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シューゲイザーは遠くにありて思うものなり。。。 不条理音盤委員会 459 Mojave 3 「Puzzle Like You」
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- 2006/12/29(Fri) -
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その昔、シューゲイザー・ムーブメントというものがあってのぅ、ちょっとギターを始めるとすぐにフィードバック・ノイズをかぶせた轟音ばかり出していて、それでいて歌メロは微妙にポップだったバンドが無数に存在していた時期があるのじゃ。まぁ、Jesus &Mary Chainがきっかけだったかもしれんが、みんなライブではうつむきながら弾いていたからそんなシューゲイザーなんちゅう異名がついたものだった。。。懐かしいのぅ〜〜。そんなん中でも絶妙な儚さを秘めたバンドにSlowdiveというのがおってのぅ〜、彼奴等はCreationから数枚のシングルと3枚のアルバムを発表したかと思ったら解散してしまったのじゃ。理由は知らんけどな。でもなぁ、すぐにNeil HalsteadとRachel GoswellはMojave 3というユニットを立ち上げて4ADからアルバムを発表したのじゃな。でだな、「mattsmoodさんがチェックした音源を片桐が聴いてみる」シリーズ第2弾にもなっておる、この「Puzzele Like You」はそんな彼奴等の5枚目のアルバムなのじゃ。そもそもNeil Halsteadのソングライティングには定評があったのじゃが、ここでも切ないアコースティック、あるいは夢心地のポップな曲をインディ・ロックの枠組みにうまく織り交ぜた素晴らしい出来になっていると思うのじゃが、どうだろうかのう〜
![]() 乾いたギターとピアノの音が印象的な「Truck Driving Man」、ついついThe La’sを思い出してしまう清涼感いっぱいの「Puzzles Like You」、割とシンプルなギター・ポップの「Breaking The Ice」、ドリーミーな雰囲気の中を懐かしい感じのギター・フレーズが聴かれる「Running With Your Eyes Closed」、Rachelのバッキング・ヴォーカルも美しいカントリー・ワルツ・タッチの「Most Days」、サイケデリックな感覚を内包したフォーク・ロック風(Pink Floydっぽい感じあり・・・汗)の「Big Star Baby」、オルガン(シンセ?)のメリハリを利かせたビート・ポップ「Ghost Ship Waiting」「Kill The Lights」、アコ・ギの弾き語り風の背後でスライドっぽいギターや玩具のような鳴り物類を響かせた、しっとりとしたミディアム・ナンバーの「You Said It Before」、ヴォーカルやギターをノイジーに処理しているのは現在のシューゲイザー・リバイバルに対する彼らなりの回答かとつい勘繰ってしまうような「To Hold Your Tiny Toes」、60年代のアメリカン・ポップへの憧憬を音にしたような「Just A Boy」、囁くようなNeilのヴォーカルで締めくくる「The Mutineer」まで、いかにもUKぽいかったSlowdiveから徐々にアメリカっぽさを取り込んできたNail Halsteadのルーツ志向が結実したような音に仕上がっていますが、どの曲にも適度な湿り気のようなものと微妙にしみじみとしたノスタルジックさのようなものが、まさにタイトル通りにパズルのように組み合わされているアルバムだという印象があります。 なんとなく良い意味でしんみりとするんですよね。。。。。。 試聴音源はこちらから http://www.cduniverse.com/ search/xx/music/pid/7102277/a/Puzzles+Like+You.htm |
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