最近美人度+エスニック度が低いので……(-。-) ボソッ。
アルジェリアの北東部カビリア地方出身のSouad Massiの2ndアルバム「Deb」を。

カビリア地方に居住するカビル人はマグレブの先住民族ベルベル人の一系列として、ヨーロッパ的な風貌を持っているのですが、そんな彼らの音楽もアラブ的というよりは陰影に満ちたメランコリックなものが多いようです。優しく柔らかい声の持ち主で、生ギターを片手に政治的・社会批判的な歌を歌うという面からジョーン・バエズを引き合いに出されることが多い彼女なのですが、このアルバムでは単なるフォーク・ロックに限らず、アラブ=アンダルシア的な要素や、フラメンコ、、ファド、ハバネラ、そしてアフロ・スークースっぽいアルペジオという具合に各種の音楽を溶け込ませたマルチ・エスニック・ポップというようなアルバムに仕上がっているのです。歌詞の内容は望郷,亡命者の不安と寂寥,自由,悲恋など身近な題材なのですが、それがシンプルな演奏も相まって感動は一曲一曲から確実に訪れてきます。悲しくも説得力のある声もさることながら、それを深めているのが,このマルチ・エスニックな音楽性では?という印象があります。
アルジェリアではイスラム原理主義が台頭しているために、Souad Massiも迫害を受ける危険性があるということで、現在はパリを拠点に活動しているようです。
試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/578029/summary.html
アルジェリアの北東部カビリア地方出身のSouad Massiの2ndアルバム「Deb」を。

カビリア地方に居住するカビル人はマグレブの先住民族ベルベル人の一系列として、ヨーロッパ的な風貌を持っているのですが、そんな彼らの音楽もアラブ的というよりは陰影に満ちたメランコリックなものが多いようです。優しく柔らかい声の持ち主で、生ギターを片手に政治的・社会批判的な歌を歌うという面からジョーン・バエズを引き合いに出されることが多い彼女なのですが、このアルバムでは単なるフォーク・ロックに限らず、アラブ=アンダルシア的な要素や、フラメンコ、、ファド、ハバネラ、そしてアフロ・スークースっぽいアルペジオという具合に各種の音楽を溶け込ませたマルチ・エスニック・ポップというようなアルバムに仕上がっているのです。歌詞の内容は望郷,亡命者の不安と寂寥,自由,悲恋など身近な題材なのですが、それがシンプルな演奏も相まって感動は一曲一曲から確実に訪れてきます。悲しくも説得力のある声もさることながら、それを深めているのが,このマルチ・エスニックな音楽性では?という印象があります。
アルジェリアではイスラム原理主義が台頭しているために、Souad Massiも迫害を受ける危険性があるということで、現在はパリを拠点に活動しているようです。
試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/578029/summary.html

Milltown BrothersはNelson兄弟を中心とした5人組のユニットでした。91年に「Slinky」とシングル・コンピ「More Slinky」をほぼ同時期に発表したのですが、一聴してそのBob DylanやThe Byrdsの影響の大きさに思わずニンマリとしたものでした。Matt Nelsonのちょっと粘っこくて甲高い風変わりな声は好き嫌いがはっきりすると思うのですが、メロディー自体はバブルガム・サウンド+マージー・ビートという美味しいところの総取りとも言うべき甘酸っぱいもので、小気味よいリズムにオルガンをフューチャーしたそのサウンドもさすがに当時にあっては新鮮に響いたものです。とはいうものの、いい曲を書いただけというだけでシーンに生き残れるわけでもなくそのあまりにストレートな正攻法の姿勢が災いしてマッドチェスターやシューゲイザーの影にすっかり隠れてしまいました。60年代風のハモンドオルガンで始まるオープニングナンバー「Apple Green」は、90年代初頭を代表する甘い甘いポップソング。軽快なダウンピッキングが効果的な「Here I Stand」、直球マージービートが爽快な「Which Way Should I Jump」等、細部まで作りこまれたサウンドにはオリジナリティーこそ感じられませんが、単なるノスタルジックな趣味に浸っているというわけでもないというのは、しっかりマンチェ系ビートに色目を使って、独特のグルーブを生み出そうとしている点からも明らかだと思います。・・・・
「More Slinky」は日本編集の独自盤で結構人気もあった筈なんですけどね……(-。-) ボソッ。で、一度解散したのですが、2002?年に再結成して現在も活動中なのです

アメリカのグループEaster Islandが1979年に自主制作したアルバムがこの「Now and Then」です。メロトロンやムーグ・シンセサイザーを多用したその音作りは70年代のシンフォニック・ロック〜特にYesやEL&Pの影響を強く感じます。折り重なるように奏でられるメロトロンに導かれるように始まる「Wanderer's Lament」から、ちょっとシアトリカルなヴォーカルとムーグのソロがKeith Emarsonを連想させる、70年代風のハード・ロック調の「Face to Face」、Yesをそのままコピーしたような「GeniusOf The Dance」「Solar Sailor」、そしては雄大でダイナミックなムーグのソロをフューチャーした「Winds Of Time」で終わる旧A面は言葉が悪いかも知れせんが、、いわゆるシンフォニック・ロックの定番パターンを踏襲したような曲が続きます。一方の旧B面の「The Alchemist's Suite」では変拍子の多用と、積極的なメロトロンの導入、そしてジャズ・ロック風のアバンギャルド的な展開という具合に、恐らくメンバー達の持ち寄ったアイデアを全て集約させたかの如き、スリリングかつメロディアスな演奏が聴けます。オリジナリティという面では多少欠ける部分があるのは否定しませんが、全体的にプログレッシヴ・ロックというものに対する愛着、あるいは熱気というものを感じさせてくれる1枚だと思います。
このEaster Islandはこの「Now and Then」だけかと思っていましたが、20年後の1999年にMike Miceliが中心となって「Mother Sun」というアルバムを発表しているようですが、こちらは未聴です。
Mike MiceliのHPではEaster Islandの音源が試聴できます。
http://www.easterislandmusic.com/Music.html