襲ったのは「分厚い札束」。思わず目が点になりました。
ぎゃはは、3万5千円が千円札で35枚!財布が閉まりません(爆)。
何も考えずに3・5・千・円とパネルを操作してしまった末の喜劇&悲劇なのでありました。

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と、いうわけでポジティヴ・パンクであり、シューゲイザーでもあり、おまけにデジ・ロックの先駆者でもあるという何とも名誉ある称号を一身に背負ったDean GarciaとToni HallidayのユニットCurveが1992年に発表した1stアルバム「Doppelganger(邦題は「二重人格」・・・ちょっと違うぞ)」です。EurythmicsのDave Stewartの紹介で知り合った二人が紆余曲折を経て結成したこのユニットは、メランコリックにも感じられる憂鬱なメロディー・ラインをダークなヴォーカルで歌い上げるといった作風で、無論そこに師匠Dave Stewart仕込みの打ち込みのリズムと、この手のバンドに典型的なノイジーなギターが絡んでくるといったもので、まさに混沌とした美学が思うままに連ねられています。一聴してわかるとおり、ToniさんのスタイルはPatty SmithさんやSiouxsie Siouxさんをモデルにしていると思われるのですが、攻撃的なフレーズの連続の中から甘ったるい声で退廃を唱えられてしまうと、ついつい抱え込んでいた憂鬱が無限大に増幅されてしまって、何もかも投げ捨ててどこかへ逃亡したくなったりもするのです。
ダンサンブルなリズムと幾重にも重ねられたギター・ノイズが心地よい「Already Yours」、この手の音には欠かせないためいき系ヴォイスが印象的な「Horror Head」、重苦しくアグレッシヴなメロディー・ラインの「Wish You Dead」、パンキッシュなCocteau Twinsといった感の深いエコーがかけられた「Doppelganger」、もろシュゲイーザーという音響処理が施された「Lillies Dying」「Split into Fractions」、ハードなギター・フレーズが炸裂する「Ice That Melts the Tips」、金属的にギターを響かせる中でToniの声が浮遊感を誇示するが如き「Think & Act」、幽玄と混乱が同居したような「Fait Accompli」、アンビエントに通じるような静謐感の中から狂気が浮かび上がってくるような「Sandpit」まで、ダークネスに統一された狂乱の祝祭とも言うべき音が次々と繰り出されてくるのですが、残念ながらかなり美しいと思われるメロディーと比較すれば、轟音ノイズの処理があまりにも単一的で一本調子になっているような点が感じられます。その点に一工夫すればもっと高い評価を得られたような気もします。逆にある意味で平凡なままに終わってしまい、他の同系バンドとの差別化が出来なかったことがこのユニットの発展性の限界だったのかもしれません。

試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail/204627

     

何と申しましょうか。。。
たまにはこんなのも聴きたくなります。

Henry Mancini and His Orchestra
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James Last Band
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The Mantovani Orchestra
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Caravelli et Son Grand Orchestre
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Raymond Lefèvre et Son Grand Orchestre
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101 Strings
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Parcy Faith Orchestra
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Paul Mauriat Grand Orchestra
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プロフィール

Author:片桐真央(Mao.Katagiri)

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Experimental