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マニアックの極致 不条理音盤委員会 456 ŞIRIN PÄLWANOWA 「2001」
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- 2006/12/25(Mon) -
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![]() マニア街道を突っ走っている片桐と言います。 世の中には頭がクラクラとくる音源無数にあれども、このトルクメニスタンの女性歌手ŞIRIN PÄLWANOWAのセルフ・タイトルのCDとカセット作品「2001」を聴いた時にはマジで意識が飛びました(爆)。彼女は画像にも掲げたとおり、おそらく生粋のトルクメン族だと思うのですが流れてくる音楽はチュルキッシュであり、カリブであり、インドであり、ヨーロッパでもあるというハイブリッドというかミクスチュアーというか、とにかくエスノ好き&隙間音楽好きの人にはたまらないと思われる音が、チープとしかいえないサウンド・プロダクションとロリータ・ヴォイスで次々と繰り広げられていきます。彼女に匹敵するのはカンボジア系アメリカ人を中心とするユニットDengue Feverくらいなものではないかと勝手に思ったりもしています。インド風味を少々まぶした打ち込み系エスノ・ポップ・サウンドの「Oka-Oka 」、フニャフニャなシンセにのって、男性が彼女を絶賛するアジテーションのみの「Tanidma」、ゴア・トランスにも近いダンス・トラックの「Gel Ýaraşaly」、ペルシャ・ポップに近い感触の「Jeren Daýza」、シャンソンと中近東が合体したような「Intizaryn」、やはりヨーロピアンな雰囲気の転がるピアノとカシオ・トーンのような安っぽい響きが交錯する「Gözlese」、オーケストラ・ヒットとブラスが炸裂するスカの「Awçy」、脱力感あふれるレゲエ調の「Ýarym」、やはり中近東サウンドをダブ的に処理した「Wah-Wah」、ジプシー・キングスのような妙な哀愁をもったルンバ・フラメンコ的な「Çeşmeler」、つい「ウシュクダラ」を思い出してしまうようなイントロのチュルク・ポップの「Ýar Diýsem」、数え歌のようなインド〜アジア風の歌メロの「Gel Bäri」、マズルカ・クレオールのような印象もある、男性ヴォーカルとの掛け合いナンバーの「Duet(ジャケットにそう書いているのです・・・笑)、やはりフラメンコというかスパニッシュ的なイメージが漂う「Märiban」、最後を締めくくるはズークというかランバダをパクったというべきか、サンバ+メレンゲの「Diwana-Diwana」と、いかにも不条理音盤委員会的な一枚なのですが、そのパチモン的なプロダクション・ワークと反比例して結構歌そのものは上手いです。これぞ、まさに一家に一枚というべき至宝の存在なのかもしれません。 試聴音源はこちらから http://www.turkmens.com/Pop/Sirin.html |
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