あれから1年。。。
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- 2012/03/11(Sun) -
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早いのか遅いのかどうかは知りませんが、東日本大震災から一年が経過しました。
言えることは、少なくとも世界が一変したということだけです。 いろいろな言葉が飛び交い いろいろな思考が交錯しても 結局は瓦礫の山に意味もなく共鳴し、無残に広がった荒野に漂泊しているだけのような気もしています。 未だに覚めない夢の中にいるようで それでも日常は澱みなく過ぎていくわけで 目的と無目的の間を行ったり来たりしながら いたずらに時間を浪費している そんな気にもなったりもします。 それでも生きていかなくてはなりません それが生き残った者の使命なのでしょう。 あの日に散ってしまった魂のために 合掌。 スポンサーサイト
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追悼 1・17
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- 2011/01/17(Mon) -
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不条理音盤委員会 645 Miriam Méndez 「Bach Por Flamenco」
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- 2009/07/01(Wed) -
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特に深い意味はないが、たまに飲みたくなる飲み物にレモン牛乳というものがある。
とはいうものの、これは「関東・栃木レモン」という商品名で宇都宮周辺でしか売っていない飲み物で、特にレモンの味がするというわけではないが、ほんわかとした甘味が妙にクセになるのである。 で、飲みたくなると栃木の友人にメールで催促することになる。 ![]() と、いうわけでスペイン・セビリア出身の作曲家/ピアニストのMiriam Méndezの「Bach Por Flamenco」である。 彼女のスタイルはジャズとクラシックを融合させた独特のスタイルなのであるが、最近力を注いでいるのは郷里のアンダルシアのフラメンコ系の要素を彼女が傾倒しているBachの音楽と融合させたフラメンコ・バロックともいうべきものを生みだしてヨーロッパを中心に高い評価を受けているらしい。 陽気なBuleriaのリズムと軽快なパーカッションに乗ってバロックとスペインという垣根を悠々飛び越えた自由な演奏を聴かせる「Concierto en sol」、不安感を増幅させるようにピアノのスケールが上下する「Introduccion」、男性・ソロの朗々たる歌唱の後でお馴染みのメロディーが出てくる「Preludio no2」、ハバネラ~ルンバ調のリズムを刻むピアノに情熱的なヴォーカルがかぶる「Fuga no2」、ヴァイオリンとギターが哀愁漂う旋律を奏で、祝祭の如くパーカッションが叩かれる「Preludio no1」、ロマンティシズムと野蛮さが同居した緩急の対比も鮮やかな「Preludio no20」、何かに憑依されたかの如く徐々に演奏のテンションが高まっていく「Preludio no14」、気だるいムードで幕を閉じる「Preludio no8」まで、耳に聴き覚えのあるバッハのメロディーとフラメンコが幾重にも交差していき、まるで本能に潜む官能をくすぐるような演奏が展開されていく。それは決してセンチメタリズムでもリリシズムでもなくまさにエモショーナルなものであり、生の根源を揺さぶるような音であるのは間違いないであろう。時代も地域も文化も超越したところで魂が結合して生まれた音なのであろうか。。。。?という印象がある。 試聴音源はこちらから http://www.myspace.com/miriammendezbachflamenco |
不条理音盤委員会 599 Öykü & Berk 「KISMET」
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- 2009/01/16(Fri) -
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![]() トルコ在住のBerk Gürman(g)さんと Öykü Gürman(vo)さんという美男美女であり双子でもあるデュオの1stアルバムです。パコ・デ・ルシアに憧れてギターを習い始めたというBerkさんとトルコの古典的な伝統声楽を学んだÖyküさんが生み出した音楽は伝統的なフラメンコの形式に沿って作られたオリジナル・ナンバーがメインなのですが、やはりチュルク文化というか東西文化の懸け橋たる土地というべきか、その出自を感じさせるようなミクスチュアーな感覚にあふれたフレーズが随所に織り込まれた素晴らしい一枚に仕上がっています。Öykü さんの節回しは陽気なラテン・テイストにとどまらず煌びやかで華麗なアラベスクを思わせるような歌心を感じますし、Berkさんの奏でるギターの音色も時にはウードっぽく、時にはサズっぽく響いてくる瞬間があって、そういった伝統に基づいたアイデンティティをしっかり見据えたうえで、外部に向けた視点を混淆させていく展開に深い味わいを覚えるような気がします。 もっとも片桐としてはポップ・フラメンコやルンバ・フラメンコがどのように展開されてきたかという点についてはあまり詳しくないので、果たしてこのアルバムがフラメンコという観点から見た場合の評価というのは定かではありませんが、とにかく流麗なカッティングを刻み続ける中で前述したように多くの文化のエッセンスを溶け込ませたようなBerkさんのギター、時には明るく、時には陰影や哀愁・憂いのようなものも美しく表現していく二人のヴォーカル、あるいは地中海沿岸のみならず、カリブの香りさえも漂ってくるリズム感やロック・テイストの導入といったように、かなり複雑な要素を取り込みながらのパフォーマンスではないかという印象はあります。新機軸云々とかは言いませんが面白い試みであると思います。 試聴音源は彼らのHPから http://www.oykuberk.com/ |
不条理音盤委員会 555 インドカレー屋のBGM
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- 2008/02/16(Sat) -
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カレー好きの片桐と言います。
先日某店で食べたのが、トマト・玉葱・マトンをピーナッツ・バターと赤唐辛子で煮込んだアフリカ風のカレー、Sauce arachideでした。これがまたインディカ種のパサパサした米によく合うので早速レシピを教えてもらって家でも作ってみることにします。 と、いうわけでお姉ちゃんとのデートの合間(大嘘)に某大型中古店で150円で投売りされていたこのCD。「インドカレー屋で流れるナゾの音楽が気になって企画した」と制作担当者がチームを結成して有名店で流れているBGMを分析したという、いわゆるインド・ポップスのコンピ盤なのですが、いかにもといった感じの曲からシンセをギンギンに使ったテクノ風までまさにインド・ポップのディープな世界を覗き見るにはうってつけのCDであります。思わずシリーズ全て買ってしまいました(笑)。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この企画でわざわざこんなサイトを立ち上げたようです(試聴も出来ます) http://www.jvcmusic.co.jp/currybgm/ |
不条理音盤委員会 514 Steve Reich 「Music for a Large Ensemble」
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- 2007/07/02(Mon) -
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![]() ミニマルな音に魅入られる瞬間があったりする。 バリ島のガムランは勿論好きなのであるが、青銅製のゴングの煌びやかな音を欲する時もあれば、竹製のジュゴクやアンクルンのアンサンブルの方を好む時がある 多分にそのときの気分にもよるが、憂鬱な時に偶然聴こえてくる雨粒が滴り落ちる音は癒しにもなったりする。 そんな音を紡ぐ作曲家の中でもSteve Reichが好きである。 彼の作品の多くが人間による演奏で成立している。無論テープ・ループを使用したものもあるが、大抵は実際の演奏でテープ・ループに近いようなことをやっているのである。ある一つのフレーズを延々と繰り返していく中に、他のフレーズが絡み合い、交錯を経て徐々に複雑なものに変容していくのであるが、そこにはReichが学んできたガムラン音楽やアフリカン・パーカッションの影響を感じ取るのは容易である。音楽的な体系を借用するのみならず、このタイトル曲で使用されているマリンバやザイロフォンの音色や雰囲気もそういったものに通じるような気がする。丁寧に配列されたフレーズが飛散しながら重層化した音を次々と大気に放出するさまは美しいとしか言いようがない。 知的な音の遊びといえば、ここに収録されている「Violin Phase」がそうであろう。一人の奏者が奏でる一定のフレーズに、あらかじめ吹き込んだ違うパターンの演奏が加わっていき、テープから流れる固定化されたフレーズに、自分が弾いているフレーズを微妙に変えていきながら、様々に移り変わるフレーズ・パターーンを堪能できるというわけだ。この手法は「Drumming」や「木片のための音楽」「手拍子のための音楽」といった彼の他の作品でも楽しめる。 静かに蓄積されていくストレスを除去してくれるような音楽なのかもしれない。 一応試聴できます http://www.amazon.co.jp/Steve-Reich-Octet-Ensemble-Violin/dp/B0000261I7 |
追悼 Ian Wallace
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- 2007/02/24(Sat) -
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ゆうけいさんのTop Pageにも記してありますが。。。。
It breaks my heart to tell you all that Ian left us this morning. He slept through the night and was, to my mind, very comfortable. He was still fighting I asked him to let go and fly away...and he did.(2/22付) From http://www.ianrwallace.com/ 謹んでご冥福をお祈りいたします。。。。。 ![]() |
1・17
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- 2007/01/17(Wed) -
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不条理音盤委員会 451 谷間買いでGo!
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- 2006/12/19(Tue) -
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谷間買いの帝王と世間では名高いナゴヤハローさんに対抗すべき急遽招集されたブルガリア美女軍団を一挙大公開(爆)。
![]() お次はSonia Nemska さん。髪の毛が邪魔です(笑)。 ![]() 3人目はTania Boevaさん、ちょっと狙っていますね(笑)。 ![]() 続いてはTatianaさん。モノクロなのが残念です(笑)。 ![]() ロック姉ちゃんのMacaさん。もう反則技です(爆)。 ![]() Magdaさんの2004年のアルバム。ジャケットが邪魔です(笑)。 ![]() Kaliさんの2000年のデビュー盤。この頃は可愛かったです。 ![]() セルビアから応援にかけつけてくれたDjoganiさん ![]() というわけで。。。。 女性陣の皆様、 ただのエロ記事で申し訳ないっす。 |
不条理音盤委員会 450 2006年 片桐的10枚
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- 2006/12/18(Mon) -
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ころんさんからのリクエスト企画第1弾です。
とりあえず順不同ですが、今年一番聴いたのは実は「我が家のレコード棚より」のsmokyeeさんからいただいたRe-Mixアルバム(非売品)だったりするのです(滝汗)。 ![]() Sibylle Baie 「Colur Green」 ![]() Señor Coconut 「Yellow Fever」 ![]() Beth Orton 「Comfort Of Strangers」 ![]() David Gilmour 「On An island」 ![]() Fergie 「The Dutchess」 ![]() Loreena McKennitt 「An Ancient Muse」 ![]() Neko Case 「Fox Confessor Brings the Flood」 ![]() Jelena Rozga 「Oprosti mala」 ![]() Hrispa 「Posa Hrostao」 ![]() |
不条理音盤委員会 Special Edition 音楽バトン Part 2
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- 2006/10/23(Mon) -
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《10.初めに思いつく3ピースのアーティストは?》
やはりYMOですかね~~、世代を反映しているという意味でも。高橋幸宏さん、細野晴臣さん、坂本龍一さんの3人で創りあげた黄色魔術的電子音楽は、自分にとって何か新しい時代の到来だったような気がしました。 ![]() 《11.初めに思いつく4人バンドのアーティストは?》 普通はリバプールのカブトムシ4人組とか女王様とか挙げるのでしょうが。。。。 個人的にはSteve Howe、John Wetton、Geoff Downes、Carl Palmerの4人組の頃のAsiaが結構気にいっていたりします。 ![]() 《12.初めに思いつく5人バンドのアーティストは?》 Blixa Bargeld、N.U.Unruh、Alexander von Borsig、F.M.Einheit、Mark Chungの頃のEINSTUERZENDE NEUBAUTEN!メタル・パーカッションを駆使した破壊と再構成の美学は涙が出るほど繊細な世界だったりします。個人的には「Zeichnungen des Patienten O.T」は一家に一枚級の存在です。 ![]() 《13.好きなサウンドトラックは?》 サウンドトラック自体あまり持っていないのですが、ロザリー・K・フライ原作、ジョン・セイルズ監督の「フィオナの海」のサントラが好きです。アイリッシュ・トラッドのフレーズを織り込んだその音像世界は一聴の価値があると思います。 ![]() 《14.最近一番よく聴いている曲は?》 「GOOD FORTUNE」のオオシマさんのところで紹介されているリトアニアのエレクトロニカ系ミュージシャンIjoさんの「Computer Pop」です。儚さと美しさがさりげなく同居しているような透明な音に心が和んできます。 ![]() 《15.音楽聴くときに使っているプレイヤーは?》最近ある方からマランツの古いタイプのターン・テーブルやアンプ、CDプレイヤーなどを譲っていただいたのですが、当然のことながら使いこなせる技術も知識もなくPeter Gabrielが出てきてしまいます。(ゆうけいさん、突っ込まないように・・願)。 ![]() 《16.好きな名前のアルバムorシングルは?》 シングルカットされていないのかもしれませんが、アフガニスタンのMashalという男性歌手の「Mata Guri Guri」という曲が気に入っています。空耳でもなくアフガンの言葉で「股、グリグリ」という昔懐かしい表現が繰り返されています。 気になった方はここでフル・レンジ試聴してください。 http://www.afghansongs.de/musik/artist.php?id=130 《17.今までで一番気になるアーティストは?》 その時々で気になるアーティストが多く、新譜の発売を心待ちにしていたりするので挙げたらキリがありません。とりあえずはロンドン出身のポップ・ギャルLily Allenの名前を挙げておきます。 ![]() 《18.今までに一番聴いたアルバムは?》 Mauro Paganiの1stソロ・アルバムはとにかく毎日聴いていた時期がありました。 ![]() 《19.一番好きな曲は?》 これまた難しい質問なのですが、とりあえずはD-DAYの「シトロン」を挙げておきます。 ![]() 《20.バトンを廻す音楽好き5人》 ご迷惑でしょうが、やはりこのバトンの内容は興味津々な部分がありますので以下の5名様よろしくお願いします。 設問をコピってお持ち帰りをお願いします。 「Antenna Blog」のパイクマンさん 「mattsmoodの日記」のmattsmoodさん 「Hello Nico World」のhello nicoさん 「KEMPIRE音楽詩集」のgoglemanさん 「GOOD FORTUNE」のオオシマさん 音楽バトン: 1.初めて好きになったアーティストは? 2.初めて買ったCDは? 3.今持っているCDの枚数は? 4.今、一番好きなアーティストは? 5.一番最近、買ったCDは? 6.普段言わないけど実は好きなアーティストは? 7.解散して残念だなぁ~って思うアーティストは? 8.初めに思いつく一人のアーティストは? 9.初めに思いつく二人のアーティストは? 10.初めに思いつく3ピースのアーティストは? 11.初めに思いつく4人バンドのアーティストは? 12.初めに思いつく5人バンドのアーティストは? 13.好きなサウンドトラックは? 14.最近一番よく聴いている曲は? 15.音楽聴くときに使っているプレイヤーは? 16.好きな名前のアルバムorシングルは? 17.今までで一番気になるアーティストは? 18.今までに一番聴いたアルバムは? 19.一番好きな曲は? 20.バトンを廻す音楽好き5人 |
不条理音盤委員会 Special Edition 音楽バトン
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- 2006/10/23(Mon) -
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音楽・映画・美術・文学、それにオーディオ&ラグビーといった幅広い分野の話題を展開されている「ゆうけいの月夜のラプソディ」の管理人ゆうけいさんから音楽バトンなるもののご指名をいただきました。まぁ、普段から言っていることも含めてぼちぼちと回答していこうかと思いますので、皆様ご付き合いの程を。。。。。
《1.初めて好きになったアーティストは?》 皆様のところでも触れているのですが、片桐のスタートは父親が所有していたクラシックやポピュラー音楽のレコードを聴き始めるということなのですが、その中でもマンボの王様Perez Pradoのベスト盤は子供心にも楽しく響きました。おそらく廉価版みたいなものだったと思うのですが、「マンボNo.5」「エル・マンボ」「闘牛士のマンボ」「セレソ・ローサ」「タブー」「南京豆売り」といった馴染みの名曲が全盛期の演奏で収録されていました。 ![]() Prez Pradoと一緒に聴いていたのがハワイアン・ミュージックの巨匠バッキー白片氏さんと彼のバンドがクラシックの名曲をハワイアン風にアレンジしたアルバムでした。これまたベスト盤みたいなものでしたが、「エリーゼのために」「未完成」「ハンガリアン舞曲第5番」「新世界」といった耳に馴染んだ曲をエキゾチックに演奏していて、これまたハマりました。10歳頃の思い出です。 ・・・でも、当時聴いていたアナログ盤の音源は廃盤になってしまって、未だCD化されていないようですね。バッキーさんの純正タッチのハワイアン音楽もいいのですが、このクラシックをアレンジした音源も復刻してもらいたいものです。 ![]() 《2.初めて買ったCDは?》 レコードで初めて買ってもらったのはムソルグスキーの「展覧会の絵」かJ.S.Bachの「ブランデンブルグ協奏曲集」のどっちかかと思うのですが、CDではXTCの「Orange & Lemons」だったかと思います。「Skylarking」まではLPで出ていたのですが、このアルバムはCDのみでリリースということでこの頃からCD主流に購入するようになりましたね。 ![]() 《3.今持っているCDの枚数は?》 正確に数えたことはないのですが(その気もないし・・・・)、1500枚くらい??その他にアナログ盤500枚くらい、DLした音源ファイル3000曲くらいですかね。。。。。 《4.今、一番好きなアーティストは?》 最近フィンランド関連にハマっているので、Lau NauことLaura Naukkarinenさん。先日リリースされたChamellows 「Rat Hearts」もまた素晴らしい出来でした。ま、コロコロと変わるのですが基本的に不思議系女性アーティストには心魅かれてしまいます。 ![]() 《5.一番最近、買ったCDは?》 ナゴヤハローさんのところで紹介されていたギリシアの女性ヴォーカリストΧΡΥΣΠΑさんの「ΠΟΣΑ ΧΡΩΣΤΑΩ」です。このジャケットで買わないというのは隙間音楽探検隊の名に恥じるというわけでして。。。ナゴヤハローさん曰くの「谷間買い」ですがジャケ同様に(?)、作品自体も素晴らしいものでした。 ![]() 《6.普段言わないけど実は好きなアーティストは?》 言っているかもしれませんが、イルカさん。「なごり雪」「いつか冷たい雨が」「雨の物語」「サラダの国から来た娘」「夜明けのグッドバイ」「Follow Me」・・・・みんな歌えます。これまた、言っている可能性大ですが、谷山浩子さん、沢田聖子さんといった女性ニュー・ミュージック系の人も結構好きです。 ![]() 《7.解散して残念だなぁ~って思うアーティストは?》 いろいろとありますが、3Mustahas3の解散というか、自然消滅はちょっと残念でした。元々遊び心で演っていたユニットですが、彼らが試みたエスノの意図的な誤読のようなものが脱・構築世代には心地よいものでした。 ![]() 《8.初めに思いつく一人のアーティストは?》 尊敬もしている人という意味で、故Syd Barrett氏。永遠に輝き続けるダイアモンドの原石ですね。その他にKevin Ayers、Julian Cope、Mike Oldfieldといったところでしょうか。。。。 ![]() 《9.初めに思いつく二人のアーティストは?》 Puffy!ちなみに片桐は大貫さんの方が好きです。どちらが吉村由美さんか大貫亜美さんかとお悩みの方も多いと思いますが、背が小さく、右側に写っているのが大貫さんです。 ![]() |
追悼 Pip Pyle
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- 2006/08/31(Thu) -
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![]() Tranceだの、Ethnoだのに浮かれているうちに。。。。。 thmonkさんの「国民保険カンタベリー出張所」で知ったのですが、Delivery、Chicken Shack、Gong、Hatfield and the North 、National Health、In Cahoots、Hugh Hopper Band、Richard Sinclair/RSVPといったカンタベリー系のバンドでタイトなドラミングを聴かせてくれていたPip Pyle氏が今月28日にパリに於いて亡くなられました。1950年生まれというのですから、享年56歳ですか・・・・。 合掌。 |
Pink Floyd's Syd Barrett Dies at 60
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- 2006/07/12(Wed) -
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トラッド・バトン
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- 2006/07/03(Mon) -
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ナゴヤハローさんのBlog「www.ナゴヤハロー(裏)The小ネタ集」で目にしたトラッド・バトンに挑戦してみます。エスノは好きなのですが、トラッド方面はそんなに詳しいわけでもないので結構いい加減に回答しています。
Q1)トラッドとの出会い Fairport Conventionといったブリティッシュ・フォーク・ロックの流れからとプログレ方面からの二つなのですが、意識して聴くようになったのはAlbion BandやThe Chietains、Bothy Bandといったところでしょうか。。。楽器としてはMike Oldfieldの「Ommadawn」。「Five Miles Out」でのPaddy Moloneyの演奏に感銘をうけてパイプ類の音が好きですね。。。。 Q2)思い入れの深いバンドorアーティスト ★Bothy Band(アイルランド) →→ 爆走するリズム隊! ★June Tabor(イングランド) →→ アルトの声の表現力の豊かさ! ★Mary Black(アイルランド) →→ 美人なので(汗) ★Marta Sebestyen(ハンガリー) →→ 美人なので(汗) ★Alan Stevell(ブルターニュ) →→ プログレ者なので(滝汗) Q3)思い入れの深い作品or曲 どちらかというとお気に入りの作品なのですが(滝汗) ★Bothy Band (アイルランド) →→ 「After Hours」 ★June Tabor(イングランド) →→ 「Angel Tiger」 ★Mary Black(アイルランド) →→ 「No Frontiers」 ★Davy Spillane(アイルランド) →→ 「Atlantic Bridge」 ★Andy Irvine&Davy Spillene →→ 「East Wind」 ★Capercaillie(スコットランド) →→ 「Crosswinds」 ★Dan Ar Braz(ブルターニュ) →→ 「Theme For The Green Land」 ★Catherine Ann MacPhee(スコットランド) →→ 「I See Winter」 ★Kate Price(USA) →→ 「Deep Hearts Core」 ★Marta Sebestyen &The Muzsikas(ハンガリー) →→ 「Morning Star」 ★Maria del Mar Bonet(スペイン) →→ 「Salmaia」 ★Kathryn Tickell & Friends(スコットランド) →→ 「The Northumberland Collection」 Q4)ネットでの情報をきっかけに知り、気に入ったバンドor作品 →→ いろいろとありますが試聴もまたネットですからね~~。挙げればキリがないです。 Q5)最近よく聴くバンドor作品 ★Lizeta Kalimeri(ギリシア) →→ 「Lonely Island」 ★DD Stnthesis(マケドニア) →→ 「Same」 ★Makis Abloanitis(ギリシア) →→ 「Bahar」Makis Abloanitis Q6)最近行ったトラッド系コンサート 最近というかずいぶん前にSi-Folkのライブを見て以来やなぁ。。。こういった方面は……(-。-) ボソッ。 Q7)最も印象深かったトラッド系コンサート →→91年のWomadで来日したMarta Sebestyen一行。東欧の奥深さを感じさせるアンサンブルと透明感あふれる歌声が交錯するライブも素晴らしかったのですが、会場をお子さんを乳母車に乗せて散歩している彼女の姿が印象的でした。 Q8)最初聴いた時は駄目だったが、改めて聴いたら良かったバンドor作品 →→ Kila「Mind The Gap」でした。トラディショナル・チューンとしてもエスノとしても中途半端な印象でしたが、次第に割り切って聴くことができるようになりました。 Q9)トラッドと言ったらどこの国? →→ アイルランドかハンガリー。 Q10)トラッド初心者にまず聴かせたい作品 →→ 趣味的世界開陳の場ですね。 ★Edward 2nd And The Red Hot Polkas(イングランド) →→ 「Two Step To Heaven」 ★3Mustaphas3(イングランド) →→ 「Shopping」 ★Boiled In Lead(USA) →→ 「ORB」 ★Sharon Shannon(アイルランド) →→ 「Out The Gap」 ★Fiona Joyce(アイルランド) →→ 「This Eden」 ★Alan Stevell(ブルターニュ) →→ 「Again」 ★The Iron Horse(スコットランド) →→ 「Five Hands High」 ★Natarie MacMaster(カナダ) →→ 「No Bounderies」 ★Aisha(スペイン) →→「Els Camells No Prenen Café」 ★Makam(ハンガリー) →→ 「Almanach」 ★AMAROK(スペイン) →→「Mujer Luna」 ・・・・とこれも挙げたらキリがないですね……(-。-) ボソッ。 Q11)あなたにとってのトラッド これまたプログレ同様に抜け切れない迷宮ですね。 |
祝・Progressive Café開店2周年!!
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- 2006/06/26(Mon) -
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相変わらずカチアートを追跡中の片桐なのですが、サーキン・オゥン・ワンがいつもお世話になっているfrancofrehleyさんが主宰する「Progressive Café」が開店2周年を迎えたという記事を発見したので、追跡を一端中断して祝辞を述べたいと思います。
ご存知の通り、「Progressive Café」は管理人のfrancofrehleyさんの意向もあって、単なる音楽Blogにとどまらない情報発信及び交流の場として片桐にとって拝読するのを楽しみにしているサイトの一つであります。キメ細かい情報とそこに寄せられるコメントの数々から、自分の知らない世界あるいは多角的なものの見方を教えてもらえる貴重な場でもあります。これからもますますの発展を祈念している次第です。本当におめでとうございます。 ・・・というわけで開店2周年企画のプログレ・バトンに謹んで参加させていただきます。 Q1 プログレとの出会い →→ 意識して聴くようになったのはYesの「Close To Edge」「Tales From Topographic Oceans」やPink Flydの「Dark Side Of The Moon」から。何がきっかけだったかは不明なのですが、突如として中学校入学前後にエスノ、ラテンからいきなりロックを飛び越してプログレに入ったような記憶があります。Jean Michelle Jarre「Oxygen」、Mike Oldfield、Camelといったところをまとめ買いした覚えがあります。 Q2) 思い入れの深いバンド or アーティスト →→ Camel、Mike Oldfield、Pink Floyd、Kraftwerk、Amon Duul Ⅱ。。。挙げればキリがないかも Q3) 思い入れの深い作品 or 曲 →→ Mauro Pagani 「Mauro Pagani」。初めて聴いた時はあまり緻密に構築された素晴らしさに呆然自失としてしまい、何度も繰り返して聴きました。 Q4) Progressive Cafe(またはプログレ系ブログ)のエントリーがきっかけで知り、気に入ったバンド or 作品 →→ 「Progressive Cafe」の一家に一枚で紹介されている「Kiss」の「Alive!」とAC/DCの「For Those To About Rock」。Q7にも通じるような回答ですが、francofrehleyさんの魂のこもった一言を契機に聴いてみたら結構格好よかったです。 →→ 「国民保険カンタベリー出張所」のthmonkさんがエントリーされていたハンガリーのジャズ・ロック・バンドKada。とにかくバルカン風味のクールな音です。 →→ 「オラシオ主宰万国音楽博覧会」のオラシオさんに教えていただいたMilcho Leviev &Dave Hollandの「Up And Down」。言葉を失ってしまうほどのスリリングな一枚です。 Q5) 最近よく聴くバンド or 作品 →→ Camel 「Moonmadness」とPink Floyd「Wish You Were Here」が最近のマイブームです。 Q6) 最近行ったプログレ系コンサート →→ しばらくコンサート自体行っていません。。。。数年前の小川美潮さんのライブ以来かも……(-。-) ボソッ。 Q7) 最初聴いたときは駄目だったが改めて聴いたら良かったバンド or 作品 →→ Genesisの「Nursery Crime」「Foxtrot」、Emerson,Lake &Palmer(滝汗)。どういうわけかあまりにストレートな作品は当初は結構拒否反応を示していたものです。根がひねくれ者なので。。。。 Q8) プログレと言ったらどこの国? →→ 英国。意外に思われそうですが、実はカンタベリー系を筆頭にブリティッシュ勢はお気に入りなのです。 Q9) プログレ初心者にまず聴かせたい作品 →→ Camel 「Mirage」、Amon Duul Ⅱ「Psychedelic Underground」、Area 「Arbeit Macht Frei」。 Q10 あなたにとってのプログレ →→ 抜け切れない永遠の迷宮=快楽の魔境。 |
無題(For You)
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- 2006/01/17(Tue) -
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忘れたいこと。
忘れられないこと。 忘れてはならないこと。 ただ一つの輝きを失っただけで 想いは尽きない。 それだけで それだけなのに 永遠に刻まれてしまった一瞬。 多くの眩さを失った瞬間 貴方は何を見たのだろう? 貴方は何を想ったのだろう? ・・・・・祈れども 幾たびともなく祈れども 笑顔戻らず 哀哭の刻 |
不条理音盤委員会 237 In The Nursery 「Sense」
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- 2005/11/29(Tue) -
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![]() 気が滅入った時にはゴシック系の音を聴くのに限ります。 というわけでIn The Nurseryが1991年に発表した7枚目?のアルバムです。イギリス・シェフィールド出身のKliveとNigel Humberstoneという双子の兄弟が中心のこのユニットは当初はポスト・パンク的なアプローチをしていたのですが、徐々にクラシカルな要素を取り入れたゴシック的な様式美を前面に打ち出すようになり、アコースティックで幻想的なオルタナティヴ/ゴシック・サウンドを展開し続けています。このユニットは国内盤も出ておらずインフォメーション自体も少ないのですが、その架空の映画のサウンドトラック(近年では実際のサントラも手がけているようですが・・・)ともいえる独特の音響世界には熱狂的なファンも多く、日本においてかなり過小評価されているユニットではないかと個人的には思っています。また時期によりメンバーに多少の出入りがあるようで、このアルバムではHumberstone兄弟の他にミリタリー・ドラムのQ、女性ヴォーカルのDolores Marguerite Cがクレジットされています。高らかにドラムが打ち鳴らされ、ストリングとオーボエによる重厚でクラシカルなテーマが勇壮に展開する「Blue Religion」から始まり、Doloresによるフランス語のヴォーカルとエレガンスなメロディーが印象的な「A Rebours」、ティンパニの連打~ピアノとシンセ等による不安げなメロと足音を模したSEから、ついタイトル通りのサスペンス風の映像を連想させてしまう「Boy Behind The Curtain」、ピアノとヴァイオリンによる静かな展開から突如として急激な振幅をもったオーケストレーションへと移行する「Syntonic」、ストリングによる一定のリフがリズム・マシーンと共にミニマル的にコードを上下する「Sense」、脅迫的なドラム類の連打にナレーションとフルート、グロッケンによるミニマルなフレーズがかぶる「Epigraph」、ロマンティックなメロディをもつ「Memoirs」、ミリタリー・ドラムとオーケストレーションが不安感と緊張感を煽りたてるような「Angelchrome」、前述の「Sense」を更にクラシカルかつ重厚にアレンジした「Sense Datum」、CD限定のBonus Track(オリジナルLPは持っていないのですが・・・汗)の「A Rebours」の別バージョンの「Contre-Coeur」まで洗練されたサウンド・デザインによる欧州的な美学が繰り広げられています。イメージ的な音楽でもあるですが、その背景には現在の欧州ではなく、ジャケットから類推されるように古代~ギリシア・ローマを彼らは想定しているのではないかとも勝手に思ったりします。 ・・・ジャンルを設定するとロックでもポップでもないので、とりあえずOthersに……(-。-) ボソッ。 In The NurseyのHPはこちらから(このアルバムを含め殆どの作品の試聴もできます) http://www.inthenursery.com/ |
不条理音盤委員会 192 thmonkさんに感謝(追記有り)
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- 2005/09/21(Wed) -
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片桐が知らないジャンルの音楽を幅広くピック・アップされ、渋く味わい深いレビューが楽しみだったthmonkさんのblog「国民保険カンタベリー出張所」が閉鎖されてしまいました(涙X1000)。未熟者としてこのblogを拝見して購入した音盤は少なからずあります。今回はthmonkさんに教えてもらった音盤を改めてこちらで紹介して、感謝の意を示したいと思っています。
追記:最新の「国民保険カンタベリー出張所」の更新状況及び当欄へのコメントによりますと、Blogを辞めることは止めて、一時休養という形になりました。とりあえずはゆっくり心身を癒していただくことを望まずにはおられません。 ![]() ギリシアの大衆歌謡であるライカを主に歌っているDespina Vandiの「STIN AVLI TOU PARADISOU」です。いかにもといった地中海感覚の音が次々と現れ、そういった方面の音が好きな人には超満足な一枚です。彼女の声にからんでくるブズーキの音とストリング、アコーディオンは妙に官能的な印象があります。以下のサイトで紹介されている彼女のアルバムも同時に購入したのは言うまでもありませんが、そちらの方ではエレクトロニカとの融合やロック寄りのサウンドも聴かれます。 ![]() 現在はアメリカ在住のイラン系の女性ヴォーカリストAzam Aliの「Portals of Grace」です。中世ヨーロッパの伝承曲を独特の発声と深みのあるアンビエントなサウンドで表現したこの作品は、単純にニュー・エイジという枠でくくれない何かを持っているような気がします。それは歌い継がれてきたという歴史の重みと、一部の曲がセファルディにまつわるということから、放浪せざるを得ないという哀しみのようなものが内在されているのではないでしょうか?そういった人々の魂の震えのようなものを彼女が代弁してくれているようにも思えます。彼女がGreg Ellisと行動を共にして発表しているVASの「Feast of Silence」も同様の雰囲気をもった好盤です。 ![]() Don Ellisの「Tears of Joy」です。ポップでありジャズであり、変拍子でありロックでもあるという凄まじい作品に思わずKOされてしまいました。「Bulgarian Bulge」という曲云々の件に惹かれていろいろとサイトを検索した結果、オラシオさんの「オラシオ主催万国音楽博覧会」にたどり着いて、それを契機にオラシオさんの知己を得るようになったという曰くつきのアルバムでもあります。未熟者としてはあまり足を踏み入れなかった世界を垣間見たという点やMilcho Levievの名前すら知らず、ずいぶん恥ずかしいコメントをthmonkさんの所に残したという意味でも思い出深い一枚であります(滝汗)。 ![]() アメリカのチェンバー系ジャズ・ロック・ユニットFar Cornerの1stアルバム「Far Corner」です。どこか哀愁を感じさせるメロディー・ラインは彼らの出自に伴うものではないかと勝手に推測しているわけですが(多分ドイツ~東欧系の移民か2世出身の可能性が高いと思います)、そういった点も背景にあるのでしょうか?コロコロと頻繁にリズム・チェンジを繰り返すそのサウンドは単純な変拍子というよりはどこかArea方面に通じるような部分も感じられて非常に快感に響きます。エレ・ピの音の転がし方やチェロの絡ませ方がまたユニークな印象を受けますし、現代音楽的な側面も感じられて今後が楽しみなユニットです。 http://www.far-corner.com/index.html# ![]() バルカン方面のミュージシャンが結集したその名もBalkan Horse Bandの「Contact Part One」は楽しいアルバムです。各地の音楽の要素を様々にミックスした点はさすがに興味深いのですが、どうも各々が一流ミュージシャン?ということもあって牽制しあっているような気もします。とはいえ、この方面のサンプラーとしても重宝ですし、今まではブルガリアやハンガリーの国内向けプロを短波で聴いていた自分にとってはこれだけクリアな音でこの音を聴くことができるという喜びにあふれる一枚でもあります。最後のナンバー「Kalajdzisko Oro」に思わず踊り出さない人はいないでしょう。 http://www.passiondiscs.co.uk/e_pages/balkan_e/ubp044.htm |
不条理音盤委員会 189 僕もラーメン食べたい
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- 2005/09/18(Sun) -
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キングあおぽんさんのBlogはいつも楽しい記事ばかりなのですが、最近新たに立ち上げた掲示板でも精力的な活動をされているようです(思わず脱帽!!)
そこで見かけたこのコメントに敏感に反応してしまいました。 >やはりラーメンの歌というと「ラーメン食べたい」ですよね! >というか、それ以外ないだろうというか(笑)・・・ ![]() →→「ラーメン食べたい」はご存知矢野顕子さんの歌なのですが、この歌に関するアンサー・ソングが存在します!それは1984年に冬樹社から発売された矢口博康氏のカセット・ブック「観光地楽団」(画像参照)に収録されている「僕もラーメン食べたい」という曲です。歌っているのは矢口さん。チキン・ラーメンのCMソング「すぐ、おいしー、すごく、おいしー」で有名な鈴木さえ子さんとのデュエット曲です。どの辺がアンサー・ソングなのかと言われるのでしょうが、矢野さんは「チャーシューはいらない」と歌っているのですが、さえ子さんは「焼き豚入れてよね」と歌っているところでしょうか(笑)。ちなみにこの後で「ワンタンはいらない」そうです。このカセット・ブック最近CD化されました。 http://bridge-inc.net/egd/esper.html ![]() ラーメン関係の曲と言えば、この曲! 80年代後半のワールド・ミュージック・ブームに便乗して登場した3 Mustaphas 3の「Soba Song」。原曲は美空ひばりさんの「チャルメラそば屋」だそうですが、、このアルバムではSabah Habas MustaphaことCamelのベーシストColin Bassが怪しげな日本語と英語でカバーしています。前にも紹介しましたがこの3 Mustaphas 3というバンドはColin Bassを筆頭に英国の有名アーティストの匿名ユニットで、割と世界各地の音楽を真面目にやっています。来日もしましたのでご存知のことも多いと思います。 試聴音源はこちらから http://www.mp3.com/albums/79938/summary.html |
不条理音盤委員会 141 Senor Coconuts 「El Baile Aleman」
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- 2005/07/08(Fri) -
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![]() セニョール・ココナッツは、アトム・ハートの名で知られるアーティスト、ウーヴェ・シュミットの別プロジェクトです。88年頃からフランクフルトをベースに活動を始め、初期にはミニマル・アシッドやアンビエントに傾倒していましたが、97年ごろから彼の愛するラテン音楽に影響をうけた、エレクトロニック・ラテン・ラウンジ・バンドとでもいうべき"セニョール・ココナッツ"としての活動をスタートさせました。個人的にはアトム・ハート名義の作品はあまり興味が持てないのですが、こちらのユニットはもう最高としか言いようがありません。KRAFTWERKをカバーした作品は数多いのですが、このアルバムは全編ラテンのリズムにアレンジされているのです。聞き慣れた数々のフレーズがシンセ音ではなくビブラフォンやブラス音で奏でられているだけなのですがかなりクールな印象に聴こえてしまうのです。ジャケットにはこのアルバムに寄せられたコメントが記されていますが、そこにはペレス・プラードやティト・プエンテを連想させるとあります。確かに遊び心がいっぱいのアルバムなのですが、結構本格的にラテン系のリズムを十分活かした楽しいアルバムとも言えましょう。 試聴音源はこちらから http://www.mp3.com/albums/435787/summary.html Track listing 1. Introduccion 2. Showroom Dummies (Cha-Cha-Cha) 3. Trans Europe Express (Cumbia) 4. The Robots (Cha-Cha-Cha) 5. Neon Lights (Cha-Cha-Cha) 6. Autobahn (Cumbia Merengue) 7. Homecomputer (Merengue) 8. Tour De France (Merengue) 9. Man-Machine (Baklan) 10. Music Non Stop (Cumbia ![]() SENOR COCONUT名義の最新アルバム「Fiesta Songs」では多くの有名な曲をやはりラテン・アレンジにしています。 以下にジャケットと曲名を記しておきますが、とにかく頭がクラクラするアルバムであるのは言うまでもありません。 試聴音源はこちらから http://www.mp3.com/albums/591923/summary.html Truck-Listing 1. SMOKE ON THE WATER (DEEP PURPLE) 2. NEGRA MI CHACHACHA 3. RIDERS ON THE STORM (THE DOORS) 4. SMOOTH OPERATOR (SADE) 5. EL REY DE LAS GALLETAS 6. OXYGENE PART II (JEAN MICHEL JARRE) 7. BLUE EYES (ELTON JOHN) 8. LAS MARACAS DE MACHIN 9. BEAT IT (MICHAEL JACKSON) 10. ELECTROLATINO 11. SMOOTH OPERATOR -version suove- 12. SMOKE ON THE WATER -smoke underwater remix- 13. ELECTROLATINO -single version- 14. SMOKE ON THE WATER -original hamster remix- 15. HUMO EN EL AGUA (SMOKE ON THE WATER Spanish Version) |
不条理音盤委員会 137 Martin Denny
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- 2005/07/05(Tue) -
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![]() 最近、Martin Dennyのアルバムが紙ジャケットで再発されているのは非常に喜ばしいことです。「Exotica」「Quiet Village」「Afrodesia」といった作品は今までは名前こそ知っていましたが、かなりのレア盤でしたので・・・この「The Very Best of Martin Denny」は再発以前はMartin Dennyの音楽を知る上で、多くのアルバムから抜粋した佳曲とヤン富田氏の丁寧な解説が付されている重宝なアルバムでした(今もですが・・・)。彼の音楽の基本としてはジャズ、アジア系音楽、ラテン音楽をベースに鳥や虫の鳴き声といった自然音を加えた独特の雰囲気をもったものなのですが、その似非オリエンタル風味が一時期のハリウッドを席巻したらしいのです。また彼の手法を逆手に取って初期のYMOが人民服を着て、西洋から見た東洋のイメージの誤解を演じていたというのは周知の事実だと思います。そのYMOがカバーした「Fire Cracker」も収録されていますが、実は「Fire Cracker」のテンポをそのまま遅くしただけの「Sake Rock」という曲の方がYMOのカバーに近いのでは?という印象もあります。名曲「Quiet Village」「Jungle Flower」はもちろんのこと、映画の主題曲でおなじみの「Sayonara」「Over The Rainbow」「Happy Talk」あるいは「Star Dust」「Sukiyaki」といった耳になじみのある曲、それ以外の彼のオリジナル曲やカバー曲全体を支配するいかがわしく怪しげな雰囲気・・・それを煽るようなバード・ホイッスル。ヴァイヴやマリンバ・ピアノが奏でるオリエンタルだったりアフリカンだったりするメロディーと妙な音のパーカッション。音の一つ一つがイメージの世界から抜け出して、架空の世界を形成していく・・・そんな印象のアルバムなのです。 Martin Dennyの音を聴いてみたい方はこちらから(アメリカでのベスト盤) http://www.bestbuy.com/site/olspage.jsp?skuId=3004625&type=product&id=130671 |
そしておかえりなさい、MAO.Kさん。この記事にこんなことを書くのはいけないのかもしれませんが、記事を更新されたこと、とても嬉しく思います。また気がゆうけいあれから1年。。。立春自分の世界が一瞬で変わったあの日から一年経ちました。
高田は開けた風景で開放感があって好きだってよく言われてた地形が仇になり、多くの犠牲者を出してしまったのが無OGYあれから1年。。。Re: 合掌ゆうけいさん、コメントありがとうございます。
公的にも私的にも課題は山積みですね。
まだまだ、やらなきゃならないことが多くて、未だに途方に暮れています。
それMao.Katagiriあれから1年。。。合掌1年が過ぎましたね。阪神淡路大震災と比しても行方不明者の数は遥かに多く、復興へ解決すべき問題は多岐にわたりすぎている、と感じます。それでも前へ進もうとする被災地ゆうけい流行歌曲再生舞踊団 406 SUPER ECCENTRIC THEATER 「Beat The RapRe: タイトルなし>パイクマン姫君
> こんばんは!
> あ~なんとなく覚えてるこれ♪
> 男性ラップの内容が吉幾三みたいなんですけど~
> 女性陣が案外イケてますね。
…さMao.Katagiri流行歌曲再生舞踊団 406 SUPER ECCENTRIC THEATER 「Beat The RapRe: タイトルなし>gogleman師匠
これは…書かれてるとおり隙間ぽいですねえ~そんな盲点的名曲ですね。
> YTの曲説にgrandmaster flashと書いてるんですが(笑)たしかに彼らのマイMao.Katagiri流行歌曲再生舞踊団 406 SUPER ECCENTRIC THEATER 「Beat The Rapこんばんは!
あ~なんとなく覚えてるこれ♪
男性ラップの内容が吉幾三みたいなんですけど~
女性陣が案外イケてますね。
ジャケ写真はまさかバラカン氏の幼少時代!?
パイクマン流行歌曲再生舞踊団 406 SUPER ECCENTRIC THEATER 「Beat The Rapこれは…書かれてるとおり隙間ぽいですねえ~そんな盲点的名曲ですね。
YTの曲説にgrandmaster flashと書いてるんですが(笑)たしかに彼らのマイクリレー的フリースタイルgogleman流行歌曲再生舞踊団 403 Ruby Blue 「Primitive Man」Re: タイトルなし>ゆうけいさん、コメントありがとうございます。
> その節は情報ありがとうございました。今でも高音質SACDのベスト盤時々聞いております。
レベッカ・ピジョンさMao.Katagiri流行歌曲再生舞踊団 403 Ruby Blue 「Primitive Man」その節は情報ありがとうございました。今でも高音質SACDのベスト盤時々聞いております。http://amzn.to/wK0MXKゆうけい