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不条理音盤委員会 123 Souad Massi 「Deb」
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- 2005/06/22(Wed) -
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最近美人度+エスニック度が低いので……(-。-) ボソッ。
アルジェリアの北東部カビリア地方出身のSouad Massiの2ndアルバム「Deb」を。 ![]() カビリア地方に居住するカビル人はマグレブの先住民族ベルベル人の一系列として、ヨーロッパ的な風貌を持っているのですが、そんな彼らの音楽もアラブ的というよりは陰影に満ちたメランコリックなものが多いようです。優しく柔らかい声の持ち主で、生ギターを片手に政治的・社会批判的な歌を歌うという面からジョーン・バエズを引き合いに出されることが多い彼女なのですが、このアルバムでは単なるフォーク・ロックに限らず、アラブ=アンダルシア的な要素や、フラメンコ、、ファド、ハバネラ、そしてアフロ・スークースっぽいアルペジオという具合に各種の音楽を溶け込ませたマルチ・エスニック・ポップというようなアルバムに仕上がっているのです。歌詞の内容は望郷,亡命者の不安と寂寥,自由,悲恋など身近な題材なのですが、それがシンプルな演奏も相まって感動は一曲一曲から確実に訪れてきます。悲しくも説得力のある声もさることながら、それを深めているのが,このマルチ・エスニックな音楽性では?という印象があります。 アルジェリアではイスラム原理主義が台頭しているために、Souad Massiも迫害を受ける危険性があるということで、現在はパリを拠点に活動しているようです。 試聴音源はこちらから http://www.mp3.com/albums/578029/summary.html |
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