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不条理音盤委員会 Top Page 
- 2010/12/29(Wed) -


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不条理音盤委員会 675 Fiction Factory 「Throw the Warped Wheel Out」
- 2009/10/11(Sun) -
コンビニとかで弁当やカップ麺やおにぎりセットを買った時に訊かれる一言。
「お箸は何膳おつけしますか?」
そりゃぁ、マニュアル通りの対応なんだろうけどさ、一つの弁当分け合って食べるほどラブラブな家庭ではありません(爆)。

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と、いうわけでChic Medley (G)、 Graham McGregor (B)、 Eddie Jordan (Key)、 Mike Ogletree((Dr) 、それにKevin Patterson(Vo)の5人からなるFiction Factoryの1stアルバム。このグループはデビュー・シングルの「Feels Like Heaven」が全英6位、スイスで1位を獲得してしまったことがアダとなってしまい、それ以降急激に失速してしまうのですが、Kevin君のハイトーンのヴォーカルとソフトな音づくりは結構捨てがたいものもあるような気になってきます(懐古趣味&勿体ないお化けのせいだな)
そのロマンティックな歌メロの「(Feels Like) Heaven」から始まり、ファンク風の「Heart and Mind」「Panic」、奇妙な音のシンセをフューチャーした「Hanging Gardens」、AOR的な「All or Nothing」、パーカッションのカチカチという音が耳に残る「Rise And Fall」、ラテン・ロックを思わせるような「Hit the Mark」、エスノ的なギター・フレーズを挿入した「Ghost of Love」、隠し味的な発信音風のパーカッションの音に思わず感動する「First Step」、ギターのカッティングが小気味良い「Warped Wheel」まで、例のヒット曲以外はブリティッシュ・ジャズ・ファンク系の曲が続いています。キーボードのクリアな音や随所に織り込まれたチョッパー・ベースやハンド・クラップ(無論シンドラ)といろいろと小技も織り込まれている割にやはり地味だったんでしょうかね。。。。ちょっと華がないような気がします。曲そのものはよく書けているとは思うのですが手際よくまとめてしまったというか、小粒だという印象もあります。同じ時期に売れまくったKaja Goo GooとかDuran Duranよりは彼等の方が音楽的には高いことをやっているのですが、所詮世の中は短小軽薄が好まれるといった渦に巻き込まれてしまった悲しいグループの一つでした(CBSというメジャーなのにね…涙)。

「Panic」の音だけ



試聴音源はこちらから

http://www.amazon.co.uk/Throw-The-Warped-Wheel-Out/dp/B001HX1BRK/ref=dm_cd_album_lnk


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不条理音盤委員会 674 Fergie 「The Dutchess」
- 2009/10/10(Sat) -
先日、あるテレビ番組であだ名芸人たる異名を誇る有吉が優木まおみさんを、「どこから見てもいいけど、全体としては中途半端」と評して、「62点」というあだ名をつけたことに激怒している片桐と言います。その理由はといえば、優木まおみさんが何となくいいなぁ〜〜と思っているだけなのですが。。。

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と、いうわけでBlack Eyed Peasのエロかわ担当で、3rd Album「Elephunk」から加入したFergieさんのソロアルバムです。キャッチ・コピーは「猿でもイケる、いい女。」というものですが、それに違わずめちゃキューティーな方でして(笑)、本人が歌う着せ替え人形をはっきりと織り込み済みのこの一枚、いろんな女の子を演じてみました〜的な開き直りで一気にアルバム一枚聴かせてくれるハイ・エナジー(死語)な一枚です。
Will.I.Amもゲスト参加した豪華で賑やかな「Fergalicious」、Little Richardの「The Girl Can't Help It」をサンプリングした可愛らしい「Clumsy」、ハスキーな声が甘美な魅力をもった胸キュン系の「All That I Got (The Make Up Song)」、ヘヴィーなトラックに乗せてFergieさんが軽やかに歌う大ヒット曲「London Bridge」、 ファンキーな「Pedestal」、レゲエ・タッチの「Voodoo Doll」、ガーリー・ポップを歌うFergieさんとLudacrisさんのラップが交錯する「Glamorous」、名曲「Get Ready」が挿入された「Here I Come」、メロウで甘えっこ系ヴォーカルに思わずKOされてしまいそうな「Velvet」、アコ・ギとストリングを前面に打ち出した切なさ系の「Big Girls Don't Cry」、Bob Marleyの「No Woman No Cry」を下敷きにしたレゲエ風の曲が後半突如として爆裂してしまう「Mary Jane Shoes」、R&Bっぽく力の入ったヴォーカルを聴かせる「Losing My Ground」、ピアノとストリングの美しいバラード「Finally」まで、見事なまでのエンタメ路線突っ走りはまさに天晴れと言うしかないでしょう。あえてダサさを狙っているようなわざとらしいトラックの作りのWill.I.Amの確信犯的な所業でしょうし、そんな状況をハイ・テンションで楽しみながらFergieさんが演じているといった感じでしょうか?とにかくラップの間の合の手一つでパッと華やかさになるこの一枚、R&Bが苦手な人でもあっという間に引き込まれてしまうめちゃ感動的な一枚です。

やはりここは「Big Girls Don’t Cry」でしょう。



試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/Dutchess-Fergie/dp/B000H4VV52

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不条理音盤委員会 673 Carla Bruni 「Comme Si de Rien N'Etait」
- 2009/10/08(Thu) -
カレー部指令の話。
片桐のところには時々ある人からカレーに関する命令が届いたりするのですが、その張本人はある日味を整えるためのヨーグルトを誤って大量に入れてしまい(というか、滑り落ちたそうで…笑)、あまりの酸っぱさを修正しようと今度は苺ジャムを突っ込んでみたところ、妙にフルーティーな味わいになった微妙な出来栄えになったとのこと。
その人曰く、カレーは不味く作る方が難しいと。。。。名言かもしれませんが。。。。

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と、いうわけで元スーパーモデルのSSWというよりは現フランス大統領夫人という方が有名なCarla Bruniさんの3rdアルバムです。プロモーションのために洞爺湖サミットを欠席したというのがニュースでも流れてしまったこのアルバムはアコースティックで美しいフォーキー風に仕上がっていますが、前作が英語で歌われていて雰囲気がちょっと硬めだったのを考慮してか、デビュー作同様にフランス語で歌われていて、その言葉の響きも相俟ってとても普通ぽいオールドファッション的で上質のポップ・アルバムになっているような気がします。ピアノとストリングで奏でられるワルツ調の「Ma jeunesse」、Michel Houellebecqさんという作家の詩にフォークトロニカっぽい曲をつけた「La possibilité d’une ile」、かき鳴らされるギターと共に呟くように歌う「L’amoureuse」、ブルースのような退廃的な感じが漂う「Tu es ma came」、ハープ?のような音が印象的な優雅な曲「Salut marin」、フルートが活躍する古いフレンチ・ポップ的な「Ta tienne」、どこか切ない感じがしてしまう「Péché d’envie」、Bob Dylanのカバー(らしい)「You belong to me」、シャンソンぽい「Le temps perdu」、彼女のデビューのきっかけを作ってくれたというJulien Clerc作のロマンティックな「Déranger les pierres」、作為的にレトロなムードをまとわせた「Je suis une enfant」、ブルー・グラス風の「L’antilope」、やはりフォーク・ロック風の「Notre grand amour est mort」まで幅広い感覚の音と割とラフ気味ながらも細やかなアレンジの曲が続き、聴いていて結構和むのですが、最後の曲の「Il vecchio e il bambino」だけはちょっと重苦しいインスト曲になっています。この最後の「老人と子供」という曲はFrédérico Gucciさんという方の曲で、故郷の農地が潰されて工場へと変貌していくのを嘆く歌のようです。Carla Bruniさんが最後にどうしてこういう強いメッセージをもった曲を入れたかという理由についてMM2008-10月号では「実は夫とは違うリベラルな顔」と述べられていますが、それはある意味うがち過ぎかもという気もします。
何はともあれ、深夜にゆっくりとワインでも飲みながら聴きたいアルバムです。

「Tu es ma came」の音だけ・・・(さすがにPVは無理なんでしょうね・・・。)



試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2752614

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瑣末的日常電視台 156 妄想タイトル
- 2009/10/07(Wed) -
先日ころんさんのBlogで「妄想タイトル」なるものを目撃してしまったので、片桐も真似っこしたいと思っていたところに、チュルキーなお姉ちゃんの音盤が到着したので、早速挑戦(要はネタをパクったことの言い訳)。
お暇な方はぜひご参加ください。

Kendiさんの「「Aksi Single」
妄想タイトルは「ラジオ・イタコって本当にやっているんだ!」
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Sertab Erener姐とDemir Demirkanさんの「Painted on Water」
妄想タイトルは「悪いけど今月でパートの契約は終了だ」
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Hadiseさんの「Düm Tek Tek」
妄想タイトルは「夕飯のおかず、酢豚にするか八宝菜にするかまだ悩んでいるの」
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Sezenさんの「Öğren de Gel」
妄想タイトルは「ウルトラマンよりセブンの方が好きなんだよね、本当は。。。」
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不条理音盤委員会 672 Debbie Harry 「Rockbird」
- 2009/10/05(Mon) -
ネギには胡椒と唐辛子のどちらかが合うかで悩んでいる片桐と言います。
季節柄&産地の関係で一束買っても100円というお買い得なので、ついつい買い込んではご飯の友としてネギを炒めるのがちょっとしたマイブームなのではありますが、どうしても気分的にスパイシーな日とホットな日があるので、ネギを岩塩で炒めた後にどちらをふりかけるかで、瞬間的にかつ発作的に悩みます。ダウナー気味の日はブラック・ペッパーになることが多いような気がします。

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と、いうわけで70年代後半から80年代にかけてのロック・ポップ・シーンで一時代を築いたというか、現在に至る女性ヴォーカリストのエロかわ路線の先駆者とも言うべきBlondieのヴォーカリストDebbie Harryさんの1986年のアルバム「Rockbird」です。当時の彼女はバンドではその妖艶なルックスも含めて挑発的なパフォーマンスを演じていたのですが、ソロになるとその路線を維持しながらも微妙にコンテンポラリーを意識した方向にシフトすることが多く、このアルバムでもJ.Giles BandのSeth Justmanのプロデュースの下でスピード感とポップ・センスを十分感じられるバラエティに富んだ内容になっています。
60年代フレンチ・ポップのような「I Want You」、ムーディーなサックスをフューチャーした大らかな歌メロの「French Kissin In The USA」、跳ねるようなシャッフル・ビートの「Buckle Up」、テクノ・ポップ風の「In Love With Love」、蓮っ葉な歌い方(得意技ですね)のベタな歌謡曲「You Got Me In Trouble」、酔っぱらったKate Bushのような「Free To Fall」、このアルバムでは一番Blondieっぽい「Rockbird」、Ultravox的なシンセ主体のダンス・ナンバー「Secret Life」、ナイル・ロジャースとの共作のファンクっぽい「Beyond The Limit」まで、要所をしっかりと締めたシャキシャキ系サウンドを従えて、いつもの如くのハキハキ風ヴォーカルで歌っているという印象があります。様々なタイプの曲が並んでいるのでちょっと散漫な感もありますが、Blondieでのぶっきらぼうさがない分気軽に楽しめる女性ヴォーカル・アルバムになっていると思います。

「In Love With Love」の音(PVではないようです)



試聴音源はこちらから
http://www.amazon.com/Rockbird-Debbie-Harry/dp/B000000OYG

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不条理音盤委員会 671 Enigma 「Seven Lives Many Faces」
- 2009/10/03(Sat) -
最近、イタロ・ディスコにハマっている片桐と言います。
と、いうのもRico Ricoさんがどこかで大量に当時の12”を仕入れてきたので、それを聴いているからです。
ユーロ・ビート勃興直前に一世を風靡したイタロものですが、当時はあまり興味がなかったのですが、今あらためて聴くと結構面白いものがあります。

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と、いうわけでMichel Cretu氏のワンマン・プロジェクトとなったEnigmaの7枚目のアルバムです。
意味深なタイトルとジャケからいろいろなものを読み取れるような気がしますが、基本的には従来のエスノ音源をサンプリング/コラージュしたエレクトロニクス的な音がメインです。ただ、今作は全体的にモノクローム的なもの、言い換えれば、どこか諦観のようなものを含んでいるような気がします。
キリスト教的な終末感を含んだ言葉がSusanne Flugさんによって唱えられていく「Encounters」、クラシカルなストリングとラップを交えたヒップ・ホップが合体した「Seven Lives」、大仰なドラムやオーケストラ・ヒットの合間をくぐってSusanneさんがセクシュアルに呻く「Touchness」、Michel Cretuの子供であるSebastianとNikitaが歌う哀愁に満ちた「The Same Parents」、珍しく唸るギターをところどころにフューチャーした「Fata Morgana」、叙情的なシンセ・シンフォニー「Hell's Heaven」、Margarita Roigさんがカタルーニャ語で歌う牧歌的な歌メロとバックのR&B的なリズム・トラックの組み合わせがいかにもEnigmaらしい「La Puerta Del Cielo」、Andru Donaldsのエモショーナルなヴォーカルが耳に残る「Distorted Love」、愛している、最後の時まで、というおそらく元妻のSandraさんに向けたと思われるシンプルでストレートな言葉が幾度となく繰り返される「Je T'aime Till My Dying Day」、 アジア風のアンビエント曲「Déjà vu」、再びMargarita Roigさんによる日常的な歌詞を歌う背後で、コラールが響き渡る「Between Generations」、祈りを想起するようなゴスペル風のヴォーカルを前面に打ち出した「The Language Of Sound」まで、内的世界を極端に具象化したような音像が次々と展開されていきます。
あくまでも誤読に限りなく近いのですが、今回彼は今までEngimaで行ってきたことを一度解体した後で、再度抽出したエッセンスを組み直すことで、人々の記憶の底にあるものを呼び起こそうとしているのではないかと思えます。そして忘れ去られていた本当に原初的な感情を発露することによって、様々なことを再スタートするきっかけにしてもらいたいという願いが込められているような気がします。無論、それはMichael Cretu自身が離婚したことによる新たな出発をも意味しているのでしょうが、裏読みを重ねれば、このアルバムはSandraさんに向けたラブレターのようなものなのかもしれません。

試聴音源はこちらから
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2764766

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流行歌曲再生舞踊団 235 Akyra feat. Maria Rubia  「Here Comes the Rain Again」
- 2009/10/02(Fri) -
懐かしい曲のカバーでも。。。。
Akyraというユニット名は未熟者なので知らないのですが、ロリ声のヴォーカリストMaria RubiaさんはFragmaの「Everytime You Need Me」でも歌っていたイギリスのモデル兼タレントさんです。
エレクトロ〜テック・トランス風味にアレンジされていますが、Mariaさんの舌足らずの歌い方もあって、原曲の何気ない重苦しさとは無縁の爽やかな感じに仕上がっているような気が。。。。




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流行歌曲再生舞踊団 234 Cherona 「Rigga-Ding-Dong-Song」
- 2009/10/01(Thu) -
以前紹介したPassion Fruitsの「Rigga-Ding-Dong-Song」を今年になってドイツのポップ・グループCheronaがカバー。Super RTLというテレビ局出身のVicky Chassioti、David Petters、Milla Chernysheva、Enrico Yakubu Badeという4人のアイドル系ユニットのようで、オリジナルよりもかなりカリブ色が濃い、懐かしのズークを連想する音作りになっていますが、このPVを見るかぎりではあまりに健康的な感じがして、Passion Fruitsの持っていた猥雑なエロさが感じられないのがちょっと残念です。
で、どういう理由かこのPVにジャケットが映しだされているアナログ盤の3枚がOMDであることが異常に気になりますww。




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流行歌曲再生舞踊団 232 Hall & Oates  「Maneater」
- 2009/09/30(Wed) -
彼等にとって13枚目のアルバム「H2O」の冒頭にも収録されたこの曲は1982年末に4週連続全米No.1を記録しました。
メロディー・ラインもキャッチーなのですが、やはりこの曲のキモは特徴的なベースラインでしょう。
NWの要素をまぶしたブルー・アイド・ソウルの名曲と言っても過言ではありません。




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