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流行歌曲再生舞踊団 411 SPK 「One World」
- 2012/01/14(Sat) -
オーストラリアをメインにインダストリアルな音で活動をしていたSPKは音楽の方向性をめぐってNeil Hillと決別した以降は英国を中心に展開することになります。それと同時に音もそれまでのノイズ一辺倒から、ダンス・ミュージックへと大幅にシフトしていき、それが故従来のファンからは非難され、また新たなファンを獲得することにも失敗するという散々な結果になってしまいます。もっとも同時期にTest DeptのArt Of Noise化やCaberet Voltaireのファンク化もあったわけで、ポスト・インダストリアルな音の劇的な変化は時代の流れでもあったような気もしています。
SPKの変化は既にSepPuKu名義での12インチシングル「Dekompositiones」で、スローなシンセ・ビートに乗せてSinanがメイン・ヴォーカルをとっていることからも推測されますが、いきなり「Metal Dance」とアルバム「Machine Age Voo-Doo」を引っ提げて登場してきたときには、とても同じユニットは思えずに面喰った覚えがあります(笑)。
この「One World」はそのWEAから出たアルバムに収録されている曲ですが、当時鬼のように出回っていたイタロ・ディスコと大同小異なオリエンタルなポップ曲で、Sinanさんのちょっと蓮っ葉なヴォーカルがこれまた感動的な1曲なのです。



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流行歌曲再生舞踊団 409 TECHNO TWINS 「Swing Together」
- 2012/01/12(Thu) -
「UK-New Wave 落穂拾い隊」の第3回目はSteve Fairnie と Bev Sage によるエレポップユニット Techno Twinsです。
癖のあるNWバンドWRITZ~Famous Namesが商業的に成功をおさめられなかったために解散してしまった直後、よりコマーシャルな姿勢を求めてSteveが妻のBevと共に起動させたのがこのTechno Twinsというわけで、彼らが82年にリリースしたアルバム「TECHNOSTALGIA」は国内盤でも出ましたので見覚えがある人もいるでしょう。ようつべの画像がジャケ写真なのですが、そのインチキくさい風貌同様に出てくる音もこれまたチープなもので、スタンダードなナンバーを脱力テクノに翻訳カバーしたものや、キーボードのデモ演奏のようなトラックと、まさにエレ・ポップ初期にありがちな遊び心満載の超娯楽アルバムになっています。極めつけがアルバム冒頭を飾るこの「Swing Together」で、マリリン・モンローのププッピドゥ~・ヴォーカルでおなじみの「I Wanna Be Loved By You」に「In The Mood」をコラージュさせたこの曲はそのでたらめさ故にもう笑うしかないという超珍曲に仕上がっています。
その後彼らはTechno Orchestra名義で1枚、The Technosで2枚とやはりエレ・ポップ風の作品をリリースしていますが、こちらの方は割と普通のテクノ系な音であまり面白味は感じられません。




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流行歌曲再生舞踊団  408 Sole Giménez 「El Manisero」
- 2012/01/11(Wed) -
時々言っていることですが、子供の頃は父が買っていたLPをよく聴いていました。中でもペレス・プラードのベスト盤は繰り返し聴いていて、それを引きずったまま現在に至っているわけなのですが、その中に収録されている曲の中で、一番好きだったのは「Mambo No.5」でも「Tabou」でもなく、実は「El Manicero」だったりするのです。
キューバのMoises Simon Rodriguezが、露天商の掛け声からヒントを得て作曲したというこの曲は世界中でカバーされていて、それこそオリジナルのソンやルンバのスタイルのみならず、ラテン音楽の様々なジャンルのリズムに翻訳されていて、この曲ばかりを集めたCDもあるほどです(笑)。前述したマンボにアレンジしたペレス・プラードのVerも結構好きなのですが、個人的にはハイチのMini All Starsが演奏しているコンパ・スタイルのVerが一番のお気に入りだったりします。
と、いうわけでこんなVerを。。。
Sole Giménezさんはスペインのポップ・グループPresuntos Implicadosのメイン・ヴォーカルだった方で、2006年のグループ脱退前後からバンドで演っていたラテン・ポップに飽き足らず、自国以外のアーティストと共演したり、独自の解釈でのカバーアルバム(E.Claptonの「Tears In Heaven」やMarvin Gayeの「What´s Going On?」も取り上げています)をリリースしたりしています。この「El Manicero」は2009年の「Dos Gardenias」に収録されているもので、ボサ風の歌いだしから始まって、ラウンジっぽいピアノやホーンが絡むやや饒舌とも思えるアレンジが展開される中盤以降も含めて、バックの演奏の濃さとは逆に彼女自身はさらりと歌っている印象があります。大抵の場合、この曲を歌う人は気負いがあるのか、ややねちっこく歌う傾向があるので(笑)、彼女のように軽く歌われると結構耳に心地よく響くものです。


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流行歌曲再生舞踊団 407 Me & My 「Dub-I-Dub」
- 2012/01/10(Tue) -
DDRに何度も収録されているということでも有名なPernilleとSusanneの Georgi姉妹によるデンマークのユニットMe &Myの1995年のデビュー曲ですね。
当時耳にタコができるほどラジオや街中で流れていていた割には、案外曲そのものは覚えていないわけで、イントロというかサビの「Dub-I-Dub-I-Dub-I-Dup-Bup-Bup Dub-I-Dub-I-Dub-I-Yeah Yeah」だけが時折何故か頭の中に浮かんできたりするのです。
噂では本人たちやレコード会社は予想していなかった爆発的な売れ行きに思わず面喰ってしまったとのことですが、何はともあれ看護婦のコスプレで踊りまくるという水物っぽいユニットだったのは確かです。当然の如く一発屋に近い存在でしたが、このユニットはユーロ、スーパー・ユーロの時代をしぶとく生き延びて2001年には3rdアルバム「Fly High」をリリースします。このアルバムのタイトルにもなっている「Fly High」は個人的には哀愁系トランスの隠れ名曲だと思っていますので、ついでにようつべから拾っておきます。




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流行歌曲再生舞踊団 406 SUPER ECCENTRIC THEATER 「Beat The Rap
- 2012/01/08(Sun) -
「DJ Rico Ricoの隙間を埋めるこの1枚」のPart2です。
83年の4月から12月にかけて放送していた「高橋幸宏のオールナイトニッポン」はYMOファンにとっては情報源の一つでもあって、YMOのアルバムの予告や幸宏さんのツアーの報告、それに時々坂本さんや細野さん、原田知世さんなどがゲストで出演していました。
その番組のレギュラーとして、寒いコントを連発していたのがスーパー・エキセントリック・シアターでした。もちろん、三宅裕司さんが率いるパフォーマンス集団で、何故かYMOの3人に気に入られてアルバム「サーヴィス」でも共演していたのはご存じのとおりです。
その彼らは84年に幸宏さんのプロデュースで「The Art Of Nipponomics」というギャグと音楽が入り乱れたアルバムをリリースします。このアルバム自体はほとんど宴会芸みたいなコントがメインで正直言ってあまり面白いものではないと思いますが(笑)、その中で異色を放っているのがこの「Beat The Rap」です。Peter Barakan氏のラップに引き続いてSETのメンバーの自虐的な自己紹介のラップが延々と繰り広げられるだけなのですが、大仰なドラム・サウンドと小刻みなギター・カッティング、それにコーラスの入れ方といい、幸宏さんのアルバム「Wild And Moody」に近い印象があります。



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流行歌曲再生舞踊団 405 SEVENTH SEANCE 「I Could Forget Myself」
- 2012/01/07(Sat) -
「UK-New Wave 落穂拾い隊」の第2弾はイースト・ロンドン出身のSeventh Seanceのこの曲を。
白状してしまえばジャケット買いで、このお姉ちゃんがヴォーカルをとっているのかと思いきやWinston Detleiv (G,、Vo)、Peter Collins (Dr)、Ian Smith(Back Vo)、Garfield(Sax)の名前がクレジットされていました(笑)。またWinstonがMarc Almondと交友があったためにMarc and The MambusのMartin Mc.CarrickとBill McGeeがライブの際のサポート・メンバーとして参加しているようです。
Seventh Seanceは82年結成で、シングルのみを8枚リリースしているのですが、Iconという弱小のインディー・レーベル所属だったのでなかなか実際にその音盤を入手することが難しいバンドの一つでした。活動中は頑固一徹といった如くのネオ・サイケ寄りのサウンドを展開していて、この83年リリースの4枚目にあたる「I Could Forget Myself」ではB-Movieの「Nowhere Girl」のパクリとも揶揄されているようですが、やや大仰に歌うWinston Detleivさんの歌声にサックスやギター、シンセが粘っこく絡む感じは、やはりニュー・ロマンティックの範疇に含まれるような気もしますが、どこかカラリと乾いたような印象もあります。
その後83~84年にかけてクリサリスにアルバム用の録音を残しているとのことですがリリースされないまま、インディーズで86年頃まで活動を続けていったようです。



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流行歌曲再生舞踊団 404 BERLIN BLONDES 「Neon Probe」
- 2012/01/06(Fri) -
新シリーズ「UK-New Waveの 落穂拾い」。
このBlog自体が落穂拾いのようなものなのに、さらに重箱の隅を顕微鏡でつついてみようかと企んでいる片桐と言います。
と、いうわけで1979年にグラスゴーで結成されたBerlin Blondesのこの1曲を。
Steven Bonomi (Vo)、Robert Farrell (G、Syn)、 Jim Spender (Key、Syn)、David Rudden (B)という4人組でスタートしたこのバンドは、当初からドラマーが不在だったということもあって、機械に依存した打ち込みメインの音を展開していたようです。80年に入り多少のメンバー交代をはさんで2枚のシングルとセルフ・タイトルのアルバムをリリースしているのが確認されます(シングル盤は国内でもリリースされたとのことですが、お目にかかったことはないです)。
この「Neon Probe」はアルバムに入っている曲なのですが、youtubeのコメントにもあるようにUltravoxやGary Newmanにやや近いといった印象もあるものの、Steven Bonomiさんの重苦しく陰鬱ながらも自己主張の強そうなヴォーカルと、いかにもフューチャーリストといった感のあるシンセの音色は独自のカラーを出していたと思います。
インナー・スリーブやジャケットに載っている化粧したメンバー写真はJapanを先取りしたものとも言えましょう。まさに登場がちょっと早すぎたバンドというイメージもあり、世間的には受け入れられずに82年頃にはFade Outしてしまったようです。。。



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流行歌曲再生舞踊団 403 Ruby Blue 「Primitive Man」
- 2012/01/05(Thu) -
名前を出してしまたのでRuby Blueのこの一曲を。。。
Rebecca PidgeonとRoger Fifeのフォーク・デュオからスタートしたこのユニットはRed Flameからシングルを数枚とアルバム「Glances Askances」をリリースします。以前当Blogでコンピ盤「Broken Water」が彼らの1stアルバムだったように書いてしまいましたが、「Glances Askances」の方が先のようです(しかし、この1stはなかなかお目にかかれない。。。涙)。ここに収録されたいくつかの曲がインディ・チャートの上位に入り、Erika SpotswoodとAnthony Cooteの2人を迎えてメジャーのFontanaに移籍して制作されたのが、この「Primitive Man」を含む2ndアルバム「Down From Above」です。このPVにも登場していますがChris Buckがドラムでのサポートメンバーでクレジットされています。
この曲はアルバム冒頭を飾る雄大なスケール感を持つ曲で、アコースティック・タッチのトラッド風の歌メロと軽いレゲエ・タッチのリズム、そして4人のメンバーの美しいハーモニーが組み合わされた名曲だと個人的には思いますし、何よりもRebeccaさんは相当の美人です(そこかい!)。
アルバム自体は好評だったものの、Rebeccaさんは本業の女優修行のためにアメリカに帰ってしまい、歌手よりも映画の方に活動の重点を置くようになってしまいましたが、時々ふとリリースされるアルバムは某方面では大変人気を博しているようです。
音声と映像が多少乱れていますが。。。。汗。


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流行歌曲再生舞踊団 402 Grace Pool 「Once A Forest」
- 2012/01/04(Wed) -
さぁ、このバンドは誰も知らないだろう!って感じで突っ走ります(笑)。
Grace Poolはマルチ・ミュージシャンのBob Rileyとその恋人Elly Brownを中心にNYを拠点としていたバンドで、Repriseレーベルから2枚のアルバムをリリースしています。
The Blue Nileの「Stay」をカバーしていることでも知られていますが、アコースティックな感覚をメインにしたバンド・サウンドとEllyさんの透き通った伸びやかな歌声が印象的なバンドでした。
この「Once A Forest」は90年リリースの2ndアルバム「Where We Live」に収録されているもので、ちょっとアイリッシュ・トラッドを連想させるようなフォーク・ロック風の曲ながら、途中にBeki Brindleさんのブルージーなフレーズが挿入される独特の雰囲気を持つ曲で、どこか同時期にUKで活動していたRuby Blueに通じるような清々しさを覚えます。
Grace Pool自体はヒット・チャートを賑わすこともなく92年頃には解散してしまい、その後BobとEllyはBikiを迎えてブルース風のセッション・アルバムを作ったり、Elly Brown名義でのカントリー・タッチのソロ・アルバム「Wax The Roses」をリリースしたりしていましたが、Bobが急逝してしまったこともあり彼らの消息は現在のところ不明になっています(Bikiさんだけはブルース畑で活動中のようですが)。。。



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流行歌曲再生舞踊団 401 園田ルリ子 「ぎゅっと!ぎゅっと!抱きしめて!i」
- 2012/01/03(Tue) -
新シリーズ「DJ Rico Ricoの隙間を埋めるこの1枚」。
って、このBlog自体が隙間のようなものなので、わざわざこんなコーナーを新設しなくてもいいのではないかという一般世間からの声は甘んじてお受けします(恥)。
1990年代初頭に、突如としてJ-ラテンなるブームが発生しました。いかにもバブリーな感じの有象無象のバンドがライブ・ハウスでインチキっぽいラテン音楽を展開していた中で、そのブームの一翼を担ったのがパラダイス山元氏とコモエスタ八重樫氏による東京パノラママンボボーイズでした。誰でも知っているような名曲の数々をオリジナル・スタイルのマンボにアレンジした演奏はそのフットワークの軽さも相俟って一時は絶大な人気を誇りました。
このユニットは間もなく発展的解消という形をとるものの、パラダイス山元氏はラテン系音楽~特にマンボ普及のために更にディープとしか言いようがない東京ラテンデラックスを立ち上げます。その活動の中から飛び出てきたのが、当時現役女子高校生だった園田るり子嬢です。「キュートなマラカスドール」というキャッチ・コピーを引き下げて、水着姿でプロモーション活動をしていたので一発狙いの企画モノかと思いきや、一聴してわかるとおりのソン・モントゥーノっぽい本格的なリズムに舌足らずの歌声、というまさにいかがわしさ満点&キャッチ・コピーに違わないラテン歌謡の傑作に仕上がっているのは驚いたものです。(この辺の裏事情は当の山元氏のエッセイに詳細に書かれていますので一読の程を)。
そして、全然エロっぽくない園田嬢の素人っぽい魅力も懐かしい思い出です。



<追記>
ジャケット写真貼り忘れたので、一応貼っておきます(恥)

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流行歌曲再生舞踊団 400 Yellow Magic Orchestra 「Simoon」
- 2011/10/11(Tue) -
300回目にYMOのことを書いたので、400回目でも書く。このまま続けば500回目でも書くかもしれない(笑)。
普段公言している通りYMOのファンである片桐なのだが、彼らのナンバーの中で一番好きな曲と訊ねられると、たぶん「Simoon」と答えるであろう。その理由には大したことがなく、1stアルバムが一番好きだからということに他ならない。
もちろん、それにはわけがあって世間で「Technopolis」や「Rydeen」が大流行していた折に、片桐の住む小さな町のレコード店には「Solid State Survivor」は入荷していなかったのである(か、売り切れて入荷待ちだった?)。そういうこともあって結構1stアルバムは聴きこんだものであるが、何故かその小さな店には一般的なUS盤がなくて、アール・デコ風のデザインが施されたオリジナル盤が置いてあったりしたのである。
この「Simoon」はもちろん細野さんの作曲で、後にオルケスタル・デル・ソルに参加する橋本俊一さんがヴォーカルをとっていて、アラビックな雰囲気とヴォコーダーによる歌声という近未来的な要素が同居するミステリアスなこの曲は多分「Fire Cracker」と並んで細野さんがこのユニットでやりたかったことなのかな?とか思ったりもする。
これがリリースされたのは1978年と今から30年以上も前なのだが、いささかも古臭さを感じない(笑)。
ついでに片桐的YMOのBest5を。。。。
スタジオ盤のテイクなので、ライブ音源ではまた順位が変わるのは言うまでもない。
1位:Simoon
2位:京城音楽
3位:CAMOUFLAGE
4位:ABSOLUTE EGO DANCE
5位:EXPECTED WAY

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流行歌曲再生舞踊団 399 山崎ハコ 「東京ブギウギ」
- 2011/10/09(Sun) -
山崎ハコさんの1994年リリースの企画アルバム「十八番」に収録されている昭和歌謡の名曲「東京ブギウギ」。
このアルバムでは誰でも知っているような歌謡曲を、軽めのバンド・サウンドともに飄々と歌っているような感があります。このカバーでも原曲の持つ陽気さをそのままに、飾らないストレートな心境でさらりと楽しげに歌っていて、それでいて決してノスタルジック一辺倒ではなく、どこか現代風の、そしてハコさん風のフィルターを通しているので、哀愁も同時に感じられるような気がします。
アコ・ギのカッティングにまさにブギ~ラグ・タイム風のピアノ、そして郷愁を喚起させるブルース・ハープと、モノクロームの感覚が漂う中を切り裂くごとくハコさんの半ばシャウトっぽい歌声が響くと、ついつい昭和時代を懐かしく思い出したりしてしまうのです(笑)。



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流行歌曲再生舞踊団 398 Blind Mr. Jones 「Against The Glass」
- 2011/10/07(Fri) -
世間的には遅れてきたシュー・ゲイザーと揶揄されているこのBlind.Mr.Jonesではありますが、幾重にも絡み合う音の中を切り裂くフルートの音色、そして実は結構人懐っこい声の持ち主のWill Tevershamが歌う、これまたハート・ウォーミングなメロディー。。。ボトムを支える太いベースとこれでもかと叩きつづけるドラム。まさにこの「Against The Glass」が収録されている92年の「Stereo Musicale」はある意味シュー・ゲイザーの集大成ではないかと個人的には思います。そしてこの曲でリフレインされる「Any More」という歌詞同様にブームは終焉を迎えるという記念碑的な一枚でもあります。
当時19歳だったというメンバーがどれだけ自覚的にブームを見据えていたのかは知りませんが、RideやSlowdive、Chapterhouseといった先輩たちに憧れ、必死に追いつこうとした軌跡は美しくもあり悲しくもあるような気がします。そして自らの手でその幕を下ろすことになるとは。。。。(独断と偏見)。
まさに異彩を放っていたこのバンドとブームのレクイエム(2ndアルバムはネオサイケの名盤として評価されるべきでしょうねw)のような「Against The Glass」は何度聞いても涙が止まらない名曲で、片桐の墓場まで持っていくであろう1曲に認定されているのです。



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流行歌曲再生舞踊団 397  Lisa Lisa & Cult Jam With Full Force 「I Wonder If I Take You Home」
- 2011/10/05(Wed) -
タイトルが長い。。。。笑。
プエルトリコ出身のLisa LisaとAlex "Spanador" MoseleyとMike Hugheの2人からなるCult Jamという合計3人のユニットは80年代前半のフリー・スタイルを語るうえで欠かせない存在でしょう。
もっとも彼らの実力以上にFull Forceの面々の剛腕もあってこそのダンス・チャート1位だとは思いますが。。。。個人的には(汗)。
小柄な割には気の強そうなハチマキ姐さんが、お気に入りの男を逆ナンしてお持ち帰りしたいという、実は結構エロっぽい歌詞をヒップ・ホップっぽいビートに乗せて、やや鼻にかかったような声で歌われるだけでちょっとクラっと来てしまいますが(大嘘)。
この曲も割とダン・クラ化していて結構いろんなところでサンプリングに引用されていますね。。。





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流行歌曲再生舞踊団 396 Lalo Schifrin 「Quiet Village」
- 2011/10/03(Mon) -
アルゼンチン生まれのピアニスト・作編曲家のLalo Schifrinさんの名前は知らずとも、彼の作ったメロディーの何がしかは誰もが一度は耳にしたことがあると思います。元々クラシックの教育を受けていた彼ですが、ジャズ界に転身してからはDizzy Gillespie、Xavier Cugat、Quincy Jonesといった人たちの楽団や自身のオーケストラで活躍する一方で、Stan Getz、Count Basie、Sarah Vaughanなどのアルバムに参加。サントラ方面でも「スパイ大作戦(テレビ版)」「ダーティー・ハリー」「燃えよドラゴン」「鷲は舞いおりた」の音楽を担当とまさに八面六臂的に大活躍している方です(もちろん未だに現役)。
彼は自身名義でもアルバムを発表していますが、76年の1stアルバム「Black Widow」に収録されているのがこの「Quiet Village」のカバーVer。もちろんLes Baxter(というよりはMartin DennyのVerの方で有名かも)の超エキゾな名曲をダルダルのスロー・ファンクに仕立てあげています。
ギターがEric Gale、リズム隊がAnthony Jackson とAndy Newmark、途中の女声スキャットが Patti Austinと実は何気に豪華なラインナップだったりします(笑)。



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流行歌曲再生舞踊団 395 Armand Van Helden 「When The Lights Go Down」
- 2011/10/01(Sat) -
Armand Van Helden師匠のシングル・カットされた曲は、曲もいいのですがPVもなかなか面白いものが多いという点で個人的には好みで、しかも出てくるお姉ちゃんがこれまたビッチ系なのでついついようつべのお気に入りリストに入れていたりするのですが。。。。(恥)。
と、いうわけで2005年のアルバム「Nympho」は結構ロック&パンキッシュな音とフィルター・ハウスをミックスさせた名盤ではないかと思っているのです。そこからカットされたこの「When The Lights Go Down」も78年に大ヒットしたNick Gilderの「Rockaway」のギター・フレーズを借用しながらの一大ディスコ・パンク絵巻を繰り広げています。
PVはよくあるネタもので、名作の登場人物が本の中から出てくるというものなのですが,御多聞にもれずアリスを演じているゴスな彼女にはついつい萌えを感じてしまったりします(笑)。




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流行歌曲再生舞踊団  394 やくしまるえつこ 「ジェニーはご機嫌ななめ」
- 2011/09/30(Fri) -
日本におけるテクノ歌謡の初期形態ともいえるジューシー・フルーツは元々は近田春夫さんのバック・バンドから発展したもので、80年6月にリリースされた「ジェニーはご機嫌ななめ」は彼らのデビュー盤にして最高の大ヒットとなりました(オリコン5位・37万枚)。
いわゆるシンセを多用したテクノ・ポップとは異なって、どちらかというとプラスティックスやDEVOのような無機質なロックといった印象で、わずか4年間の活動の間にアルバムを7枚リリースしていたりしています。結構隠れ名曲も多く、フランス・ギャルのカバー「夢見るシェルター人形」は筒井康隆さん原作の映画「ウィークエンド・シャッフル」のエンディングにも使われていました。
この「ジェニーはご機嫌ななめ」は最早スタンダード化していて、多くの人がカバーしていますが、今回取り上げたのは相対性理論のヴォーカルやくしまるえつこさんが高橋幸宏さんのアレンジで歌ったこのVerを。最近のHASYMOに通じるエレクトロニカな音で浮遊感いっぱいに仕上がっているところはさすがにテクノの世界に住み続けている幸宏さんの面目躍如といったところでしょうか。
原曲をほとんどいじっていない、割と素直なVerでもありますね。。。



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流行歌曲再生舞踊団  393 The Thompson Twins featuring Madonna 「Revolution」
- 2011/09/28(Wed) -
懐かしい映像を。。。
1985年のLive Aidはなかなか面白いものがあって、当時徹夜で付き合っていた彼女と一緒に見たのですが、朝方になって登場してきた(と思う)のがThompson Twinsでした。1曲演奏した後(「Hold Me Now」だったような記憶が。。。。)にマドンナが登場してきて歌ったのがこの「Revolution」です。
多分Nile Rogersつながりでのゲストだと思うのですが、この頃はまだマドンナは売れ線上昇中で、Thompson Twinsの方がビッグ・ネームでした(笑)。
今となっては想像もつかないようなマドンナさんの素直な弾けぶりには微笑ましいものもありますし(エンディング後にAlannah Currieと抱き合ったりもしています)、これを境にThompsonsは凋落していき、その一方でマドンナさんは大スターになっていくという意味でも貴重な一瞬だったと感じるのです。。。。




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流行歌曲再生舞踊団 392 Ryuichi Sakamoto 「ONGAKU」
- 2011/09/26(Mon) -
坂本龍一がYMO解散後ソロとなっての初の大規模なツアーが1986年のMedia Bahn Liveで、この時のライブは何よりも坂本龍一名義での初期の名曲がたっぷり聴かれるということでもお得なライブだったと思います。しかもテクノな曲を人力で演奏するという荒業だったのですが、まるでスタジオ盤のように緻密で正確な演奏が繰り広げられていたのにはちょっと驚きでした。
この曲は「浮気なぼくら」に収められている坂本氏のYMO期の名曲の一つで、ここでは坂本氏のMIDIピアノをメインにBernald Fowlerさんのややソウルフルなヴォーカルが楽しめるのですが、見どころは中盤の小原礼氏とRonnie Draytonさんのノリノリな演奏につられて坂本氏まで踊りだすところでしょうか?パーカッションのDavid Van Tieghemさんの手数の多さにも魅了されてしまいますね。



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流行歌曲再生舞踊団 391 Big Country 「One Great Thing」
- 2011/09/24(Sat) -
今になって思うのだが、Big Countryはいいバンドだったんだなぁ~としみじみ感じてくる。
言うまでもなく、このバンドはスコットランド出身で、バグ・パイプ・ギターと称される独特のギターの音色と、トラッドをベースにしたかのような人懐っこいメロディーが売り物だったわけで、世間的には「In A Big Country」の一発屋的なイメージばかりが強いのはいたし方ないのかもしれないが、それでも個人的にはU2よりも好きだったわけである。暑苦しさや鬱陶しさも含めて、たぶん熱血漢であっただろうStuart Adamsonの生真面目さがどの曲からも伝わってくるような気がするのである。
この3rdアルバムに入っている「One Great Thing」もそんなStuartの人柄が出ているような真摯なメッセージ・ソングなのではあるが、あまりにも真剣に「生きる」ということにこだわってしまった彼が自分の命を徐々に削り落としてしまっていくようになったのは不幸であろう。
売れなくても地道に続けて欲しかった。。。。そう思わざるを得ない。




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流行歌曲再生舞踊団  390 Face To Face 「Picture Of You」
- 2011/09/22(Thu) -
ずいぶん前に「Laurie Sargentみたいなお姉ちゃんと付き合っていた時期があります」と書いた片桐と言います。先日帰省した際に十何年ぶりかでその彼女に会ったわけですが、当時のぶっ飛んだファッションを50歳を目前にしてやっているわけでもなく、普通のおばさんになっていました。もっともこっちも普通のおっさんなのですから五十歩百歩でしょうけど。。。。
と、いうわけでLaurie Sargentさん率いるFace To Faceの84年の1stアルバムに収録されているこの曲を。。。。
Arthur Bakerが絡んだ2曲こそはダンサンブルなポップ・ソングでそこそこヒットしましたが、そのほかの曲はストレートなアメリカン・ロックという中途半端さ。路線が曖昧なまま、Laurieさんのルックスだけに注目が集まってしまったというちょっと不遇なバンドでした。でも、ある意味シンセ音ばかりのNWにあってこれだけ能天気なロックというのもある意味爽快でしたね。。。。



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流行歌曲再生舞踊団 389 Orange Krush  「Action」
- 2011/09/21(Wed) -
たまにはこんな懐かしい感じの音でも。。。。
Orange KrushはDavy DMXことDavid Reeves(G)、Larry Smith(B)、Trevor Gale(Dr)という3人のユニットで、彼ら自身の名義としてはこの82年リリースの「Action」が唯一のものとなるようです。
もっとも彼らは他のアーティストのバックで名前を見ることが多く、DEF JAM創設以前のRussell Simmonsが手掛けた作品のほとんどで演奏を担当していますし、ここでミックスを担当しているJohn "Jellybean" Benitezとの縁もあって、名曲(と個人的には思っている)「Sidewalk Talk」でTrevorがドラムを叩いていたりします。
一部ではごく有名らしいスネアのロールから始まって、思い切りダルさが漂うファンキーなリズムの上をゲストVoのAlyson Williams嬢のリズミカルに弾けた歌声が軽快に乗っていきます。
挿入されるラップや音声処理を施されたトーキング風のヴォーカルも含めて、これだけ跳ねまくっているにもかかわらず気怠さが倍増するのは気のせいでしょうか?
秋に相応しい一枚だと思いますけどね。。。



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流行歌曲再生舞踊団 388 PUFFY 「Girls Just Want To Have Fun」
- 2011/09/19(Mon) -
なんだかんだ言ってもPuffyはいいなぁ~、と呟く片桐と言います。
デビューの時からずっと追っかけておりますが(汗)、ちょっとひねくれた歌メロ+アレンジを楽しそうに歌う二人の姿はまさに歌謡曲そのもの!
どんな音楽の要素を盛り込んでも二人にかかると極上のポップスに仕上がってしまうのですから、まさにマジックとしか言いようがありません。
時々カバー曲も披露しますが、そのセンスも抜群です!
この曲はもちろんCindy Lauperの超有名曲で2008年にリリースされたトリビュート盤「We Love Cindy」に収録され、翌年の自身のカバー・アルバム「PUFFY AMIYUMI X PUFFY」にも入っています。お互いにファン同士ということもあって、Cindyの2005年のセルフ・カバー・アルバム「The Body Acoustic」でのVerの際もPuffyはコーラス隊として参加していますのでこの曲はPuffyにとっては2度目になります。
原曲にほぼ忠実ながら弾けた二人のユニゾン・ヴォーカルがストレートに心に響いてきます。



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流行歌曲再生舞踊団 387 X Mal Deutschland 「Incubus Succubus II」
- 2011/09/17(Sat) -
4ADっぽい音というと、どうしてもCocteau Twinsが代表的で、ノイジーで覚醒的なギターと極端な処理が施されたエコーという印象が強く、まさに歌メロも含めて金太郎飴状態になってしまいがちなのですが。Anja Huweさん率いるX-Mal Deutchlandもそういった範疇に含まれる一枚ではないかと思います。もっとも彼女たちの場合はゴスやポジティヴ・パンクというよりはネオ・サイケに近い印象があって、それはManuela Rickersの多彩なギター・ワークに拠る部分が多いのかもしれません。
この曲のオリジナルは82年にZick Zackからリリースされたものなのですが、彼女たちが人気を博して渡英して4ADと契約した際の手土産代わりにリリースしたのがこのVerです。
ジャケット通りのダーク・サイケデリック色が濃い耽美的なギター・ワークとAnjaさんの突き放したような歌い声、そして Manuela Zwingmanさんのズンドコとしたドラムと言い、本当にひんやりと寒くて虚ろな感覚がジワリと染みてくるような1曲です。



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流行歌曲再生舞踊団  386 John Foxx 「Stars On Fire」
- 2011/09/15(Thu) -
言わずと知れた元Ultravoxのフロントマンにして元祖エレ・ポップの一人として有名なJohn Foxx先生は脱退直後こそは、硬質で実験的な音を作っていましたが、徐々にそういった感覚が後退していき、1985年にリリースされた4枚目の「In Mysterious Ways」に至っては全編カラフルな音使いのポップ・ミュージックに変貌していきました。
まるで当時のUltravoxと表裏一体のような都会的な音づくりはまさにUK-NWの渦中にあってうまくコマーシャリズムを取り込んでいったように思えるのですが、どういうわけかこのアルバムは世間的には全く評価されず、当然のことながら売れませんでした。
この「Stars On Fire」はアルバムの冒頭曲であり、シングル・カットもされたミディアム・テンポの佳曲だという印象はあるものの、アレンジや歌メロはTears For Fearsの大ヒット曲「Everybody Wants To Rule The World」のパクリなんですよね。。。w。



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流行歌曲再生舞踊団 385 Brilliant 「Love Is War」
- 2011/06/30(Thu) -


まさかこの曲のPVがあるとは思ってもいなかった。。。。その②はBrilliantです。
このユニットを説明するとそれこそ大人脈図鑑と化してしまうのですが(笑)、Killing Jokeを脱退したYouth師匠がダンス・ミュージックを追及するために結成したのがこのBrilliantで、最終的にはYouthとJimmy Cauty(KLF)、そして女性ヴォーカルのJune Montanoというラインナップに落ち着きますが、初期の頃は元The CureのAndy Andersonや元Ice HouseのGuy Prattなども参加していました。彼らが唯一リリースした86年の「Kiss The Lips of Life」はStock/Aitken/WatermanというPWLプロダクションですし、June ReactorことBen Watkinsもミックスに関わっています。挙句の果てにはマネージメントがDavid Balfeなのですからもう笑うしかありません。
この「Love Is War」は彼らにとってメジャー配給2枚目のシングルで、ゆったりとしたミディアム・テンポの中にPWLっぽいユーロビートも挿入されたファンク・ナンバーなのですが彼らの思惑通りにはヒットはしませんでした。もっともこのPVで踊るYouthとJimmy Cautyが見られるというだけであれなんですが。。。。笑。
アルバムもさほど話題にならず程なくしてBrilliantは解散してしまい、更なるダンスの極致を求めてYouthとJimmyがそれぞれ多角的な活動を展開していくのは皆様ご存知の通りです。
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流行歌曲再生舞踊団 384 Dollar  「Give Me Back My Heart」
- 2011/06/30(Thu) -


まさかこの曲のPVがあるとは思ってもいなかった。。。。
David van DayとThereza Bazarという男女デュオDollarといえば、哀愁漂うテクノ・ポップ・サウンドに乗せて、二人の非常に柔らかくてムーディーでソフトな歌声が流れてくるという80年代初期の代表的なNW系ユニットです。
日本では非常にマイナーな存在ですが、英国内ではチャート30位に数曲を送りこんでいます。
無論、そういった説明よりはTrevor Horn親分がプロデュースを手掛けて最初に成功させたユニットと言った方がわかりやすいのかもしれません(3rdアルバムのみですが。。。。)
この「Give Me Back My Heart」にしろ「Mirror Mirror」にしろ、これ以降の親分に見られるような過激なサンプリング音やオーケストラ・ヒットは微塵も感じられないプロデュース・ワークで、バックのストリングの流麗な響かせ方やブラスの使い方あたりに親分ぽい部分が多少うかがい知れるところでしょうか。。。。それにしてもTherezaさんの天使降臨系ヴォーカルは本当に美しいものがあります。
2010年になって、この曲が収録されている82年の3rdアルバムが親分の手によるミックス違いや7インチver入りというボーナス・トラック入りで再発されました。もちろんリリース元はCherry Redでまたもや当分足を向けては寝られないのですwww。
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流行歌曲再生舞踊団 383 Eternal Triangle 「Nothing But A Friend」
- 2011/06/29(Wed) -


Eternal Triangleは80年代初頭にいち早くレゲエやアフリカン・ポップの要素を取り入れた先鋭的なNWバンドFischer – Zのキーボード奏者だったSteve Skolnik氏が結成したバンドなのですが、どちらかといえば美声ヴォーカリストNicola HitchcockさんがMandalay加入前に在籍していたバンドと言った方が通じやすいのかもしれません。
1984年にこの曲ともう一枚のシングル、そしてアルバム「Touch And Let Go」をSituation Twoからリリースしていて、アルバムは国内盤も出ていました。アルバムの帯には「未知なるサイケデリック・ワールドの入り口」というコピーが付けられていますが、サイケという感覚はあまり感じられないソフトで透明感あふれるエレクトロニクス・ダンス・ポップといった印象の方が強いです。
この「Nothing But A Friend」もちょっとエッジを利かせたギターワークとミニマル・フレーズを奏でるシンセの間で朴訥に歌われるものですが、さすがに合間でのコーラスのNicola Hitchcockさんの声の美しさには心を打たれてしまいます。
おそらくEternal Triangleはアルバム・リリース後には時を経ずして自然消滅したらしく、Steve Skolnik氏は87年のFischer - Z再起動の際に多少キーボードで参加したりしていますが、現在は音楽業界から足を洗って家具作成の分野で有名な方になっております(笑)。
Nicolaさんの大活躍ぶりはもはやここで言及するほどでもありませんね。。。。。

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流行歌曲再生舞踊団 382 Midge Ure 「If I was」
- 2011/06/29(Wed) -


名作「Systems Of Romance」を発表したUlrtavoxはその直後にフロントマンのJohn Foxxが脱退したために一時活動停止に追い込まれました。その間メンバーのBilly CurrieはGary Newmanのツアー・メンバーなどをやっていたようですが、Steve StrangeのプロジェクトVisageのレコーディングに参加した際にMidge Ureと意気投合し、そのままMidge Ureは第2期Ultravoxの顔として大活躍することになります(同時にThin Rizzyも掛け持ちしていました)。
第2期UltravoxはJohn Foxx在籍時の耽美的な要素よりもMidge Ureのポップ感覚を前面に打ち出したサウンドで一大メジャーバンドへと突き進んでいきます。
Midge Ureは1985年に1stアルバム「The Gift」を製作しますが、そこからカットされたシングル曲がこの「If I was」です。バンドのメンバーは一切参加していないのに、Ultravoxそのものというところに当時の彼の影響力の強さがうかがえると思いますが、ニューロマンティックス台頭のブームも相まってこのシングルは全英で1位、アルバムも2位を記録しました。
かなり人懐っこくて温かみのあるメロディーラインと歌声で彼のソロの中でも屈指の名曲でしょう。
余談ですが、この曲のベースを弾いているのはLevel 42のMark Kingだったりします。

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