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Paynerだけじゃないよ、ブルガリアは!不条理音盤委員会 460 Kali 「Shesto chuvstvo」
- 2007/01/06(Sat) -
特に深い意味があるわけではないのですが、Blogのアクセス解析なんぞ設けてみました。面白いことにこの「不条理音盤委員会」を訪れてくれる方々の中にわざわざJelena RozgaさんやLeonora Jakupiさんの名前を検索した挙句にたどりついた方もおられます。それもクロアチアやセルビア、そしてアメリカから。。。そういった方々は日本語で何が書いてあるのか理解らずにそのまま立ち去ったのか、それとも読んでみてこのBlogはアホじゃ!と思って足跡だけに止めたのかは神のみぞ知る、蟹の味噌汁なんでしょうが。。。。

というわけで、ブルガリアのKaliさんの3rdアルバム「Shesto Chuvstvo」です。

prd-1247.gif


ジャケットからはまるでイタリアのシンフォニック系バンドのSemiramisのジャケットの男性の娘のようにしか思えませんが・・・滝汗。


SEMIRAMIS1.jpg


それもその筈彼女はPayner MusicではなくAra Audio Videoの所属だからなのかもしれません。Paynerはお姉ちゃんのCDが売り上げの大半を占めているというまさに吉原の女郎屋のようなレーベルなので、お姉ちゃん達をケバくは見せますが、グロくはしません(笑)。そういったことをKaliさんとそのスタッフ連中は知ってか知らずしてか、毎回無茶苦茶なことをしてくるので、彼女のアルバムは楽しみが多いのですが今回もまたまたやってくれたなぁ〜〜といった感動的な名作に仕上がっております。冒頭からチュルク風味をまぶしたジプシー・ブラスと情熱的な男性ヴォーカルをフューチャーした「Katastrofa」という荒業から始まり、バルカン・ブラスとラテン・ポップを混ぜ合わせてユーロ風にアレンジした「Kato za dvama」、レゲトン・タッチの歌メロに哀愁のサックスが絡む、あえぎ声も悩ましげなキラー・チューンの「Pret-a-porter」、トルコのエロエロ女王Gülşenの名曲をパクった「Of – of」、Kaliさんお得意のインドのエッセンスとゲストの怪しげなラップを組み合わせた「Chuzhda」、大仰なストリングを背後に従えて、アラブ〜インド周辺の音楽を一気に詰めこんで、これまたKaliさんもドラマティックに歌う「Obeshtavam ti」、ギリシャ風のバラード「Drugata」、ヒップ・ホップ的なビートを導入したEnigmaのブルガリア版みたいな「Shesto chuvstvo」、小気味良いギターのカッティングが印象的なファンク色濃い「Niakoga」、更にインド色を増して原色サイケ歌謡に変貌した「Chuzhda (remix by EDIT)」、エレクトロニカ〜テクノ風にリミックスされた「Drugata (remix)」、ハード・ロック調のギターも聴かれるR&B風の「Dve lajiKali 」まで、でら痛快な仕上がりのアルバムとなっています。トルキスタンにSirin Palwanowaさんあれば、ブルガリアにKaliさんありと片桐に言わしめる、極めて不条理音盤委員会的な一枚であります。

試聴音源はこちらから
http://www.bulgarian-music.com/cd-939-Kali_-_Shesto_chuvstvo




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