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深夜徘徊支援事業団 71 有川浩「阪急電車」
- 2011/05/10(Tue) -
どうも、珠理がレビューしてしまうと、ニューロティックな解釈を施そうとして重苦しくなるなあ。。。
この有川浩さんの「阪急電車」はそんなニューロな意味もシステマティックな解釈も必要としない、本当に温かくてほっこり胸キュンな連作短編集なので、珠理などには任せず、あたし5番隊の立花まどかが担当します。
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キツめの顔ですが、ほっこり・まったりとした話が好きと語る立花さん



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「片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる」と文庫の裏表紙にはやや大仰な文章が付せられていますが、実際は鉄道で通学・通勤を経験したことのある人なら、誰でも一度は見聞したことがあるような話が連鎖していきます(もっとも翔子さんだけはめったにいないかもしれませんが…笑)。そういう意味では前回の「海炭市叙景」と同様にごくごく身近な生活感あふれる短いストーリーが、歯切れのよいテンポで次々と繰り広げられていき一気に読みとおせます。
各話そのものに詳細に触れてしまうと、殆どネタばれになってしまうので敢えて述べませんが、本当にリアル感あふれた事柄が次々とリンクされていく手法はまさに秀逸で、各駅停車のローカル線が舞台であるという点を最大限に生かしたものであると言えましょう。特に折り返しという形式で登場人物のその後が語られているという点には脱帽させられました。
もっとも有川浩さんの文章は激甘という評判通り、殆どがハッピーエンドに近い形式で終わってしまうので、その点が物足りないと思われる方も少なくないとは思いますが、ところどころに散りばめられた各登場人物の事象に対するひと言のぴりりとした辛みがその甘さをより一層引き立てているのではないかと感じます。
阪急今津線に乗ってみたくなること必定というまさに珠玉の一冊ではないかと思います。

で、やはりというかこの作品(も)映画化されました。
公式サイトを見て残念に思ったのは、原作の冒頭と最後に出てくるエピソードが削除されているということ。このエピソードにはある象徴的なモニュメントが存在し、それがきっかけで付き合うことになる男女の話なのですが、これを別の登場人物に語らせるのはちょっと違うな。。。という印象があります。もっとも映画と小説は別物であるという意見があるのは承知いますし、予算や脚本の関係でキャストに制限がかかるというのも理解できますが、文学好きという面からはこういった原作の改変はあまり好ましく思えませんね。。。。
と、ここまで書いたところで、実際に映画版を見てきた人の話によれば、そのモニュメントのシーン自体が削除されていたとのこと。今回の震災を配慮しての自粛なのかもしれませんが、その辺りが話の展開でどんな風に変わってしまったのか。。。などとひとり言を呟いてみたりして(汗)。

と、いうわけで深夜徘徊支援事業団が「阪急電車」のキャストを選ぶならこの人!
もちろん若い女性の登場人物ばかりにしろと、脇から片桐が言うので個人的趣味全開で。。。
翔子:北川景子
ユキ:宮地真緒
ミサ:井上真央
美帆:満島ひかり
エツコ:水崎綾女
・・・いうことで(笑)。
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深夜徘徊支援事業団 70 「海炭市叙景」
- 2011/05/09(Mon) -
みなさん、こんにちは。
片桐真央がやる気がないというので、今回は深夜徘徊支援事業団第4小隊の松原珠理が担当します。
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似た人がいますが、多分別人でしょう。。。。と疑惑を否定する松原さん

取り上げるのは「海に囲まれた地方都市『海炭市』に生きる『普通のひとびと』たちが織りなす十八の人生」。あるいは「海に囲まれた小さな町で育まれる、ひとびとの絶望と希望」というコピーで紹介されている佐藤泰志氏の遺作となった連作短編集「海炭市叙景」です。
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この作品を原作とした映画がひそかに話題作になっているようで、気にはなっていたのですが、折しもいつもお世話になっているゆうけいさんのBlogでレビューされていたので、それに後押しされて読んでみました。
震災前に読了してはいたのですが、再読してみてどこか今の街と共通するようなところが感じられてしまったので、片桐を差し置いて私が登場したというわけです。
既にゆうけいさんをはじめ多くの方々がレビューされているとおりに、この作品は函館をモデルにしていて、そこで生きる人々の生活を淡々とした文体で切り取ったものです。そしてその底流に流れているのは都市の衰退と発展という矛盾した環境にあって、どうしようもないやりきれなさ、閉塞感というものに直面しながら何とか抗こうとする試みというのもまたご承知のとおりです。

一読してわかる通り、第一章「物語のはじまった崖」と第二章「物語は何も語らず」では微妙にトーンが違います。
第一章の冒頭に置かれた「まだ若い廃墟」が炭鉱を解雇された青年とその妹、そして兄の遭難死が題材になって、そのまま第一章を構成する9つの短編に陰影を添えているのですが、これは単なる死を扱ったものではなく、メタファーとして海炭市の衰退と周辺部に拡大することへの戸惑いをも表現しているように思えます。そしてその現状にままならないいらだちを各話の主人公は家庭の問題や仕事の問題といったごく些細な問題と関連づけて悩み苦しんでいる。あるいは恋に熱中することや孫が生まれるということで無理やり黙殺しようとしている、そういった感があります。
一方で春を迎えて語られる「物語は何も語らず」では前章での徹底されたモノトーンの文体とはやや異なって、ほんのわずかながら色づけが施されているように思えます。諦念のようなものは相変わらず通奏低音の如く響いていますが、どこか未来を見据えたような人物像が浮かびあがってきます。ある意味で前向きともいっても過言ではないでしょう。
特に最終話の「しずかな若者」に至ってはこれまでとは違った普通の青春小説のような仕上がりです。

単行本刊行の際に寄せられた福間健二氏の「季節のめぐる一年間という全体のまとまりと物語の配置のバランスをどんな方向に意味づけようとしていたのか。それを知りたいという気持ちは残る」というのは読者の共通の思いでしょう。
しかし、あくまでも個人的な意見になるのですが、福間氏の語るように「いつでも終われるような態勢にいた」とは思えないのです。おそらく佐藤泰志氏は書けなかった、のだと思います。正確には物語を創作しながらその限界点を常に意識し続けた、ということになるのでしょうか。。。。
海炭市は徐々に肥大化して、新しい街へ生まれ変わろうとしている一方で、中心部の旧市街地は空洞化が進んでいることがこれまでの物語に散りばめられています。おそらく描かれたであろう「夏」の各話ではより一層煌びやかになった街の様子や港まつりといったものが織り込まれていったと思います。そしてそれが過ぎ去った「秋」の各話ではそれによってさらに空虚となった人々が描かれていったのではないかと推定されます。
極端な言い方になりますが、街の姿こそは大きくなっていきますが、そこで暮らす人々は古くからの絆を失ってしまい、停滞を続け、ますます心理的に孤独になっていかざるを得ない、そういったことに佐藤氏は気づいてしまったために敢えて筆を擱いた、とも考えられます。そしてその中に自分もいるということに。。。。
ま、極端な意見を述べてしまいましたが、この連作集にはしみじみとした魅力があります。それはごくごく普通の街の、ごくごく普通の人々の生活を描いていて、いつでもこの中の登場人物と読者自身が置換できる可能性を秘めていて、文庫版解説の川本三郎氏の言うように「自分の住んでいる町と、そこで働きながら生きている人々のことを愛おしくな」ってくるような心に静かな波紋をもたらしてくれるような味わいと温かさが込められているような気がします。

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深夜徘徊支援事業団 69 なな色の空
- 2011/01/29(Sat) -
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福島県相馬郡飯舘村字前田にあるカフェ&レストラン「なな色の空」さん。
平日は完全予約制のこのお店は、土曜日のみ「石窯天然酵母パンランチの日」(日曜日が定休)です。
主要な県道から看板を目印に山の中にちょっと走ると「国産材を使い、自分たちで手作りした、木のぬくもりがいっぱい」の建物があります。
入口にはアジアの織物や竹炭や焼きモノ、絵葉書といったがいっぱいのフェア・トレード・ショップがあり、その奥がキッチンになっています。ランチを注文すると「今、パンが焼き上がりますので、少々お待ちを」との一言。
厨房から漂ういい匂いとキッチン眼下の石窯の様子を眺めながら、空腹を我慢することしばし。
出てきたランチが↑です。
「マクロビオティックの考え方を基本とした穀物菜食」の食材の大半は敷地内の目の前に広がる農園での無農薬栽培とのこと。どれもが素材そのままの優しい味を生かした料理で、食材のそれぞれが決して自己主張することなくお互いを引きたてながら調和とハーモニーを奏でている、といった感のあるものでした。
もちろん、食というのものに相当こだわっていて、深い造詣もある料理を担当する村上克枝さんは、芯がしっかりとしている女性のようでてきぱきと料理を作る姿を見ているだけで、何となくこっちもハッとさせられる瞬間がありました。もっともそれを言葉ではなく、料理で語っているわけですが。。。。
窯から出たばっかりの、クルミ・レーズン・竹炭入りのパンはほんのり暖かく、表面の皮はパリっとしていますが中はふんわり&モチモチ。。。。嬉しいことにお代り自由です!
あっという間に食べ終えたとはたんぽぽコーヒー。普通のコーヒーとは異なって甘みがかなり感じられる飲みものです。
食事の間、村上さんはお客さんにいろいろ気を遣ってくれますし、ちょっとお話をうかがったところではかなり穏やかな方という印象もあります。そんな家庭的な気配りと美味しい料理が相互に作用しての身も心もポカポカするような空間。まるで夢のような錯覚さえ覚えるお店です。
また行きたくなること必至です。

公式HPはこちら
http://www.nanaironosora.sakura.ne.jp/
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深夜徘徊支援事業団 68 銀座中条 豆乳おかき
- 2010/11/02(Tue) -
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マニアックな音楽と仕事の合間に食べるおやつのことでBlogを存続させている片桐と言います。
要はBlogなんぞ知ったか自慢、食った自慢の羅列でよいと思っていますので。。。滝汗。
と、いうわけで今日のおやつはサクッとしたふんわりの食感で好評な銀座中条さんの「豆乳おかき」でございます。
もち米の生地を水の代わりに豆乳で炊き上げるといった手間暇がかかる非常に贅沢な製法なのですが、香ばしく焼き上げたおかきの表面こそはちょっと歯ごたえがあるものん、そこから口の中に広がる大豆の甘い香りと、お米の柔らかな味わいの組み合わせはもはや至高の域に達しているのかもしれません。
各種のバリエーションがあるのですが、片桐的にお薦めなのは「豆乳あられ 采の目わさび」でしょうか。。。。
軽やかな食感の中から飛び出してくるわさびのピリリとした辛さ、それを包み込むような醤油のふくよかさとまさに和の極みかもしれません。とうもろこし、大豆、お米の3種の異なった甘みが複雑に絡み合う「豆乳おかき 焼きとうもろこし」も決して引けを取りません(笑)。

銀座中条さんのHPはこちらから
http://www.ginza-okaki.co.jp/
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深夜徘徊支援事業団 67 金ちゃん 徳島ラーメン
- 2010/10/19(Tue) -
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先日以来とんこつラーメン!と叫んでいる片桐と言います。
まぁ、とんこつ味のみならず、常日頃から愛食している即席麺の姿がなくなると結構がっかりするもので、次のお気に入りを開拓するまでまた当たりと外れの繰り返しを続けてしまうわけです。
最近妙に気にいっているのが徳島製粉株式会社さんの袋麺「金ちゃん 徳島ラーメン」だったりします。「金ちゃんシリーズ」といえば、全国展開の有名メーカーに引けを取らない人気を誇っていることで知られていますが、大半の商品が徳島県を拠点とした一部の地域内でのみの販売に限定されているために、東日本では希少価値が高い幻の味だと個人的には思っているのですが、先日近くの生協でこれが売られていたので狂喜乱舞して速攻で購入しました。
「何回食べてもうまいんじょ」というキャッチコピーそのままに病みつきになること間違いない味で、見た目はかなり濃い目の茶色いとんこつしょうゆのスープなのですが、ほのかな甘みを感じる豚バラ風味のポーク・エキスがベースになっているせいもあってまろやかな味わいの中にもしっかりと力強さがあり、それでいて後味がさわやかという文句なしの美味さに加えて、そのスープに適度にからみつく中細麺のコシの強さの組み合わせは久しぶりに満足度が高い逸品であると思います。
これをわざわざ通販で取り寄せている片桐家はアフォなのでしょうか??wwww。

徳島製粉株式会社さんのHPはこちらから
http://www.kinchan.co.jp/index.php

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深夜徘徊支援事業団 66 蝦米朝天辣椒 +老干媽干扁肉絲油辣椒
- 2010/10/13(Wed) -
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未だとどまることを知らない気配の「食べるラー油」ブーム。
世間では今年の上半期を代表するヒット商品との声も聞かれ、桃屋さんとS&B食品さんが本格的にバトルを開始した春以降、スーパーでは品薄状態が続いて一部では過熱ブームではないかとの懸念もちらほらと。。。
大体にしてこの系統の先駆けとしては、ペンギン食堂さんの逸品「石垣島ラー油」があったわけなのですが、そもそもにして完全手作りの限定生産のために、ただでさえ入荷待ちということも多かったのですが、最近のブームの影響のためにその待ち時間がよけい長くなってしまったという弊害も個人的には口惜しいところだったりします。
ペンギン食堂さんのご夫婦が書いた本の中に、中国には元々具材入りのラー油が古くからあった、という記述があったのでちょっと調べてみてハマってしまったのがこれらの品々だったりします。
さすがに本場中華料理の材料というだけあって、辛さや酸味はハンパないものがあるのですが、その爽快さ加減はまた感激モノです。麻婆豆腐や回鍋肉といった四川料理はもちろんのこと、納豆にからめて食べたり、はたまた蕎麦やうどんのつけ汁に合わせてもOKだったりします。
個人的にはこれで炒飯を作ると激辛風味で最高なのです。

いろんなサイトで通販しているようですが、とりあえずは楽天で。。。。
http://item.rakuten.co.jp/y-chuukagai/1500883/

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深夜徘徊支援事業団 65 しろまるひめ・生チーズロール
- 2010/10/01(Fri) -

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仕事が重なってくると我が有能なスタッフである美由紀ちゃんの情報処理量は加速度的に増えてくるのであって、そのおかげで片桐が悠々自適にできるのですが、そんな一生懸命な彼女のねぎらいのための一品を、これまた我が盟友DJ Rico Ricoに訊ねたところ教えてくれたのが、この姫路市の創作西洋菓子店大陸さんのこのスイーツ。ズームイン・SUPERでも先日紹介されたとのこと。
大陸さんといえば、地元のB級グルメにヒントを得た「姫路おでんケーキ」や特産のユズを練りこんだ「ゆずマドレーヌ」「ゆずクーヘン」でも有名らしいのですが、この「しろまるひめ・生チーズロール」は姫路城のイメージ・キャラである“しろまるひめ”そのままに卵白のみを使ったというスポンジの中に、これでもか!と言わんばかりにレモン風味のレア・チーズが惜しげもなく入っているという贅沢極まりない逸品です。
ふんだんにレア・チーズが使われているので濃厚な感じもしますが、後味は爽やかでふわりとした食感が楽しめます。松栄堂の芋ようかん同様に、これもまた一本丸かじるのが最高だとRico Ricoは申しております(笑)。

大陸さんのHPはこちらから
http://www.tairiku-cake.jp/index.html

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深夜徘徊支援事業団 64 ニチフリ食品株式会社 「麺ふり」
- 2010/09/20(Mon) -
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もう既に白状してしまっているかもしれないのですが、ご飯をよごさないと食べられない片桐と言います。
行儀が悪いとよく言われるのですが、納豆を筆頭に、のりのつくだ煮、レトルトカレー、ふりかけ・漬物といった定番からエビチリに至るまでとにかく何かしらご飯の上に乗っかっております。それでもバターに醤油というのだけは苦手です。
そういうわけでふりかけメーカーさん各社には常日頃大変お世話になっていて、即席麺類とおなじくらいふりかけ売り場では遊べるのですが、今回はニチフリさんから発売されている「麺ふり」なんぞを。。。。
その名の通り麺の薬味としての限定仕様を前提としたもので、つゆにつけた時の味が一番効果的とプレスリリースにあるように、麺の風味がより一層強く味わえるといった商品です。
「ねぎわさび」「ゆずこしょう」「しょうが」の3点が出ているのですが、先日エントリーした「ざるラーメン」「つけめん」にもピッタリなのは言うまでもなく、更に納豆や冷奴の薬味としても応用できるすぐれものです。
気分次第で手軽に薬味をいろいろ味わいたい方にはまさにうってつけの商品なのであります。

ニチフリさんの「麺ふり」の紹介はこちらから
http://www.nichifuri.co.jp/news/menfuri.html

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深夜徘徊支援事業団 63 山口製麺工業 「ざるラーメン」
- 2010/09/19(Sun) -
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またもや食べものネタである。
時々我が盟友DJ Rico Ricoはどうでもいいことでメールをよこすのですが、先日のそれには「つけ麺」と「ざるラーメン(あるいは中華ざる)」の差はどこにあるのか教えてくれ~というものでした。
簡単に言ってしまえば、「ざるラーメン」とは中華麺を茹でで冷したものを、めんつゆ(あるいは純和風の醤油ダレ)で食べるというもので、極めて奥州的な食べものであると結論づけられます。
と、いうわけで本題に入るのですが、山形市に本社をおく(株)山口製麺工業さんでは、そんな「ざるラーメン」が手軽に食べられる商品を販売していて最近めちゃハマっております。
山口製麺さんの麺の特徴はストレートでちょっと太めのもので、茹で時間さえきっちり守ればコシの強さを存分に味わえるもので、そこにシンプルなつゆが付せられているというものです。
この「ざるラーメン」もそういった中華麺本来の美味さを存分に堪能できる逸品となっています。
2食入りで97円という値段とは到底思えないほどの美味さで、その他のラーメンのラインナップも含めて片桐家の常備品と化しております^^。

山口製麺工業さんのHPはこちらから
http://www.yamaguchiseimen.co.jp/yama-syouhinn-ra-men.html



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深夜徘徊支援事業団 62 マルタイ 「棒ラーメン」
- 2010/09/09(Thu) -
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Topvaluのとんこつラーメンが見当たらないと嘆いている片桐と言います。
更に不幸なことに(笑)、数日間近所のAEONが改装ということで休業していて、おそらく自分の界隈ではこのAEONでしか取り扱っていないだろうと思われる(株)マルタイさんの「屋台九州味 棒ラーメン」も買うことが出来ずに、一時はとんこつ切れで危うく死にそうになってしまいましたが。。。。それなら通販で買ったらという突っ込みも予想できるのですが、その突っ込み通りアマゾンで思わず1クリックしそうになったことを白状しておきます^^。
さすがに九州の会社だけあって、大手の製品より更に濃い目のとんこつ・スープと生麺に近い食感の麺はかなり満足度が高いと個人的には思います。しかも1食70円というコストパフォーマンスの良さも魅力的です。
この「九州屋台味」に限らず、あっさりとした味わいが定番の「マルタイラーメン」やニンニクの香り高い「熊本黒マー油とんこつラーメン」、あるいは独特の風味が味わえる「長崎あごだし入り醤油ラーメン」と、マルタイさんの商品ラインナップはラーメン好きにはついつい心が躍ってしまうものばかりなのです。
どっかのスーパーで見かけた際は是非ぜひお試しを。。。

(株)マルタイさんのHPはこちらから
http://www.marutai.co.jp/index.html

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深夜徘徊支援事業団 61 JA伊達みらい 「桃の恵み」
- 2010/08/10(Tue) -
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さてさて、どうやってこの猛暑をしのいでいくかということを、我がスタッフ美由紀ちゃんと議論して得た結論とは、何はともあれシャーベットにかぎる!ということになりまして、それも天然果汁のものをあえて凍らせて食すのが究極の贅沢ではあるまいか?という何とも独断と偏見に満ちた答えが導きだされたのですが、その彼女が一押しなのがこの「桃の恵み」なのであります。
そもそも、JA伊達みらいさんには幻の高級ブランド桃「伊達の蜜桃」をそのまんま搾りこんだ「伊達の蜜桃」なるジュースを筆頭に、この「桃の恵み」、「林檎の想い」「完熟栽培のとまとじゅーす」と逸品が揃っているのですが、何故彼女がこの「桃の恵み」を選んだのかと言えば、甘さが割と控えめで、桃本来の美味しさが存分に味わえることらしいのですが、突っ込んでみれば「伊達の蜜桃」はもったいなさ過ぎてシャーベットにはできないといった理由に思わず苦笑してしまうのではありますが、そういうゴチャゴチャを抜きにしても、桃のとろ~りとした果汁をそのまんま詰め込んだフルーティーな味わいはもう感動的なものがあります。
さすがに皇室献上桃の産地ならではの逸品なのです。。。。

どうしても飲んでみたいと思う人はこちらから
http://www.rakuten.co.jp/datemirai/


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深夜徘徊支援事業団 60 松栄堂の芋ようかん
- 2010/08/03(Tue) -
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日本各地に美味いものありと言えども、芋ようかんは山形市の松栄堂に限る!と豪語してやまない我が盟友DJ Rico Rico渾身のお薦めの一品。
旧道沿いの老夫婦がやっているこじんまりとした店で売り出されているこの芋ようかんは実は山形県内のスイーツ好きの間では知らない人がいない、といった名店らしいです。
ノーマルのモノと紫芋ヴァージョンの2種類がありますが、どちらもサツマイモとバター、それに砂糖だけを使って丁寧に練り上げたそれはシンプルかつ素朴な味で、サツマイモの甘みをたっぷり味わえます。
バターを使っているのでスイートポテトの雰囲気もあって和洋折衷といった感もありますが、食後のどっしりとした満足感はやはり和菓子なんでしょうね。。。
小切りサイズでも売っていますが、Rico Ricoさんが言うにはこれは一本丸かじりでいくべきものとのこと(ほんまかいな。。。。汗)。
通販なし、HPなしのお店なのでお近くに立ち寄った際にでも。。。

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深夜徘徊支援事業団 59 「十文字ラーメン」
- 2010/07/23(Fri) -
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最近以前にもましてご当地ラーメンがブームになってきているような感があります。
それは地場産品の消費拡大も兼ねているようで、え?この町からもラーメンが。。。などとついつい驚いてしまうことも少なくありません。
秋田県南部に位置する旧十文字町を中心とする「十文字ラーメン」もその典型で、ちぢれ麺と和風(鰹節か煮干し)のスープであっさりとした醤油味が売り物なのですが、他の地域と比較してこれといった際だった特徴はないものの、どこか懐かしい味わいなのでふと食べたくなるようなものです。
これに目をつけたのが十文字に本社を持つ林泉堂株式会社さんで、「十文字ラーメン」を登録商標にした後で発売したのがこの商品です。麺の製法にはやはりこの地域の代表的な名産である稲庭うどんの技術を取り入れたと標榜するだけあって、かなり生麺に近い食感と透明度の高い和風スープの満足度はかなり高い一品です。
和風の即席麺としてははかなりのレベルにあると思うのですが、惜しむらくは、十文字町内にある3店の名店の味のどれとも異なっていることでしょうか。。。。?

林泉堂さんのHPと通販サイトはこちらから。
http://rinsendo.com/
http://ramen.info/

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深夜徘徊支援事業団 58 だだっ子プリン
- 2009/06/09(Tue) -
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ある日の午後、「私ってプリンが生きがいなんですよ~~。」と美由紀ちゃんが呟きました。
その理由は簡単です。庄内から来たお客さんのお土産が「だだっ子プリン」だったからです。
鶴岡市の清川屋さんで売っている「だだっ子プリン」はお店の人が「日本一おいしい豆プリンです!」と言うようにとっても美味しいとろける系のプリンで、クリーミーな食感とだだちゃ豆のほんのりとした甘味と独特の風味がミックスされたスイーツです。美由紀ちゃんが上から順番に食べていくと、どんどん豆の味が濃くなっていって底の方にはクリームの中でだだちゃ豆の粒つぶが宝石のようにキラキラ輝いていました。美由紀ちゃんはそれもスプーンですくって食べました。あまりの美味しさにもう一個食べようとかと思いましたが、明日のおやつに取っておいた方がいいよ、と片桐さんに言われたので泣く泣くもう一つを冷蔵庫にしまいました。誰かに食べられてしまうと悲しいので自分の名前をしっかりと蓋にメモ書きして貼りつけました。美由紀ちゃんは明日もお仕事を頑張れる、とニッコリしました。

清川屋さんのHPはこちらから
http://www.kiyokawaya.com/

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深夜徘徊支援事業団 57 「素食が贅沢」
- 2009/01/21(Wed) -
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蔵人泉薫子の顔ももつかの香織さんのレシピ本。
簡単に作れて、それでいてちょっとしたおもてなしのご馳走になる料理をメインに、お酒の話やかのさん自身のこぼれ話も載っている読んでも眺めても楽しい本です。

ここで紹介されている酒粕のレア・チーズケーキ、試しに作ってみたらめちゃ美味しかったです!
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深夜徘徊支援事業団 56 「アイ・アム・レジェンド」
- 2008/11/28(Fri) -
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ウィル・スミスさんの好演にもかかわらず、B級のホラー系&ゾンビ映画になってしまったので。。。涙。
SFとしては古典的な名作として名高い「地球最後の男(片桐が持っているのは77年版と2007年版)」はこれで3度目の映画化らしいのだが、生憎前2作は見ていない。
一言でいえば、この小説は決して英雄ものではないということに尽きる。
世界に一人残されてしまった(平凡な)男が希望を探す物語なのである。そしてわずかに見つけた2つの希望のどちらもがあっという間に覆されてしまうのである。それこそ、孤独という環境に対して、人間がいかに耐え抜いていくかという過程が克明に描写されていて、決してそれが非凡なものではなく日常生活の延長なのが逆にリアルに感じられてくる。根本的な欲求である性欲を忌むべき“敵”によって増幅させられ、それを懸命に抑制しようとする姿は男性ならば同情を禁じ得ないだろう。映画では廃墟となった街で生き抜くために動物を撃ち殺したりするのだが、原作ではひたすら冷蔵庫に貯蔵した肉を食べ、文字通り山のように買い置きした煙草をロバート・ネヴィルは吸っているのである。
原作が1954年に書かれているのでレコードしか登場せず(映画で使われていた交信設備もない)、ロバート・ネヴィルはクラシックのレコードを聴きまくることが楽しみ(というか気晴らし)になっているのだが、これが現代であれば、そして片桐が同様の条件に置かれたとするならば、Web上に残されたサイトを順番に回覧したり、延々CDを聴きまくりDVDを見続けるだろうと、ついつい下らないことまで考えてしまうのである。
終りの方に登場してくる、“新秩序の世界”は「ターミネーター」にも共通するような独自の価値観に基づく社会であることが明示されているが、それはやはりあくまでもキリスト教的な思想に基づく終末論が根幹になっていて、それを裏返せばこの作品を通じて、アメリカという国家の倫理観というもの(プラグマティズム的なもの)がどんどん優勢になっていくことを批判しているのかとも思ったりもする。映画ではやたらとその点が強調されていたような気もして、事実Webでの映画評にもそういった指摘をしている人がいた。故に原作や本来公開されるエンディング(DVDにボートラとして収録)ように、同僚であるコートマンが“新秩序の世界”の人間に処刑される際のロバート・ネヴィルが抱く親近感や憐憫は滅びゆくものに対しての意識としてのシンクロなのであり、そこに至って求め続けてきたコミュニケーションはコートマンの死によって完全に断絶する。そして、それによって生き残るために”敵“になってしまった自分の妻さえも葬り去らなければならなかったロバート・ネヴィルの「伝説」が完成することになる。
更なる裏読みなのかもしれないが、この原作が異なるものを排除し、世界を画一化しようとすることに対しての警告というものであれば、リチャード・マシスンの着眼点は慧眼であろうと思ったりもする。だから、この公開されているエンディング・シーンには違和感を覚えるのである。
原作は極めて陰鬱な色彩が強く、ロバート・ネヴィルも映画でのウィル・スミスさんのようにかっこよくはありません。

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深夜徘徊支援事業団 55 漫画を読む。。。
- 2008/08/10(Sun) -
漫画は基本的にコミック買いである。
とはいうものの、詳しいわけでもないのでお薦めのコミックを教えてもらう。
大抵は借りて読むわけなのだが、面白ければBook Offで探す。

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中村光「聖☆おにいさん」

下界のバカンスを満喫しようと仏陀とイエスが東京都立川のアパートの一室で暮らすという設定で描かれる日常コメディ。




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安部夜郎「深夜食堂」

何となくほろ苦い人生劇場のような漫画。
さりげない日常と隣り合わせのドラマ。
食べもの、というフィルターが想像力を喚起させてくれる。



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佐々木倫子さんの漫画に登場する女性が好きである。「動物のお医者さん」の菱沼さん、「おたんこナース」の似鳥さんに続く、「Heaven?」の黒須さん。
個性豊かな黒須さん経営のレストラン「ロワン・デシー」が実在すれば、絶対通っている!



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わたべ淳 「遺跡の人」

人間はこうやって生きていくのだという見本のような漫画。
裏読みすると、結構深い人間ドラマが浮かび上がってきます。






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宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」

祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男、ダイキチは一人の少女と出会う。その少女、りんは祖父の隠し子であった。望まれぬ子であったりんを施設に入れようと言う親族の意見に反発したダイキチは、りんを自分が引き取り育てると言った。こうして、不器用な男としっかり者の少女との共同生活が始まる。。。



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河合克敏「とめはねっ! 鈴里高校書道部」

学園ものといえば運動部というイメージが強いのですが、この漫画は書道部がメイン。
もちろん、書道ネタも多数。
淡々としかも地道に進んでいくストーリー展開が気になってきます。




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河惣 益巳さんの「ジェニー」シリーズ。
十何年経って、ようやく物語の本質が顔を出してくる。
でも、張られた伏線が多すぎて展開がまどろっこしい。
とかやっているうちに、「ツーリング・エクスプレス」も再開しているじゃん!




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川原泉さんはデビュー直後から好きな漫画さん。
とぼけた味わいの絵に込められた独特の哲学は川原さんならでは。。。
一番好きな作品がこの「フロイト1/2」。
某映画になった原作も本編よりは番外編の方が泣けます(笑)。
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深夜徘徊支援事業団 54 「1・2・3 合格ダァー!!」
- 2008/01/08(Tue) -
今日から通常営業です。
と言っても、音楽ネタではありません(爆)。

チョコびいるやわんぱくびいるといったユニークな炭酸飲料で有名な広島県福山市の齋藤飲料さんの期間限定の「1・2・3 合格ダァー!!」です。
アントニオ猪木氏とコラボした栄養補給系炭酸飲料ということで、ラベルの「合格」「闘魂」「道」は猪木氏の自筆だそうです。またボトルネックには、「闘魂注入」「元気があれば受験も受かる!?」とも記されています。
基本的にはアップル系の炭酸風味。ビタミンCやDHAに加えて疲労回復を期してのガラナ・エキスも入っています。ちょっと甘みが強めですが。。。。

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深夜徘徊支援事業団 53 続・北澤有希さんの作品
- 2007/11/25(Sun) -

と、いうわけでもう一枚、北澤さんの作品を。。。
透明感のあるアクアブルーのガラス皿
オレンジとの彩りの組み合わせがちょっとシュールかも・・・
本当はもっと淡い色彩なのですが、光吸ってしまいました(謝X1000)

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何を載せたら似合うかな?と思ったのですが。。。
とりあえずは
午後のお茶の時間のスイーツを。。。。
場がパッと華やぎます。

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深夜徘徊支援事業団 52 北澤有希さんの作品
- 2007/11/25(Sun) -

あるアート・スペースで見かけたキャンドル・グラス
仙台市在住のアーティスト北澤有希さんの作品です
シンプルな造形美にワインレッドとライラックの色合いが綺麗です
思わず見とれてしまいました。

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灯りを燈さずに床に置いていても和むのですが。。。。
やはり
ここは蝋燭に灯をと点さないと。。。

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真っ暗にすると
そこだけが仄かに彩られて、ちょっと幻想的です

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形よりも色にこだわりたいと仰っていた北澤さん
勝手に応援していきたいと思っています


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深夜徘徊支援事業団 51 桃山房窯さんの作品
- 2007/11/20(Tue) -
先日の陶器市の際に元窯さんと同じ蔵で出品されていた桃山房窯さんこと鈴木徹さんの作品。
ちょっと質感のある角皿にチョコ・トルテをのせてみました。
ライト・ブルーの釉にチョコの深い色合いが映えて、気分は上々です。

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桃山房窯さんは片桐宅から車で約30分。
春には一面の桃の花が眺める場所にあります。
工房にお邪魔して買い求めた茶碗。
何気なさの中に鈴木さんのこだわりがうかがえるような逸品。
とても使い勝手が良く、朝ごはんはこれで食べています。

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深夜徘徊支援事業団 50 Book Cover By プカプカさん
- 2007/11/19(Mon) -

プカプカさんは花花さんのお友達です
陶器市の時に片桐を逆ナンしてチーズケーキをご馳走させることに成功しました(笑)。
その時に見かけた人から片桐の女房と間違われました(爆)。

プカプカさんはキルト/パッチワークの作家さんです。
いくつもの賞を受賞している方です。
そんな方に無謀にもブックカバーを発注しました。
理由は文庫本サイズのブックカバーが気に入ったからです。
それはアフリカンぽい色調です。
今回作ってもらったのは青を基調としたエスノ風のものです。
お洒落です。
今度はウエスト・ポーチをお願いしました。
納品の際にはメンチカツを用意しなければいけません。

<文部科学省主催 全国少年少女綴り方教室 金の鳩賞の作文より>


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深夜徘徊支援事業団 49 座主窯さんの作品
- 2007/11/10(Sat) -
宮城県栗原市花山地区で焼〆陶の窯を営んでいる座主窯さんの逸品。
作り手の息遣いが聞こえてくるような美しく端整な造形でありながら、同時に優しいぬくもりも感じさせるエスプレッソ・カップです。
奥様には秋田県湯沢市のCaffe Gitaさんという絶品の豆を販売するカフェも教えてもらいました。
やはりいいカップにはいい豆で煎れないとなりませぬ。

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深夜徘徊支援事業団 48 ザッハ・トルテ
- 2007/11/09(Fri) -
福島県飯舘村にある「自家焙煎 椏久里」さんの逸品。
このお店は月代わりでいろいろなケーキを賞味できます。
お菓子以外にもライ麦パンや手作りジャムといったサプライズがいっぱいです。

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深夜徘徊支援事業団  47 銀窯さんの作品
- 2007/10/29(Mon) -
温和な夫婦とケーキ屋さんでお茶した後で、チーズケーキとシフォン・ケーキと筍ご飯を賞味しただけでも大食いと言われそうなのに、加えて昼食には蕎麦を食べ、挙句の果てに団子を4つ土産にもらった片桐と言います。
関係者の皆様どうもご馳走様でした。

と、いうわけで先日の村田町の陶器市に出品されていた銀窯さんの逸品。
落ち着いて深みのある青い絵付けがミニマル・シーケンス状に施されたこの作品は、一種催眠的であり、また官能的な味わいを兼ね備えているという印象があります。伝統的な技法と脱構築的な手法の組み合わせからは極めてポスト・モダン的な感覚に位置していると感じますが、一方で眺めていると不思議に懐かしさのようなものすら覚えます。
そんな心象風景を具象化したような味わいが楽しめるのではないかという気がします。

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深夜徘徊支援事業団 46 タブレット・クッキー
- 2007/09/29(Sat) -
鉄道が大好きなご夫婦が切り盛りしている「ゆめの森駅 森遊舎」さんのタブレット・クッキーです。
バニラ、パンプキン、ココアの3種類。
いずれも深い味わいのある重厚な逸品。
濃い目のグァテマラかブラジルをお供にすれば至福の気分です。

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深夜徘徊支援事業団 45 本日の逸品 鈴木ハツミさんの作品 
- 2007/08/30(Thu) -
昨日の鈴木智さんの奥様がハツミさんです。
赤絵を基本とした柔らかいタッチの絵付けをされています。
食卓に明るい彩りを添えてくれる器が何とも言えません。
ハツミさんのBlogはこちらから


花喰い鳥のお茶碗。ご飯を盛らずに小鉢の代わりに使っています。

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花喰い鳥の裏側には家と犬が描かれています。

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深夜徘徊支援事業団 44 本日の逸品 鈴木智さんの作品
- 2007/08/29(Wed) -
片桐がいつもお世話になっている村田町の「やきものや 元窯」のご主人鈴木智さんの逸品。
珈琲の美味さを最高に引き出してくれる色合いと、繊細さと大胆さを兼ね備えた造形美にすっかり虜になっております。
陶芸家の顔のみならず、ギタリストとして、また麺類同好の士としての側面も持っている奥深い方であります。


エレガントな曲線と落ち着きのある色合いが見事なコーヒー・カップ。
濃い目のモカ・マタリの輝きに鋭くマッチします。


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上品な印象のあるマグ・カップ。
ティピカ種の深い色やドミニカ系の淡い色に映えます。

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深夜徘徊支援事業団 43 本日の一品 「フルーツトマトとチーズのタルト」
- 2007/06/24(Sun) -
先日、「夏限定のお菓子をデパ地下の食品売り場を中心にむさぼりたいな…」と宣っておられたパイクマンお嬢様へのお薦めの一品。

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銀座を中心に10店舗を展開するキルフェボンさんの「フルーツトマトとチーズのタルト」です。コクのあるチーズとちょっと酸っぱいトマトのムースの上に程よい甘みの苺とフルーツ・トマトが綺麗に並んでいます。清涼感と爽快感が口いっぱいに広がる極上のスウィーツであります。7月中旬までの期間限定だそうです。

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深夜徘徊支援事業団 42  本日の一品 ゆふいん創作菓子 「ぷりんどら」
- 2007/04/11(Wed) -

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ま、何というか世間ではちょっと噂になっているらしい大分県由布市の「花麹菊家」さんの「ぷりんどら」です。
香ばしく焼きあがったどら焼にはさまれたプリンとのコンビネーションが絶妙なこの逸品は、思ったよりも崩れずに口におさまるので微妙な食感が楽しめるお菓子でもあります。カスタードのほのかな甘さとほろ苦いキャラメル・ソースのプリンだけでも絶妙というべきなのでしょうが、それをふんわりと包み込むどら焼の皮の柔らかさもまた最高なのです。

「あ~、おやつにプリン食べたい!でもどら焼も食べたい!」という欲張りなあなたに最適な一品(そんなやつおるんか!)です。

お取り寄せはこちらから
http://www.kikuya-oita.net/index.htm



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