不条理音盤委員会 

 即物的快楽を追及するBlog
 


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ファミレスでサボっていた片桐と言います。
今もそうなのかは知りませんが、以前某ファミレスでは「今日が誕生日」と店員に伝えると、小さなケーキに花火を点して「ハッピー、バースディ〜、トゥ〜、ユ〜」と歌ってくれるサービスがありました。ある日、嫌われ者の某が「俺、今日誕生日なんだ、XXXに行って、あれ、やってもらいてぇ〜」と言い出して、渋々その場にいた数人と某ファミレスに行きました(涙)。某が意気揚々と店員に誕生日の旨を伝えて数分後、店内の照明が半分に落ち、厨房から4人の店員が線香花火の親分のようなものがパチパチ言っているケーキを筆頭に「ハッピー、バースディ〜、トゥ〜、ユ〜」とと歌いながらの大名行列。その場にいるのが恥ずかしいほどでした。その某は劇団大人計画の荒川良々さんに似ていたので、今でもカロリーメイトのCMを見るとあの日のトラウマに襲われます。今から20年以上の前の話です。

las ketchup


と、いうわけでスペインはアンダルシアのコルドバ出身のPilar、Lola、Luciaの三人姉妹ユニットLas Ketchupの2002年のアルバムです。フラメンコのギタリストである彼女たちの父親の通称が“Tomate=トマト”というわけで、その娘ということでケチャップというのが由来だそうですが(笑)、何はともあれ「Aserejé」がヨーロッパ18ケ国でNo.1ヒット!さらにラテンアメリカでも8カ国でNo.1という勢いそのままに制作されたこのアルバムは典型的なラテンのりの大ポップ大会なのです。とはいうものの実は片桐は「Aserejé」はオリジナルより先にトルクメンのSirin Palwanowaさんのカバーで知ったのでした(汗)。
能天気なラテン系ポップの「The Ketchup Song」から始まって、哀愁漂う歌メロのレゲエ「Kusha Las Payas」、トロピカルなムードの「Un De Vez En Cuando」、往年のズークを連想させる「Lánzame Los Trastos,Baby」、フラメンコの要素を借用した「Sevillanas Pink」、アコースティックなミックスが施された「Aserejé - Hippy mix」、中盤のギター・ソロではアラブっぽいフレーズも挿入される賑やかな「Krapuleo」、風変りなスカ「Me Persigue Un Chulo」、ロカビリー・タッチの「Tengo Un Novio Tántriko」まで、いかにも「Aserejé」が売れている間の勢いを駆って制作されたやっつけ仕事的な雰囲気が濃く、どの曲の歌メロやアレンジには80年代のヒット曲からのパクリがうかがえるというパチモン的なアルバムなのですが、そのパクリ的な音がまたツボにはまってしまうのですからどうしようもないという、まさに奇跡的にVOW的な一枚なのであります。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.co.jp/Las-Ketchup/dp/B00006L87G

変な振り付けが評判だったPVはおまけ



     
その人と列車に乗っていろいろな街に行った。
「どっか、行こう」と口にするくせに格別行きたい街があるのではなく、駅に向かいながら、あるいは駅の時刻表を眺めながら行き先を決めるのである。幸いにして東西南北いずれの方向にもローカル線が通っていたこともあって、一番近い時刻の列車に乗ればいいだけである。気まぐれなその人にピッタリというわけである。
そして、駅の売店でカチカチに凍った冷凍ミカンを買い、それをハンカチにくるんで半ば溶けた頃を見計らって食べ始めるのである。その幸せそうな表情は結構可愛かった。

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と、いうわけでXTCの「Black Sea」なのであるが、個人的に好きなバンドで、どのアルバムも最高だと勝手に思っているので当然悪口は書かない。どの時期でもメロディアスでポップ・フレーバーにあふれている彼らなのであるが、Steve Lillywhiteと Hugh Padghamを前作に引き続いてプロデュースとエンジニアに迎えたこのアルバムでは「Peter Gabriel(3rd)」で世間をあっと言わせた重低音のドラムサウンドとノイズゲート/エコーマシンを基軸にしながらも、いつもながらのポップ・センスに重厚さとしなやかさが同居したような落着きを感じさせる作品に仕上げた感がある。
そしてシンプルなサウンドの中を鋭角的に切り込んでくるギターの音が秀逸なのである。
どこかKinksに通じるようなパブ・ロック風の雰囲気が漂う「Respectable Street」、ネオ・サイケ風のギターが耳に残る「Generals and Majors」、ノイズもSE的に使ったポップ・パンク的な「Living through Another Cuba」、 Colinのとぼけた感じのヴォーカルも心地よい「Love at First Sight」、酔いどれTerry Chambersのドタバタ・ドラムが堪能できる「Rocket from a Bottle」、ダルダルなBeatlesという感じの「No Language in Our Lungs」、フォーク・ロック的なイメージもある軽やかなポップ・ナンバー「Towers of London」、重いビートをもったアグレッシヴな「Paper and Iron (Notes and Coins)」、どのアルバムにも一曲は入っている深刻なテーマをユーモアたっぷりに歌った「Burning with Optimism's Flames」、脱力感満点のコーラスと共にThe Beatlesをパロったような「Sgt. Rock (Is Going to Help Me)」、攻撃的なギターとリズムがヘヴィーに最後をしめくくる「Travels in Nihilon」まで、時にはシュールとすら思えるUKロックのエッセンスが散りばめられた一枚なのであるが、それはどのアルバムでも同じなのでこの比喩は全くもって不的確であって、それではこの「Black Sea」を一言で表現するとなれば、「XTCが一番ロックしているアルバム」ということになる。
で、その他のアルバムについては気が向いたら書くことにする(「Skylarking」は既にやった)。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.co.jp/Black-Sea-2001-Reissue-XTC/dp/B00005ATHH

     
川上未映子さんのファンの片桐と言います。
書店に行くと彼女のポスターが貼ってあったりして、文壇アイドルっぽい扱いを受けているようなのですが、このエキセントリックな表情がそのまま文章になっているさまは、まさに未曾有のものであるような気もします。このまま爆裂していってもらいたいものです。

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と、いうわけでMissing Personsの2ndアルバムです。ご存知の如くZappa門下生のTerry Bozzioが、当時の奥方Dale Bozzio、Warren Cuccurulloと結成したU.S.DragsにChuck WildとPatrick O’Hearnが合流して始まったこのバンド、さすがにF.Zappaに鍛えられただけのことあって1stアルバム「Spring Session M」ではめくるめくようなNW+プログレ的なテンション高い演奏を繰り広げていましたが、このアルバムではテクニカルな面をあまり表面化させずに、当時の時流に迎合したようなスマートで理解りやすいテクノ・ポップ風のサウンドに変貌しました。もっとも「売れ線」狙いといえども、結構演っていることはテクニカルでリズム隊の絡み方や、こだわりのアレンジなどかなり通好みの一枚なのですが、そんな小難しい男衆を尻目に自由奔放なヴォーカルを聴かせてくれるDale Bozzioさんの魅力を存分に楽しめるアルバムにもなっています。いたる所で何気にTerry Bozzioのドラム・テクニックが炸裂していたり、Patrick O’Hearnの摩訶不思議なベース・ラインのフレーズや、カッティングを中心に器用に弾きこなすWarren Cucculloのギターと聴いているうちにいろいろな発見があるのですが、特に「If Only for the Moment」に顕著なようにThe Bugglesに通じるポップ感覚や、「Waiting for a Million Years」で聴かれるトロピカルな音使いはアメリカのバンドながらUK-NWっぽい印象もあります。そこのところはgoglemanさん曰くのBerlinとの共通点も見受けられるのですが、それが意識したものかどうかはちょっと不明です(Berlinは完全に確信犯なのですが。。。)
ヘルムート・ニュートンがジャケ撮影したこのアルバムを含めて現在スタジオ盤は廃盤のようでamazonではものすごい値段がついているようです。

電気仕掛けのマリリン・モンローと称されたDale Bozzioさんの艶姿はおまけ



     
その人はどこか壊れていた。
もちろん、片桐も壊れていた。
壊れた者同士、初めもなく終わりもなく、ただただ時間と空間を浪費することを楽しみにして、一日中Cabert Voltaireとショパンのポロネーズ集を繰り返し聴きながら、その人はアルベール・カミュを、片桐はフランツ・カフカを読み耽っていた。世界の意味を知る気もなく、世間に目を背けていても生きていけると信じていた。

howling hex

と、いうわけで、壊れた人間の代名詞とも言える元プッシー・ガロア、ロイヤル・トラックスのジャンキー・ロッカーNeil Michale Hagety率いるThe Howling Hexの2nd。アヴァンギャルドでもエクスペリメンタルでもない正真正銘のロック・サウンドなのですが、極端に削ぎ落とされたミニマリズムの極致もいえそうな音の中から狂気と正気のはざまを反復するがごとき聴こえてくるジャンク・サウンドは最早奇跡的なほど美しいとしか言いようがなく、それは単にNeil Hagetyと言う人の原初的な本能の発現そのものであって、理由づけも何も必要としないエクスタシーのような一枚です。
トライバルなビートに痙攣しているようなギター、それに脱力ヴォーカルが延々続く「Hammer And Bluebird」、、パーカッシヴだけど踊れないガラクタのようなビートに素敵で軽やかな歌メロとコーラスがかぶる「Lips Begin To Move」、思いきり歪みきったギターの音が夢見心地にさせてくれる「This Planet Sweet」、ヘロヘロのファンク調のリズムに弛緩しまくりのギター・ソロがかぶる「How Many Steps Now」、メロディーというよりは単に思いつきで弾いたフレーズではないかと錯覚するようなフリーキーなギターが印象的な「Good Things Are Easy」、剥き出しのサイケデリックとも言えそうな荒々しい感じの「Six Pack Days」、異形の祝祭空間を演出してくれる「Out,Out, Out」まで、まさに超クールなアルバムです。ヴォーカルもギターもリズム隊もそれぞれ自分のペースで音を奏でるさまは、一聴するとポリリズミックにも聴こえますが、そのズレ具合が半端ではありません。まるでCanとAmon Duulが一緒にアフリカでジャム・セッションを行っているといった感じのアメリカ製クラウト・ロックの一大傑作なのでした。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.co.jp/Nightclub-Version-Eternal-Howling-Hex/dp/B000GIXW9W


     
ATMでの出来事の話。
週末なのでちょっと余分にお金を下ろしておこうかと思い、3万5千円もあれば大丈夫だろうと、タッチ・パネルを無造作に押しました。
「でででで、ざざざざーーーーーーっ」
んん?やけにお札が数えられてるみたいだけど・・・、まぁ、いいか。懐が温かくなる気分を満喫できるからなぁ。。。。とちょっと気分が高揚していた片桐を襲ったのは「分厚い札束」。思わず目が点になりました。
ぎゃはは、3万5千円が千円札で35枚!財布が閉まりません(爆)。
何も考えずに3・5・千・円とパネルを操作してしまった末の喜劇&悲劇なのでありました。

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と、いうわけでポジティヴ・パンクであり、シューゲイザーでもあり、おまけにデジ・ロックの先駆者でもあるという何とも名誉ある称号を一身に背負ったDean GarciaとToni HallidayのユニットCurveが1992年に発表した1stアルバム「Doppelganger(邦題は「二重人格」・・・ちょっと違うぞ)」です。EurythmicsのDave Stewartの紹介で知り合った二人が紆余曲折を経て結成したこのユニットは、メランコリックにも感じられる憂鬱なメロディー・ラインをダークなヴォーカルで歌い上げるといった作風で、無論そこに師匠Dave Stewart仕込みの打ち込みのリズムと、この手のバンドに典型的なノイジーなギターが絡んでくるといったもので、まさに混沌とした美学が思うままに連ねられています。一聴してわかるとおり、ToniさんのスタイルはPatty SmithさんやSiouxsie Siouxさんをモデルにしていると思われるのですが、攻撃的なフレーズの連続の中から甘ったるい声で退廃を唱えられてしまうと、ついつい抱え込んでいた憂鬱が無限大に増幅されてしまって、何もかも投げ捨ててどこかへ逃亡したくなったりもするのです。
ダンサンブルなリズムと幾重にも重ねられたギター・ノイズが心地よい「Already Yours」、この手の音には欠かせないためいき系ヴォイスが印象的な「Horror Head」、重苦しくアグレッシヴなメロディー・ラインの「Wish You Dead」、パンキッシュなCocteau Twinsといった感の深いエコーがかけられた「Doppelganger」、もろシュゲイーザーという音響処理が施された「Lillies Dying」「Split into Fractions」、ハードなギター・フレーズが炸裂する「Ice That Melts the Tips」、金属的にギターを響かせる中でToniの声が浮遊感を誇示するが如き「Think & Act」、幽玄と混乱が同居したような「Fait Accompli」、アンビエントに通じるような静謐感の中から狂気が浮かび上がってくるような「Sandpit」まで、ダークネスに統一された狂乱の祝祭とも言うべき音が次々と繰り出されてくるのですが、残念ながらかなり美しいと思われるメロディーと比較すれば、轟音ノイズの処理があまりにも単一的で一本調子になっているような点が感じられます。その点に一工夫すればもっと高い評価を得られたような気もします。逆にある意味で平凡なままに終わってしまい、他の同系バンドとの差別化が出来なかったことがこのユニットの発展性の限界だったのかもしれません。

試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail/204627

     
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goglemanさんの「KEMPIRE音楽詩集」での「郷愁」シリーズでは毎回懐かしい名盤が取り上げられていて、こっちとしても思わずレコード棚やCD棚を探し回ったり、カセット・テープに録音されてある音源を確認するといった楽しみがあるのですが、最近ゴス〜ポジ・パン系のレコードが紹介されていて、これまた心が躍ってしまう片桐と言います。
と、いうわけでThe Cure関連のグループ、Fools Danceの登場と相成ります。このグループはThe Cureを1982年に脱退したSimon Gallup が、Robert Smithのローディーであった Gary Biddles(Vo)と共に結成したバンドで、ここにはやはりThe Cureの初期にキーボードを担当していたMatthieu Hartleyも参加していました。アルバムを発表することなく2枚の12インチと1枚の7インチ盤だけで終わってしまったのですが、このセルフ・タイトルの12”盤はジャケット・曲順違いのものが2枚、タイトルを「The Priest Hole」と変えたものが存在していて、ここに掲げた3人組のジャケットのものがオリジナルになります。このジャケの右上には「CURE SIMON GALLUP」と記されていて唖然としてしまうのですが、このジャケットから連想されるとおり何から何まで初期The Cureのコピーとしか言いようがなく、ノイジーで中近東風のギター・フレーズがサイケデリックな感覚を巻き起こす「The Priest Hole」「The Don Diddy Song」、不安感を喚起させるようなサックスが印象的な「Happy Families Waiting (At The Skylab Landing Bay)」、Simonらしい独特のベースが聴かれる「Sa'Ha」とほぼ「The Top」に収録されている曲と大同小異なのですが、「I’m So Many」だけは同じネオ・サイケの大御所The Chameleonsっぽい印象もあります。
何はともあれ、ここまでパクって演って何の意味があるのか?と訊ねられても単にRobert Smithへの嫌がらせではないかとしか言いようがないのですが、当のSimon Gallupが85年にはThe Cureに復帰。Fools Dance自体も87年に2nd EP「They’ll Never Know」を発表して解散してしまいます。そして、Gary BiddlesはこれまたThe Cureのオリジナル・メンバーだったMichael Dempsey, Lol TolhurstとPresenceというバンドを結成するにいたるのは皆様ご存知のとおりです。

このEP、全曲聴けます(笑)
http://www.myspace.com/foolscandance

     
暦の上ではもう春なのですが、奥州では本格的な冬模様が展開されていて、あたり一面雪化粧で真っ白になっているので、ヒーター全開でも寒さに震えている片桐と言います。
冬場の早朝は電波の伸びがよろしいので、片桐は通勤時にはSTVラジオの「おはよう北海道」を聴いているのですが、それには別段深い意味はなく、仙台市内での渋滞に巻き込まれながら、北海道内の交通情報を楽しむというよくわけがわからないことをやっているだけで、美人で声も可愛い宮田愛子アナウンサーが煽ってくる「スピカ・カレー博覧会」にどうしても行きたくなって仕方がなく、ついつい昼食もカレーになってしまうのですが。。。。。

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と、いうわけで、シューゲイザー〜ポスト・ロックの分野で今も人気が高いSlowdiveのメンバーで現在はMojave 3で活動しているIan McCutcheonがOrbitalのゲスト・ボーカルで知られるLisa Billsonら4人を誘って結成したアコースティック・プロジェクトThe Loose Salute の1stアルバム「Turned To Love」です。一聴した印象どおりの非常にリラックスした雰囲気の中からつむぎ出されるドリーミーでフォーキーな感覚に富んだメロディー・ラインと、アコ・ギやハーモニカといったアコースティックな楽器編成はさすがにMojave 3に似た印象がありますが、こちらのLoose Saluteはより内省的な心象風景のようなものを描き出しつつも、内部に閉じこもることもなく、ちょっとした甘酸っぱさの中にも爽やかな風が吹き抜けるといったようなファンタスティックな音に仕上がっています。
グロッケンとハモンド風のシンセに導かれる「Daydream Believer」を思わせるポップなナンバー「Death Club」、爪弾かれるギターと共にLisaさんがメランコリックな歌声を聴かせる「Photographs and Tickets」、それとは裏腹にカントリー・タッチで軽快に疾走する「From Head To Sandy Toes」、Ianが呟くように歌う背後でグロッケンやリコーダーが可愛らしい音を奏でる「The Mutineer」、パブ・ロック風でついつい踊りだしたくなるような「Turn The Radio Up」、Mojave 3に通じるようなダークネスさの中でLisaさんが抑えた感情で淡々と歌い上げる「Why’d We Fight?」、IanとLisaさんの儚げなデュエットが美しい「Ballad of The Dumb Angel」、ブリット・ポップ〜リバプール・ポップに通じる明るくカラフルなロック・ナンバー「Through The Stratosphere To The Bars」、ロカビリーを意識したような「Tuned To Love」、切なげなフォーキーな感覚のバラード・ナンバー「Cold Water」、最後をしめくくるに相応しい静謐な中に想いを込めたラブ・ソング「Ship On The Ocean」まで、全編夢心地に浸れるようなアルバムです。ドリーム・ポップ好き、特にElephant 6界隈の音が好きな人にはお薦めの一枚です。

試聴音源はこちらから
http://www.myspace.com/therealloosesalute
http://www.amazon.co.jp/Tuned-Love-Loose-Salute/dp/B000Q364WO

     
ま、NWが好きだったのは時代の流れもあったのでしょう。
付き合うお姉ちゃん同様に、いろいろなジャンルが蔓延していって、そんな渦の中に我知らず飲み込まれていったのでしょう、多分。
とはいうものの、やはりNW時代は楽しかったですね。

Pyrolatorさんがプロデュースしたジャーマン・テクノ+サイケ・ポップのAsmodi Bizarrの「Sun Sierra」。チープな音が涙を誘います。

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A Certain Ratioのメンバーの課外活動のようなSwamp Childrenの「So Hot」。
ヴォーカルのAnn Quigleyさんと一緒にそのままKalimaへと発展。AnnさんのライバルはSwing Out SisterのCorinne Drewery さんでした。

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Sweatboxといえば、In The NurseryとこのPerennial Divide。デジタル・ビートに乗ったファンキー・オルタナ路線の「Purge」は近未来的な感覚でいっぱいでした。

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Philip Boa & The Voodoo Clubの弟的存在だったChristianhoundの英国進出第一弾アルバム「Budgerigar」。ノイズとアンビエントの競演といった感じでしょうか。。。。

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Sirenから鳴り物入りでデビューしたThe Ward Brothersの2ndシングル「Corss That Bridge」。プロデュースはDon Wasということもあってファンキーなギター・ポップを展開していましたが、その後行方不明。

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玩具箱をひっくり返したような楽しさいっぱいの大道芸的雰囲気も漂うThe Band Of Holy Joyの「More Tales From The City」。プロデュースは何気にSteve Beresfordさんです。

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Cabaret VoltaireやClock DVAのメンバーと交流があったメロディアスなインダストリアル/ダブ的なサウンドで知られるHulaのライブ盤とスタジオ盤のカップリングデビューLP「1000 Hours」。

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Death In JuneのDouglas PearceがプロデュースしたGary Carey率いる暗黒系サイケデリック・ユニットJoy Of Lifeの「Enjoy」。

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The Red GuitarsのヴォーカリストだったJeremy Kiddの「Petals + Ashes」。
似非アフロ・ファンクとギター・ポップが見事に融合しております。

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初期Factoryといえば、Mike Keane率いるThe Royal Family And The Poorの「We Love The Moon」。とにかくやり放題。

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基本的にBlogの方針にしたがって他人が触れていない音盤を出来るだけピック・アップするということなのですが、ここまで来ると多分誰も知らない音盤だなぁ〜と自信を持っていえるのであります。要は単なる自己満足です。

と、いうわけで1st LPがライブ盤だったというRob WardとBen Stedmanを中心としたTools You Can Trustの「Again Again Again」。メタルも含めたパーカッションが3人いたのですが、曲によってはラフなインター・プレイを展開していたりと、インダストリアル系とは一味違ったエクスペリメンタル・サウンドの持ち主でした。

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Cassandra Complexと同じレーベルに所属していたThe Party Dayの「Glass House」。
サイケだったり、オルタナだったり、と無節操に方向を模索しているうちに自然消滅してしまいました。

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世間ではNew OrderのBernard Sumnerがリミックスしたヴァージョンが有名なShark Vegasの「You Hurt Me」。オリジナルはCony Plankがミックスしています。

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John Leckieがプロデュースしたリバプール系泣きメロの名曲中の名曲、Lulu Kiss Me Deadの「The Ultimate Solution」。もう一枚シングルを出していた筈ですが。。。

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多分ジャケット買いした記憶があるHang The Danceの「Horseflesh」。
バリバリのネオ・サイケ的な音に思わずハマってしまったのですが、その後消息不明です。

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yahooやらe-Bayやらを見ていると、今は手元にない音盤が安価で売りに出されています。
近頃ではCDの再発よりはこういった音源はサイトでDLすることも多くなりました。
伸びきってしまったテープを繰り返して聴いていたので、再発見・再感動することも数多あります。
世の中の進歩にちょっとだけ感謝します。

今は亡きRed Flameから出ていたRobin Surteesとキュート系ヴォーカルのFlo Sullivanの男女デュオShiny Two Shinyの「Halfway Across The Rainbow」。チープさとゴージャスさが奇妙に同居しているのがたまらなく心地よいユニットでした。

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「Nowhere Girl」という哀愁の名曲の全ヴァージョンを全部買い集めたいと願っているB-Movieの唯一のスタジオ・アルバム「Forever Running」。とにかく涙を誘います。

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NWっぽくもあり、エレ・ポップの雰囲気もある3Dの12”盤「Dance To Believe」。このバンド、いろいろとシングルやそのヴァージョン違いを出しているんだけど、持っているのはこれだけ。

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実は何気に今も活動しているMarcus Bell(B)、Mark Long(G、Vo)、Ralph Hall(Dr)の3人組ジャングリー系サイケデリック・ギター・ポップのOppositionの最初期の音源「Breaking The Silence」。Midnight Musicから出ていたコンピ盤が欲しい。

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Dean Peckett(B、Vo)、Dean Ormston(Dr)、Brian Bettney(G)という3人が奏でるゴスっぽいメロディーが印象的だったThe Second Comingの12"盤「The Return」。あの頃は名作の12”盤を数枚出すだけで消えてしまったバンドが多かったですね。

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というわけで、前回からの続きなんですが、片桐的に探している音盤の中には、以前は持っていたのですが、お姉ちゃんとのデート代に困って、高く売れそうな盤を高く買い取ってくれそうな店に持っていった引き換えにわずかな快楽を手にしてしまったという刹那的なものもあります。
「綺麗な姉ちゃんと楽しいデートをするか」、それとも「マニアックな音楽仲間とひたすらポップ・ミュージックの話をするのか」は
自由だぁ〜〜!


Boyd RiceとFad GadgetことFrank Toveyのコラボレーション+ミックスがJohn FryerとEric Radclifeという初期Muteレーベルの集大成ともいうべきエレクトリック・ノイズの傑作アルバム「Easy Listening For The Hard Of Hearing」

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ベルギーのMinimal Compactとも称されたエスニック・サイケのNightfall In Campの同名タイトルのミニ・アルバムと12"盤「Right Staff」

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The FALLのオリジナル・メンバーでMark.E.Smithが女房のBlix Smithをメンバーに入れたことでブチ切れて脱退してしまったという逸話の持ち主Marc RileyのバンドであるMarc Riley & The Creepsの唯一のアルバム「 Fancy Meeting God」

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Velvet Ubnderground+Monochrome Setといった雰囲気のひねくれ系ギター・ポップ・バンドBlue Murderの「La La Love」

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何故か国内盤も発売されたUKのAlexander Scott FraserとAndrew Edward Beerからなるエレクトリック・ノイズ・ディスコの400Blowsの「.....If I Kissed Her I'd Have To Kill Her First.....」

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ちょっと前に「GOOD FORTUNE」のオオシマさんがこんな事を言っていました。
「最近昔聴いた音楽のCDを集めたいなあと思ってます」と。
お金が無い頃はいろんなLPをレンタルで借りては、テープに落として繰り返し聴いたものですが、そんな懐かしい思い出がつまった曲の数々が今となってはCD化されたり、DLできたり、Myspaceで気楽に聴くことが出来たりと、随分様変わりしてしまいましたね。
とはいうものの、なかなか入手できないものも多々あるわけなのですが。。。。
と、いうわけで片桐が欲しいなぁ〜、欲しいけど中々手に入らないなぁ〜と思う音盤のセレクション。

Chrissie Clarke (Vo)、 Paul Reason (G)、Frank Sparks (Key)、Bernie Carroll (B)、Mark Coleridge (Dr)のリバプール出身の5人組EX-POST FACTOの「She'll Rape The World」

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Derek Herbert(Vo)、Ronan O'hanlon(G)、Mick Cosgrave(Key)、Derek Ryan(B)、John McEnlly(Dr)という5人組のアイリッシュ系ギター・ポップ・バンドLes Enfantsの「Touche」

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Klaus Schulze がプロデュースしたジャーマン・エレ・ポップ系女性ヴォーカリストJyl Porchさんのセルフタイトルのアルバム。

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David Toop、Steve Beresford、David Cunninghamの3人が本気でオルタナティヴ〜エクスペリメンタルなサウンドを展開させているGeneral Strikeの「Danger In Paradise」

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Kenny Dougan(G)、Graham Mcmaster(B)、Cliff Hewitt(Dr)、Lorraine Gardner(Key)、E. Hind(G、Vo)という哀愁系ディスコティーク・サウンドが売り物だったVirgin Danceの「The Dreams Is Over」

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ベタなネタから。。。。
知り合いのAさんは先ごろめでたく結婚したのでありますが、それぞれ深い事情もあってAさんは宮城県で、新婦のB子さんは新潟県で別々に暮らしているという不可思議な夫婦でありまして、隔週毎に相手方を訪ねるというまるで通い婚の如き生活を送っていて、ついつい「人生におけるパートナー」というよりは「人生におけるパートタイマー」ではないかと感じてしまう片桐と言います。

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と、いうわけで80年代後半にはヨーロッパのあちこちで、ジャズやラテンをベースにした女性ヴォーカルものが流行して、Anna DominoさんやBasiaさん、それにSadeさんといった方々が一躍有名になったわけですが、ベルギー出身のElsje(Vo)とHans(G、Key)のHelewaut姉弟にCheri Derycke(G、B)を加えた3人組のユニットElisa Wautもそんなモダン・ユーロ・ポップの一員として認定されるのでは?と思います。87年に発表されたこの「Commedia」はその音楽性よりもElsjeのニンフォマニア的なルックスと、ダブル・ミーニングを多用したきわどい歌詞ばっかりが話題になったのも懐かしい限りです。
12”もリリースされて欧州ではちょっとヒットした、「死ぬ前にもう一度いいことしてあげる」という何とも意味深な歌詞の「Four Times More」、堕落的な雰囲気のElsjeさんの気だるいヴォーカルがたまらない「You’re Not Unwise」「Lots Of People」、2曲目で「貴方は愚かじゃない」と慰めたのも束の間、今度はワルツに乗せて相手をからかうように歌う「A Fool Is Better Of Dead」、マレーネ・ディートッリヒが好きだという彼女の趣向を反映したような「Falling Of A Bridge」、サックスがアンニュイな気分を煽る、チープ・テクノな「Don’t Be Mad,Get Even」、可愛らしいメロのテクノ・ポップ風ナンバー(B-52’sとか思い出します)「Homecalls」、欲望の赴くままといった歌詞を軽快に歌う「Sorry For Last Night」、トラッド+シュラーガーといったポップ・ソングの「Millionare」、テクノに翻訳されたキャバレー・ソング的な「Cover Youeself With Dreams」まで、歌が上手なわけでもなく、サウンド・プロダクションもスカスカなのですが、どこか憎めないような印象を覚えるアルバムだと感じるのは、単に片桐がお姉ちゃん好きだからでしょうか?この作品を含めてElisa Wautのアルバムが再発されていたのはおろかDLも可能なのには驚きましたね。
日本語でググってみるとヤフオクで500円程度で手に入りますが。。。。。涙X1000。

試聴音源はこちらから
http://www.tunetribe.com/Album?album_id=535034


     
どういうわけか知らないけれどさ、冷凍庫の奥にラム肉のブロックが隠れていたのだ!
で、ラム肉で何か料理を作ろうと思ったんだけどね、どこかピ〜ンとくるものがなくてさ、ただ焼いて食べようと思ったんだけどさ、それじゃ、あまりにも芸が無いなぁ〜と思って適当にスパイスふりかけてみようと思ったんだけどね、よくよく瓶をみたら結構量が中途半端なわけじゃん。でね、シナモンとクローブとナツメグとカルダモンとクミンとブラック・ペッパーとチリを適当に混ぜ合わせて、ナンちゃってガラム・マサラにしてしまってヨーグルト・ソースを副えてしまったんだよ。なんか中央アジアっぽい料理でしょ?
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というわけで、ニューヨーク出身のRob CorradettiとKaia Wongによる男女デュオEastern Starsが昨年発表した1stアルバムなんですが、このお二人さんは元々はサイケデリック・ポップ・バンドのMixel Pixelのメンバーでもあるわけで、本隊のツアーの合間に書き溜めていた曲を録音したもののようで、Mixel Pixelがちょっとハードっぽいサイケなのとは対象的に二人のヴォーカルをメインにギターやヴァイオリン、ウクレレなんかをいろいろ使ったとっても楽しくてウキウキしてしまうようなドリーミー系サイケデリック・ポップになっているんですよ。 このお二人さんの影響されたアーティストちゅうのがまたThe Vaselines, The Mamas and the Papas, Galaxie 500, The Softies, Beat Happening, Beck, Heavenly, Elliot Smith, Lois, Pink Floyd, Love, The Shaggs, The Shangri-Lasちゅうわけで、それもなるほどと頷いてしまう音作りはまさにガラクタ箱をひっくり返したようなワクワク感みたいなものがあってさぁ〜、チープな宅録風のサウンドや不可思議な歌メロとかストレンジなエコーのかけ方もこんなマジカルな雰囲気にはピッタリというわけなんですよ。ま、XTC好きの人間にとっては、The Dukes of Stratosphearなんて名前がついつい浮かんでしまうだけどさぁ〜、そういった方面好きな人はめちゃハマるわけっすね。って、真面目にライナーとか読んでいるわけでもないのでタイトルの年月日に何があったのかは知らないっす……(-。-) ボソッ。

試聴音源はこちらから
http://www.myspace.com/easternstars


     
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有名どころが全く出てこないゴシック/ポジティヴ・パンク・ムーブメント絵巻の最終回はMarch Violetsです。
このバンドまでゴシック・ムーブメントの範疇に入れていいのかな?とか思ったりもするわけなのですが、ま、出身地がSisters Of Mercy、Red Lorry Yellow Lorryと同じリーズですし、初期のリリースがMerciful Releaseということもあって、その周辺に位置していることで。。。。
このバンドはアルバムとしては3枚残しているのですが、いずれもシングル・コンピ盤でして、この「The Botanic Verses」がCDで入手できる彼らの唯一のアルバムということになります。84〜85年頃だと思うのですが、一時期クラブで彼らの「Snake Dance」が流行したことがあります。これは最近のゴシック系のコンピにも収録されているので耳になじみの方も多いとは思いますが、Simon.DとClare Murrayの男女のツイン・ヴォーカルというこの界隈のバンドにしては珍しいスタイルと覚醒的なギター、無機質なリズム(リズム・マシーンだから当然なのですが。。。)の組み合わせが結構新鮮に響き、しばらくの間その音盤を探し回っていたりしたものです。この半ば妙なポップな感覚とゴシックが同居した風変わりな音がこのバンドの特徴だったのですが、その中途半端さが災いしてかあまり注目されないままに終わってしまったようです。「Long Pig」のようにインダストリアルな要素を借用したり、それぞれの曲でJoy Division、The Doorsそしてもちろんシスターズといった影響が強く感じられ、当時はそのチープなリズム・マシーンのせいもあってあまり印象に残っていなかったのですが、今聴くとそのB級さがあまりにも素敵でついつい踊りだしたくなってしまう魅力を秘めているとも思えます。ありえない例えですが、カラフルなゴスといった感じでしょうか。。。。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/Botanic-Verses-March-Violets/dp/B000024AMC



     
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重箱の片隅を顕微鏡で観察しながらつつくようなゴス/ポジティヴ・パンク・ムーブメント絵巻の第4弾はRed Lorry Yellow Lorryでございます。Julliane Reganの後ろでドラムを叩くMick Brownを見て「あぁ〜、あんないい女と一緒に演りたいなぁ〜」とか、Anne Marieの脇でベースを弾いているSteve Smithを眺めて「とりあえずは、ヴォーカルはお姉ちゃんの方がええんやろか?」と自分の元を立ち去った旧メンバーを懐かしんでChirs Leedが言ったかどうかは不明ですが(笑)、そんなChirs Leedさんが率いていたこのRed Lorry Yellow Lorryは、実はSisters Of Mercyと同じリーズの出身であり、ほぼ同じ時期にデビューしていて、1985年にRed Rhinoから発表したこの1stアルバムはNMEのインディー・ロック・チャートで見事に1位を獲得したという輝かしい経歴があるのにもかかわらず、地味に地道なバンド活動を続けておりました。どうしても文脈的にはシスターズ・フォロワーという意味合いで語られてしまうのですが、個人的にはAndrew EldritchはThe DoorsのJim Morriosnを意識していたのに対して、Chris LeedさんはJoy DivisionのIan Curtisに憧れていたようにも思えます。文学的な歌詞は言うまでもなく、アグレシッヴなダンス・ビートとよく歌うベースラインの組み合わせはまさにそのもので、そういった音に神経質的に絡んでいくギターや時にはシャウトしながら攻撃的に歌うヴォーカルはダーク・サイドを疾走しながらもどこか浮上する何かを求めてもがいているかのようにも聴こえます。「This Today」でのさりげないキーボードのアクセントや「Happy」でのギター・ワークはゴシック/ポジティヴ・パンクの枠組みよりはUSジャンク系バンドに通じるような鋭角的な感覚も覚えますし、2本のギターがレイヤーされてアシッド風に彩られたサイケデリックなギター・サウンドからは後のシューゲイザーを予見させるようなアプローチも見受けられます。
この時代のバンドの面々は口々にポジパンやゴスとして一括りされるのを嫌がっていましたが、このバンドもその例外ではありませんでした。しかし、ライブ映像のような普通のロック・バンド然としたスタイルではなく、全身黒づくめでこの音を演っていたら、シスターズ並の人気が出ていたかもしれません。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/20082438/summary.html

PV??Chirs Leedのカッ飛んだ目が怖いです。





     
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まだまだ続くゴシック/ポジティヴ・パンク・ムーブメント絵巻第3弾です。
今までダークネス・オンリーだったこの世界に一大旋風を巻き起こしたのがJullianne Regan率いるAll About Eveでして、彼女はその美貌に加えて、単調と揶揄すらされていたこのムーブメントにクラシカルな要素とトラッドのエッセンスをまぶした1stアルバムで一躍ゴシック系の方々のハートを鷲づかみにしてしまったのは承知の事実で、MissionのWayne Husseyなんぞは彼女にメロメロだったという逸話も残っておりますが、そんなJullianne Reganを口説き損なったというか、見事にフラれてしまったのがこのGene Loves Jezebelというわけで、初期のシングル「Shaving My Neck」では彼女がベースとピアノ、コーラスで参加していたのでした。
そんなわけで、JayとMichelという美貌の双子のAston兄弟をフロントに据えたGene Loves Jezebelの83年の1stアルバム「Promise」です。一般的にはこの次の「過ちの美学」の方が人気が高いのですが、片桐的にはこのアルバムのいかにもといった雰囲気が好きなのであります。暗くうねるようなリズムと意外とアグレッシブなビートを刻むリズム隊を尻目に、モノクロームなフレーズを空間に放射するが如きあくまでも刹那的なギター、妖艶でありながらも決して感情を発露させないヴォーカルと、どちらかというとBauhausを大いに意識したようなサウンドなのですが、そのような中でも決してポップな感覚をまぶすことを忘れないという点が当時のバンドの中では傑出していたのでは?と思います。もっともポップといっても開放的なものではないのはいうまでもなく、密室の中での自閉された自己満足的なものであって、そこに微妙なロマンティシズムをふりかけることによって、かろうじて聴く者とのコミュニケーションを維持しているという極めてギリギリのところで退屈と紙一重という印象もあります。とにかくどの曲でも聴かれるメタリックでサイケデリックなギターの音色と絡みつくようなヴォーカルがこのアルバムの特色なのですが、この暗闇の中で光芒を放つネオンライトのような作品の中で、妙に一人気を吐いているドラムのChris Bellさん、この方元々はThompson Twins 〜 Spears Of Destinyで叩いていた人だったんですね(笑)。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/6838324/a/Promise.htm



     
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ゴシック/ポジティヴ・パンク・ムーブメント絵巻第2弾です。
ゴスといえばやはりAndrew Eldritchさん率いるSistrs Of Mercyなのですが、あるギグでWayne Husseyが「Stairway To Heaven」の例のメロディーを引き出したことが発端で、ダーク・サイケ路線をひたすら追求していくAndrewとの意見が対立し、ついには喧嘩別れしてWayne HusseyとCraig AdamsがMissionを結成してしまい、Sisters Of Mercyの来日公演がドタキャンとなってしまって、ゴシック系の方々の涙を誘ったのは懐かしい話なのですが、このときにどちらにもつかずに孤高の道を歩もうとしたのがGary Marxさんでありまして、彼が選んだのが前回登場したSkeletal Familyを脱退したAnne Maireさんというわけで、この「Stop The World」はそんな彼らが1989年に出した唯一のアルバムです。もっともこのアルバム発表以前に「Gathering Dust」という大変謙遜したタイトルのコンピ盤を出していましたが、初期の頃はやはりSisters Of Mercyの無機質的な音楽性をそのまま継承したごとき叙情的とも思える印象が強く、まだGary Marxの主導権ばかりが強調されていたように思えます。しかし、クリサリスと契約してからは音楽性の幅が広がり、ドラマティックなアレンジメントの展開やポップ・センスの導入により、当初のダークなイメージからの脱却を図ろうとしていきました。それにつれてやや単調気味であったAnne Marrieの歌い方も女性らしいニュアンスをこめたスタイルに変貌し、これまたゴシック系の方々は涙に暮れてしまったわけであります。基本的にモノクローム系のジャケットが主体のゴシック系のバンドにあって、このようにカラフルな色使いをしているだけでもうその変化は明白なのであって、このアルバムから聴こえてくる音はハード・ロック風のリフに彩られたダークネスなHeart(笑)といった雰囲気で、往年のムーブメントの残骸を無理やり寄せ集めたような一枚になっています。このアルバム発表直後のツアーを最後に彼らは活動を停止し、Anne Marieは音楽から足を洗ってしまいます。一方でGary Marxさんは復縁してAndrew Eldritchさんとスタジオに入るもののその音源はお蔵入り。自らのユニットを率いて活動中ですが、まったくパッとしませんね。

試聴音源みつからなかったのでライブ映像を。。。







     
天下無敵の音楽通であるパイクマンさんとgoglemanさんによれば、世間ではゴスが再燃ブームというか再評価の動きがあるようで、一時期ゴス・ファッションに身を包んだ者としては嬉しくも思うのですが、今更何でやねん?と疑問に思ったりしながら、レコード棚から引っ張り出してきたそういった関連の音を聴きながら小林麻美の「あの頃、ショパン」を読んでいる片桐と言います。

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と、いうわけで過去に何度も解散と再結成を繰り返しているというSiouxie & the Bansheesフォロワーの筆頭格Skeltal Familyが今は亡きRed Rhino(涙)から1984年に発表した1stアルバム「Burning Oil」です。無論バンド名はDavid Bowieのあの曲から拝借したのはご存知のとおりで、当時のポジパン・ムーブメントの片隅でSisters Of Mercyのツアー・サポートをつとめてそれなりに人気もあったのですが、何よりもヴォーカルのAnne Marie Hurstさんの厚化粧でヒステリックなキンキン声が印象的なバンドでありました(笑)。ミニマル・ゴスとも言うべき淡々とした演奏はちょっと単調で荒削り、そして薄っぺらなのですが、どこか独特のぬるま湯的な感覚が妙にハマります。ま、試聴してもらえればすぐにわかるとは思うのですが、タイトルからしてSiouxie & the Bansheesや初期The Cureのパクりというのは明白で、ギターのリフや前のめり気味のドラム、単音弾きのベース・ラインの一つ一つの要素を取り出せば、即座にあのアルバムのあの曲、というあたかも連想ゲーム的に思い浮かんだりもするのですが、そういったぼったくり系のB級ダーク・サイケデリアにクラクラとハマってしまう、まさにバッド・トリップ的一枚です。
Anne Marieさん、次のアルバム「Futile Combat」で脱・ポジパンを図って今度は疾走するダーク・サイケデリア・ワールドを展開すべくJoy Division化を目論むのですが見事に失敗してバンドを脱退してしまったりもするのですが、Skeletal Familyそのものは3代目ヴォーカリストClaireさんを迎えて現在も活動中でありんす。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.de/Burning-Oil-UK-Skeletal-Family/dp/B000056UQF/t



     
供述によれば片桐は、当時付き合っていた一つ年上の女性に、17歳の誕生日のプレゼントに何が欲しいかと尋ねられた際、DAFのアルバムに描かれているソビエトの選手団が着ているジャージが欲しい、といった。その理由ははっきりとしなかったが、何となく良いな、と思っていた矢先にそんなことを訊かれたので、そう答えたという。

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そんな返事をもらったその女性は、自分で胸のエンブレムを米軍のものからCCCPという表記とソビエトの国旗に付け替えたアーミー・ジャケットを片桐にくれたのであるが、そこに縫い付けられたCCCPという文字は軍服では絶対ありえないショッキング・ピンクだったとも片桐は供述している。

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というわけで、Lost Gringos唯一のアルバム「Endstation Eldorado」に名曲「Nippon Samba」をプラスしたWAVEから発売されたコンピ盤の登場です。Pete JekyllとEberhardt SteinkrugerのデュオであるLost Gringosが残した音源全てが収録されているこのCDはAta Takのおちゃらけ精神そのままに、キッチュでポップな楽曲を怪しげなワールド・ミュージックのミキサーにぶち込んでから取り出したもので、もちろん首謀者はPyrolator氏。というかこのユニット自体がフェイクだというのはもはや言うまでもないのですが。。。。。
ロマンティックなピアノのイントロからトロピカル・ムードあふれるサウンドのロリロリ・ポップ「Bargeld Amore」、Carlos Gardel作のタンゴをボレーロ風味に再現したレトロティックな「The Day That You Will Love Me」、Bob Dylanの名曲を脱力感あふれるアレンジで聴かせる「Like A Rolling Stone Reggae」、シュラーガー風のサウンドで「君主制支持の社会主義」という矛盾の状況を歌う「Barras」、ファンクのリズムにのってインチキなエスノ・ポップが展開される「Ethnoporno」、Brecht – Weillのキャバレー・ソング的なムードいっぱいの「Bilbao Song」、ボサノヴァ風の奇妙なドリーミー・ソング「Unter Dem Vulkan」、ラジオ・ドラマ的なコラージュ作品「Hilton Hotel」、サズを持った主人公がペルーのタンボ・マチャイにあるトルコ人街でビートに乗りまくっている、という設定の中近東風のサウンドにモノローグ調のヴォーカルといった「Tambo Machai」、チープでセンチメンタルなタンゴ風の「Dillettango」、そしてノイエ・ドイチェ・ヴェレ最大の名曲にして、日本を最大限に曲解した歌詞が秀逸な「Nippon Samba」まで、非常にルーズに構成されたスカスカの音の中からPyrolator氏の笑い顔が浮かんでくるような、非常にシニカルなユーモアと嗜虐的な視点が同居しているサウンドは、まるで幼児のごとき諧謔をそのまま音にしてしまったような印象があります。
何はともあれ一家に一枚の名作ではないでしょうか・・・・??



     
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The POP GROUPが音楽性の相違という極めてありふれた理由で分裂したあとで、彼らが目指していたパンクとフリー・ジャズの融合という路線を継承したのがRip Rig & Panicというわけで、熱病に罹ったかのようなMark Springerの破綻寸前のピアノの音が飛び回る中で、都会と野生が同居したような感性の共演ともいえるフリー・フォームなすタイルで既存の音楽をことごとく解体していく快進撃を進めていったのですが、そのテンションの維持に必要なエネルギーが消耗されていく過程で、彼らの音楽性は徐々に固定化されていく運命をたどったのは必然的だったのでしょう。1983年の来日公演直後にまるで燃え尽きたように彼らは解散してしまうのですが、その元凶ともなったMarkの自由奔放なインプロヴィゼーションを排除してGareth Sager、Sean Oliver、Burce Smith、そしてNeneh Cherryが再結集して作成されたのがこの「Kill Me In The Morning」です。ある意味で突出した個性の発散が火花を散らしていくという要素は薄まってしまったのですが、逆にグループとしてのある一定のまとまりを意識した演奏を展開することで一つのグルーブ感を生み出すことに成功し、RR&Pのような予測不可能な衝撃こそ失われていますが、少しも浮ついたところがない作品に仕上がっているという印象があります。プロデューサーのDenis Bowellの知恵も関与しているのでしょうが、躍動的でタイトなリズムをベースにしながらもサックスや弦楽器、シンセがカラフルな彩りで曲に様々な表情をつけ、Nenehが艶っぽく、時には突き放したようなヴォーカル・ワークを聴かせてくれる一方でGarethがワイルドに歌ったり、Seanが渋いノドを聴かせたりと、今までも表現してきた音楽性をより進化させていったような展開のバランス感覚は見事なもので、まさに彼らがパンク〜フリー・ジャズを吸収したうえで新たに目指していったダンス・ミュージックへの視点のようなものを感じます。
このアルバムがブリストル・サウンドと呼ばれるもののスタート点だったのではないかとも思えるのです。
1986年に発表されたこのアルバム、当時Rough Tradeを通じて国内でも発売されましたが、現在ではRR&Pの3rdアルバム「Attitude」のボーナス・トラックとして聴くことができるようです。



     
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The Cureは個人的にはもっとも好きなバンドの部類に入るわけで、XTC、Kate Bushなどと並んで大抵の曲はすぐに頭に思い浮かぶのですが、このThe Cureというバンドはご存知のごとく時期によって音にいろいろと変化があって、暗かったり、明るかったりとまるでRobert Smithの気まぐれ仔猫のような感情がそのまま音に反映されている不思議なバンドで、それがまた魅力の一つであるというのは勿論のこと、毎度毎度アルバムを出すたびに解散宣言を口にしてしまうというロシアン・ルーレットのようなドキドキ感までもたらしてくれるのですが、この1987年のアルバムではサウンド面でもバリエーションが多彩になってきて、彼らのもつ音楽性の幅が大きく拡がったという点でも画期というか転換点を迎えたような印象があり、それでいてThe Cureらしいとしか言いようがないカラフルとモノクロームが混在しているような独自の世界を展開してくれているような気がします。金属的なギターが延々とネオ・サイケ風のフレーズを刻んでいく「The Kiss」、鼻歌のように軽やかなRobert Smithの歌が聴かれる「Catch」、ギターとベースが濃密に絡んでいく従来のCure色が濃い「Torture」、シタールを思わせるようなラーガ・ロック的なフレーズが耳に残る「If Only Tonight We Could Sleep」、ブラスを大々的にフューチャーしたモータウン風(PVではメンバー5人が仮装して踊りまくっていたのには衝撃でした)の「Why Can't I Be You?」、アコースティックな感覚を生かした屈折したラブ・ソング「How Beautiful You Are...」、初期のように中近東的な雰囲気をたたえた重苦しいサイケデリックなナンバー「 The Snakepit」、発売当初のCDには時間の関係で収録されなかった(LPには入っていましたが。。。)Paul Thompsonのメロウなサックスをフューチャーしたご機嫌なロック・ナンバー「Hey You!」、The Dinasour Jrがカバーしたことで知られるフォーク・ロック風の「Just Like Heaven」、狂ったようなヴォーカルが悩ましく響く「All I Want」、ファンクのリズムを導入した彼らにとっては画期的ともいえる「Hot Hot Hot!!!」、ブリティッシュ・トラッド的な感覚もあるファンタジックな「One More Time」、ちょっと前衛的なSEの使い方が新機軸のような「Like Cockatoos」、再びPaulのサックスをメインにした「Icing Sugar」、カラフルに展開するシングル3部作に通じる親しみやすさをもった「The Perfect Girl」、ストリングとピアノが美しい音の壁を構築していくロマンティックなバラード・ナンバー「A Thousand Hours」、フィード・バックの嵐が吹き荒れるハード・サイケな「Shiver And Shake」、ドラマティックに大仰に展開しながら最後はRobert Smithの絶叫で終焉を迎える「Fight」まで、The Cureにしては珍しくバンドとしての一体感やダイナミズムのようなものを感じます。とはいうものの相変わらずのRobert Smithの箱庭的なサイケデリック感覚は失われておらず、そんな非A的な音の洪水についつい我を忘れてしまう片桐なのでありました。。。。。。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/1095474/a/Kiss+Me+Kiss+Me+Kiss+Me.htm





     
ラーメン好きの片桐と言います。
週に1,2度片桐家の前の県道からチャルメラのBGMがドップラー現象を伴って聞こえてくる時があります。それはワゴン車を屋台風に改造したラーメン屋さんで、最近この近辺で商売を始めたのかちょくちょく通るのですが、おいしいかどうか不明なので車を止めて食べてみようという気持ちにはなれず、町内会の顔見知りに訊ねてもこのラーメンを食べたことのある人がおらず、果たしてどれだけ売り上げがあるんだろうと?他人事ながら心配しています。

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というわけで、1980年に名盤と称される「Remain In Light」を発表したTalking HeadsのベーシストTina WeymouthとドラマーでTinaの夫でもあるChris Frantzが息抜き的にお遊び感覚で発表した「おしゃべり魔女」がヒットしてしまったために本格的に活動を始めたというエピソードも超有名なTom Tom Clubの1stアルバムです。もう、このジャケットまんまのファンキーで、カリブで、アフロであるというスーパーご機嫌なアッパー・ポップ・サウンドで、夫婦のみならず友人のミュージシャンやTinaの妹LoricとLaura、娘のLaniまで動員してラップやらダブやらまで導入した陽気&能天気サウンドはまさに自由奔放な傑作としか言いようがありませんね。ポップ・ミュージックとしてのラップの普及に一役買った功績は大きいとまで評価されている、まさに“おしゃべり”な大ヒットナンバー「Wordy Rappinghood」、 James Brownに敬意を表したとされ、Mariha Careyの大ヒット曲「Fantasy」の元ネタとして知らない人はいない「Genius Of Love」、ドラム&パーカッションが打ち鳴らされるインター・ルード的な「Tom Tom Theme」からAdrian Belewの十八番である象の鳴き声ギターをフューチャーしてアフロとテクノが融合したようなバランス感覚が楽しい「L'Elephant」、本家Taking Headsっぽいオルタナネイティヴな雰囲気の「As Above, So Below」、タイトなリズムにいろいろな鳴り物やシンセ音が絡んでいく「Lorelei」、80年代ニュー・ウエィヴの典型ともいえそうなギュ〜ンというギターとバタバタ・ドラムの「On, On, On, On」、乾いた音色のギター・サウンドにノイジーな語りが延々続く「Booming And Zooming」、The Driftersの名曲を脱力満点のカリプソ風に仕上げた「Under The Boardwalk」まで,摩訶不思議なシンセ音やパーカッションが随所に隠し味的に織り込まれた楽しさ幕の内弁当的なアルバムなのですが、実は本当はシニカルな視線やインテリジェンスな感性もちらりとうかがえるといった踏み絵的な点も聞き逃してはなりませぬ。。。。。ボーナス・トラックとして「Lorelei 」「Wordy Rappinghood」「Genius Of Love 」の長尺も入ってお買い得なCD仕様がまた嬉しいですね。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1099344&cart=507324666&BAB=E



     
いつも気になる音盤をピックアップしているmattsmoodさんのBlogでは度々コンピ盤も紹介されているのですが、そこに収録された曲のセレクションがこれまた微妙だったりして、それでいてその曲がどんなんだっけ?と思い出せないという加齢による記憶力消滅に悩んだりもするわけで、またまたTalk Talkの「Such A Shame」が選ばれていたりすると、「It’s My Life」とちゃうんかい!とか突っ込みながらも近所のTSUTAYAでそのコンピをレンタルしようと企んだりする片桐と言います。

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というわけで、先日エントリーされていたコンピにも収録されているStephen Duffyがまだ“Tin Tin”という名前でソロ活動していた頃のエレ・ポップの名曲「Kiss Me」も含んだ1stアルバムがこの「The Ups And Downs」です。今となってはこの時期の作品は廃盤?になってしまったのか、このアルバムと次作「Because We Love You」の音源は編集盤でしか聴けないようですが。。。。涙。この2枚で繰り広げられるゴージャスなポップ路線(Ex DuranX2は禁句・・・笑)は現在のフォーキーな彼のイメージからはかなりかけ離れたようにも思えるのですが、やはり彼の書くメロディー・ラインには抗し難い魅力があります。1982年にWEAから発表され、83年にはVirgin、そして85年にはVirgin傘下の10Recordsと3度発表されてようやくヒットした「Kiss Me」から始まるのですが、このアルバム・ヴァージョンはシングルとは異なってArt Of NoiseのJJ.Jeczalikがプロデュースしたこともあって、すっかりAON風になっています。続いてピアノやストリングを効果的に配したファンク・タッチの「She Makes Me Quiver」、乾いたような音色のギターと跳ね回るベースが印象的な「A Masterpiece」、レゲエ風のリズムにリバプール系の歌メロがのったキャッチーな「But Is It Art?」、Booker.T.Jonesがピアノで参加したソウル感覚あふれる「Wednesday Jones」、オケ・ヒットも賑やかなエレ・ポップ(この曲の12インチ盤は最高!)の「Icing On The Cake」、Duffyの魅力の一つであるフニャフニャ声が堪能できる「The Darkest Blues」、後のLilac Timeに通じるようなR&B感覚(ストリングのアレンジはNicky Holland)が煌びやかな「Be There」、ジャジーなピアノ・ソロに導かれて、ブラスやハンド・クラップもフューチャーした70年代ディスコ・タッチの派手なナンバー「Believe In Me」、Cindyという女性に捧げたラブ・ソング「The World At Large Alone」まで、アルバム全体像とすれば結構バラバラのイメージもあるのですが、どこか憎めないようなハート・ウォームな印象を覚えますね。。。。。。

試聴音源はこちらから
http://www.duffypedia.com/discoframe.html



     
夢とは無意識の象徴らしいのですが、時々全く見覚えのない人が夢に出てくる時があります。筒井康隆さんのエッセイに現実には一度も見たことも会ったこともない人なのに、しゅっちゅう自分の夢だけに登場する人物について触れているものがあるのですが、片桐の夢の中にもそういった人が幾人かいるのです。大抵は夢の中でいろいろな忠告を投げかけてくれるので、これはユングの言うところの「賢者」なのかと思ったりもしますが、その忠告の中身があまりに無節操だったりするのでそれを実行したら身の破滅につながってしまう危険性もはらんでいるのです。

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というわけで、「mattsmoodさんがチェックした音源を片桐が聴いてみる」シリーズ第3弾はコロンビア出身の男女2人組Los Aterciopeladosの「Oye」です。Andrea Echeverri とHector Buitragotheからなるこのユニットの音楽はロックとラテンの二つの要素をたくみにブレンドしているという点が特徴的で、時には現在進行形のラテン・ロックサウンドを、時にはコロンビアの大衆音楽バジェナートの雰囲気を織り交ぜながら一種ミステリアスな浮遊感に満ちた曲を綴っているという印象があります。New Orderっぽいベースとかき鳴らされるようなギター、終盤ではケーナ?のような笛の音も聴かれる「Complemento」、ゆったりとしたトロピカル感覚あふれる「Que Te Besen」、ピアニカ?やブラスをフューチャーしたレゲエ・タッチの「Don Dinero」、カリビアン・ポップ風のリズムとやはりフォルクローレ風の笛のソロも挿入された「Cancion Protesta」、アメリカン・オルタナネイティヴにラテンの味つけを施したような「Oye Mujer」、ギター・ポップ風のミディアム・ナンバー「Insoportable」、アフリカ色が濃い(でも、タブラのような音がアクセントになっていますが。。。)「Paces」、微妙に横揺れするリズムが心地よい「Panal」、ズークをロックに翻訳したような「Al Parque」、インド系の音楽のエッセンスを織り込んだ「Fan #1」、更に東洋的でメディティショーナルな雰囲気を漂わせた「Majested」、バジェナート+スカといった「Cruz Del Sul」、ミニマルでサイケデリックな小品の「Improviso」まで、音的にはギターをメインとしながらも随所にカラフルな色彩を散りばめたポップなのですが、Andreaの声質のためか、どことなく物憂げな感じもあります。そういった相反する要素をはらみながら、何かしらを訴えているようなアルバムのような気がします(タイトルの「Oye」!とはスペイン語で「ねえ」「ちょっと」とかの呼びかけの言葉です)。

試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/Oye-Dig-Aterciopelados/dp/B000I2IR8C



     
その昔、シューゲイザー・ムーブメントというものがあってのぅ、ちょっとギターを始めるとすぐにフィードバック・ノイズをかぶせた轟音ばかり出していて、それでいて歌メロは微妙にポップだったバンドが無数に存在していた時期があるのじゃ。まぁ、Jesus &Mary Chainがきっかけだったかもしれんが、みんなライブではうつむきながら弾いていたからそんなシューゲイザーなんちゅう異名がついたものだった。。。懐かしいのぅ〜〜。そんなん中でも絶妙な儚さを秘めたバンドにSlowdiveというのがおってのぅ〜、彼奴等はCreationから数枚のシングルと3枚のアルバムを発表したかと思ったら解散してしまったのじゃ。理由は知らんけどな。でもなぁ、すぐにNeil HalsteadとRachel GoswellはMojave 3というユニットを立ち上げて4ADからアルバムを発表したのじゃな。でだな、「mattsmoodさんがチェックした音源を片桐が聴いてみる」シリーズ第2弾にもなっておる、この「Puzzele Like You」はそんな彼奴等の5枚目のアルバムなのじゃ。そもそもNeil Halsteadのソングライティングには定評があったのじゃが、ここでも切ないアコースティック、あるいは夢心地のポップな曲をインディ・ロックの枠組みにうまく織り交ぜた素晴らしい出来になっていると思うのじゃが、どうだろうかのう〜

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乾いたギターとピアノの音が印象的な「Truck Driving Man」、ついついThe La’sを思い出してしまう清涼感いっぱいの「Puzzles Like You」、割とシンプルなギター・ポップの「Breaking The Ice」、ドリーミーな雰囲気の中を懐かしい感じのギター・フレーズが聴かれる「Running With Your Eyes Closed」、Rachelのバッキング・ヴォーカルも美しいカントリー・ワルツ・タッチの「Most Days」、サイケデリックな感覚を内包したフォーク・ロック風(Pink Floydっぽい感じあり・・・汗)の「Big Star Baby」、オルガン(シンセ?)のメリハリを利かせたビート・ポップ「Ghost Ship Waiting」「Kill The Lights」、アコ・ギの弾き語り風の背後でスライドっぽいギターや玩具のような鳴り物類を響かせた、しっとりとしたミディアム・ナンバーの「You Said It Before」、ヴォーカルやギターをノイジーに処理しているのは現在のシューゲイザー・リバイバルに対する彼らなりの回答かとつい勘繰ってしまうような「To Hold Your Tiny Toes」、60年代のアメリカン・ポップへの憧憬を音にしたような「Just A Boy」、囁くようなNeilのヴォーカルで締めくくる「The Mutineer」まで、いかにもUKぽいかったSlowdiveから徐々にアメリカっぽさを取り込んできたNail Halsteadのルーツ志向が結実したような音に仕上がっていますが、どの曲にも適度な湿り気のようなものと微妙にしみじみとしたノスタルジックさのようなものが、まさにタイトル通りにパズルのように組み合わされているアルバムだという印象があります。
なんとなく良い意味でしんみりとするんですよね。。。。。。

試聴音源はこちらから
http://www.cduniverse.com/
search/xx/music/pid/7102277/a/Puzzles+Like+You.htm






     
音楽のみならず、NBAや映画にも詳しいmattsmoodさんのBlog「mattsmoodの日記」は、微妙に興味深い音盤が紹介されているのみならず、KCRWに旬のアーティストが出演した際のスタジオ・ライブまで紹介されているという一粒で2度も3度も美味しいというグリコのキャラメルのようなサイトなのですが、ついついピック・アップされたライブを見てしまった挙句に夜更かししてしまって、これまた4時になってしまって中田有紀さんの「おはようございます〜!」という挨拶に「お休みなさい〜!」と返事してしまう片桐です(笑)。というわけで突如として勝手に始まった「mattsmoodさんがチェックした音源を片桐が聴いてみる」シリーズ第1弾はシカゴ在住のAmalea Tshildsさんの「Painted Tiles」です。

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ギリシア系の彼女はミュージシャンであり、アーティストであり、またシェフでもあるとBioには書いてあるのですが、そんな風変わりな経歴を持つ彼女が織り成す音楽はアコースティックな雰囲気をベースにしたフォーク・ロック的なもので、どこか寂寥とした憂いのようなものをはらませながら、飄々と歌っているような印象があります。ほのぼのとした感じのカントリー・タッチの「Distant Town」から始まり、ちょっとノイジーなギターとオルガン?をフューチャーした仄かなサイケ色が微笑ましい「Parachute」、ヴァイヴや可愛い音のキーボードといったさりげない音を隠し味に使ったオールド・ファッションド・ワルツ風の「Lafayette」、バンジョーとギターが絡み合いながら緩やかなカントリー風のグルーブを紡ぎ出していく「To the Ground」、管楽器やストリングスといったアンサンブルを配した夢見るような美しいナンバーの「Your Arms」、何気ない日常を優しげに歌った「Same Still Things」、ジャズっぽいブラスがちょっとだけ挿入され、また途中でボサノヴァっぽくなるという遊びもある「Blue」、軽快なタッチのカントリー・ロック色が濃い「Flood」、最後を締めくくるに相応しい素敵なバラードの「Luna」まで、めちゃシンプルな音とクリスタルのような透明な輝きを思わせるAmeleaさんの声がしみじみと心に響いてくるようなアルバムです。ま、何はともあれこういった声と音には秒殺されてしまう片桐なのでありました。

視聴音源はこちらから
http://www.myspace.com/amaleatshilds
http://cdbaby.com/cd/amaleatshilds







     
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Duran Duranのオリジナル・メンバーだった(という表現は最早不要でしょうが・・・汗)Stephen Duffyがソロ活動を経て兄のNick Duffy(G, Key)、Michael Westo(Key)、Micky Harris(B)、Michael Giri(Ds)らと結成したアコースティック・ポップ・ユニットのLilac Timeの2ndアルバムです。ソロ活動期での2枚のアルバムでも特出したポップ・センスあふれるメロディーを書いていたStephen Duffyですが、このアルバムでもその持ち味は変わらずトラディショナルなエッセンスを生かしながら紡がれるポップさと、随所に隠された細かなサウンド・エフェクトやアコースティックな楽器の意外な使い方といった趣味のいいひねくれ感覚の組み合わせがいかにもUKらしいといった印象を感じさせます。歌詞の読み方次第では反戦メッセージにも読み取れる切ない片思いを歌った「American Eyes」、ギターとバンジョー?、ストリング(シンセ?)といった弦楽器系のハーモニーがヴォーカルと絡んで美しさを倍増させる「The Lost Girl In The Midnight Sun」、サイモン&ガーファンクルを英国風に翻訳したような「The Beauty In Your Body」、マイナー・キーの歌メロの背後で鳴る乾いた音色のギターが印象的な「If The Stars Shine Tonight」、軽快にカントリー風に疾走する「The Days Of The Week」、哀愁漂う映画の一場面のような感覚もある「She Still Loves You」、Kate.St.Johnのオーボエとアコーディオンをフューチャーしたミュゼット風の短いインスト曲「Paradise Circus」、ホーンも導入し、ちょっとソウル風味をもまぶしたフォーク・ロック風の「The Girl Who Waves At Trains」、切ない歌詞を包み込むような優雅なコーラスが心にしみる「The Last To Know」、短編小説のようなストーリー性の高い歌詞と、緻密に組み立てられた一種厳かでプログレッシヴ的な雰囲気もある長めの曲の「Father Mother Wife And Child」、R&Bとケルトのリズムを組み合わせ、そこにサイケデリックなギターを絡ませた「The Rollercoaster Song」、繰り返されるコーラスのハーモニーが極上の美しさと華麗さをもつ「Work For The Weekend」、ピアノのみで奏でられる40秒あまりの「Twilight Beer Hall」までナイーブな感情を自然に綴ったと思しき穏やかでナチュラルな曲が続く作品に仕上がっています。内省的というのではなく、自分の本質を見つめられる場所からありのままの自分を発信する、そういった現実的な意識に支えられがらのポップ・ミュージックという気がします。至高の一枚です。

試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1333449



     
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未だに根強い人気を誇るJAPANが1981年に発表した5枚目にして最後のアルバムが「Tin Drum」です。このアルバムは名盤としての評価も高いのですが、その一つの根拠としてSteve Jansenの刻むリズムというものもあるような気がします。少なくともこのアルバムではSteveは普通のロック・ドラムではないタムを多用したパーカッシヴな叩き方をしていて、そのプリミティヴでグルーブ感あふれるドラミングとMick Karnの絶妙なフレージングのフレットレス・ベースとの絡みが曲に奇妙ともいえる揺らぎを与えているような気がします。そこにDavid Sylvianのモノトーン調のヴォーカルとRichard BarbieriのProphet-5でしか出せない不思議な感覚のシンセという要素が融合されてこのアルバムは成立していると思います。基本的に東洋趣味を前面に打ち出しているといっても、それは表面上のもので曲自体はあくまでもポップ・センスを失っておらず、そういった革新性(当時のUKシーンにあってこのアルバムはかなり異質だったと記憶しています)をも備えたこのアルバムは、個人的にはクラウト・ロックの英国NW的な翻訳だと勝手に思っております。雅楽にもガムランのようにも聴こえるシンセ音と歪んだギターが交錯し、サンプリングされた?ブラス音まで挿入される「The Art Of Parties」、タイトルを象徴しているようなアフリカ風のマリンバ音とホワイト・ノイズ風のシンセが特徴的で、途中に能楽?もサンプリングされた「Talking Drum」、まさにクラウト・ロック風(Kraftwerkの初期のアルバムに類似点を感じます)であり、交友のあった坂本龍一の「B-2 Unit」に入っていても不思議ではない「Ghosts」、中華風のリフが音色を変化させて延々繰り返されるインスト・ナンバー「Canton」、ベースのフレーズがせわしく動き回る「Still Life In Mobile Homes」、エスノ・ファンク風の「Visions Of China」、タム主体のドラムと奇妙にねじくれたコード感覚、そしてヴォーカルよりも強烈な存在のベースのフレーズが印象的な「Sons Of Pioneers」、ポップなメロディーにのせて中国への憧憬を歌う「Cantonese Boy」まで、ストイックかつ洗練された感覚の曲が並んでいます。制作過程において解散を意識したためか、これまでのJAPANの作品の中でも一番整合的な調和を感じ、またバンドとしての一体感も強く覚えるといった皮肉な結果になったアルバムでもありました。

試聴音源はこちらから
http://www.mp3.com/albums/8376/summary.html


プロフィール

Author:片桐真央(Mao.Katagiri)

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